2019年04月03日

デリー/ロンドンデリーの街①

雨が上がった水曜日のロンドン。今日も午後2時~午後7時までの間は俄雨が降る可能性が高く、その間は雲が切れて太陽が出る時間もあるようです。その他は曇り。昨日のように強い雨が降る時には、霰が降る可能性もあるそうです。昨日は夕方帰宅中に霰に降られて驚きました。その直前まで晴れていたのに。日が沈む直前にも晴れてるのに霰が降って変な天候でした。現在の気温は2℃で最高気温も8℃と、昨日と同様寒い1日になりそうです。温かくしてお出かけください。
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週末に4人が刺された事件があった直ぐ近くで、また1件人が刺される事件が起こり、ロンドン北部の町を震撼させています。犯人は背の高い黒人の男でフードを被っているという事しか分かっておらず、勿論逮捕されていません。被害者がいずれも一人で歩いているところを襲われているので、なるべく単独行動を避けた方が良いと言われていますが、そんなこと言われたって用事で移動する時はどうしたって1人ですよね。背後から襲われているので、周りに気を配って歩いたり、なるべく人通りの少ない道は避けたりと工夫するしかありません。私も最近はバス通りを歩くようにしたりと気を付けています。

今日も用事があるので、早速本題です。
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さて、今回は北アイルランド第2の都市であるデリー/ロンドンデリー(Derry/Londonderry)の街並みです。長くなりそうなので、2回に分けてお届けします。
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なお、この街の呼び名には論争がありデリーとロンドンデリーという2つの呼称があります。其々の名前が特定の思想に支持されているため、使用には注意が必要。私はどちらの意見にも与していませんので、いつも併記している訳で、殆どの出版物や案内も併記の形を取っています。
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しかし鉄道で切符を購入する際などは、正式名称(というと語弊があるかもしれませんが)であるロンドンデリーを使わないと通じません。そして現地の人達はほぼデリーという名を使用しています。それは思想的にナショナリストだからとかユニオニストだからとか言うよりも、「昔から使われてた名前で、ロンドンデリーという呼称はそもそもイギリス王が勝手に決めた名前だから」というような理由からみたいでした。
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デリーという名前はアルスターの発音で「ディラー」という、アイルランド語のdoireが語源で、意味は「オークの木立」とのこと。古代キリスト教以前の宗教の聖地がこの辺りに存在したことが推察されるそうです。
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因みにロンドンデリーという呼称は、アントリム、ドニゴール、コールレーンおよびタイロン郡の一部から新たな郡を作るためとプランテーションを作る為に17世紀につけられました。1613年新たな呼称が導入され、ロンドンから都市建設の資金を得たとのこと。
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2011年6月25日にEUからの援助約1400万ポンドにより完成した、エブリントンと城壁のある旧市街地側を結ぶピースブリッジ(Peace Bridge)は観光名所の1つ。

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城壁から徒歩10分弱、ギルドホールから直ぐの場所です。

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美しい橋ですし…

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フォイル川の景色も楽しめます。

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橋はエブリトン(主にユニオニスト/ロイヤリスト側)と旧市街(ボグサイドがあるので主にナショナリスト側)を繋ぐ象徴的な意味合いを多分に持っており、波のようなデザインも両岸から手を伸ばし握手している様子をイメージして造られています。

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エブリントン側へ渡ると、デリー包囲戦以来英国軍の基地だった場所を公園やギャラリーなどの市民の憩いの場にする開発工事が行われています。

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現在完成しているのは、ギャラリーとマイクロブリューワリーのみ。

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ガイドさんは「先ず最初にビアホールをオープンする。私達は優先順位と言うものが分かってます」と冗談を言ってました。この冗談、ベルファストでも耳にしました。呑兵衛文化を揶揄するのは定番ジョークなんでしょうね。

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柱が立てられていて、何かのアートっぽかったのですが…。

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東側はユニオニストの地域。縁石もユニオンジャック色に塗られていますし…

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壁画が並ぶ通りがあります。

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posted by london-twosome at 14:32| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする