最近雨が少ないので、今年も水不足の心配が広がっていたようなので、昨晩から今朝にかけて雨が降り続けたのを歓迎する向きもあるようです。確かに雨が降らなかったら困ってしまいますものね。昨日不動産屋さんから連絡があり、雨漏りは上階のベランダ部分の問題の可能性が高いので、これから上階の住人/大家さんとの交渉になるとのこと。その為問題が解決するまでに時間が掛かると予想されるので、バスタオルを置いたままにしておくことになりました。現在4枚のバスタオルで毎日洗濯して回しているのですが、1~2枚雨漏り対策に取られると足りなくなってしまうので、今日は急遽タオルの買い足しに行くことにしました。まだ調子が悪いんだけどなぁ…と思いつつも、仕方ないですね。
夫が珍しく日本人の同僚の方々と食事をしたのですが、定住するアパートが見つからず短期アパートに2か月以上住んでいるとか、洗濯機が3回壊れたとか、皆さん住む所の故障等で悩まされていたそうです。イギリスでは頻繁に住居や家電の不具合で、大家さんや不動産屋さんと対応に追われるのは普通なんですねぇ。
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さて、今回はリトルヴェニスの直ぐ近くにある閑静な住宅街にひっそりと佇む種苗店(Nurseries)に併設されたカフェ『THE QUINCE TREE CAFE LONDON』です。

住む場所を探していた際にアメリカ人駐在員の間で人気が高そうだったメーダ・ベール(Maida Vale)の町は、パディントン駅の西、リージェンツ・パークにほど近い場所にあります。リトルヴェニスがあり、周りは閑静な住宅街。あまりお店も多くなく、並木が並ぶ静かな町です。

リッチモンドにあるピーターズハム・ナーサリーのカフェがリラックスできて気に入っているのですが、如何せん遠いし高価。もう少し近くに緑あふれるカフェは無いものか?とナーサリー(ガーデニング用品や種、苗木を売るガーデンショップ)に併設されているカフェを検索したところこのカフェを発見しました。

このカフェも人気が高く、お店の開店前から人が並ぶ人気ぶり。近所の人達が新聞片手に訪れているかと思えば、観光客が大きなスーツケースを引きつつ来店したり。ベビーカーを引いた大グループが居たりと、客層は広く、カジュアルな雰囲気です。

メインの食事処は温室の中ですが、入口の一応温室っぽく覆われた部分にもテーブルが幾つも並べてあるので、それなりの数のお客さんははけそうでした。その為大きなグループでない限りは、殆ど待たずに入店できているように見受けられました。

カフェのメニューは、緑に囲まれているからと言って特にオーガニックとかビーガンとかに拘っている訳でもないようで、至ってシンプルな今風のブランチメニューでした。ポーチドエッグとかパンケーキとか。勿論、ロンドンのカフェですからベジタリアンとかビーガンとかの選択肢も用意されていましたが、普通にお肉や卵を使ったメニューが多い印象でした。

スムージー、ラテ、ポーチドエッグ&パンケーキを頼みましたが、普通に美味しかったです。サービスもきびきびしていますし、割と放っておいてくれるので、のんびりと食事を楽しんだり、友達とおしゃべりするのに良い場所な気がします。

以上の食事&ドリンク+サービス料で£34.54でした。時間の余裕がある好天の休日に、植物や散歩を楽しみがてら訪れるのに良いカフェです。

尚、ショップには雑貨やカード、ロンドンのお土産なんかも売られていて、観光のついでにお土産を買ったり、ギフトを探したりするのにもぴったり。クリフトン・ナーサリーのオリジナルマグカップやティータオルなんかも売られていますので、ガーデンや植物好きの方は是非チェックをお忘れなく。

子供たちが大喜びしていたカフェの外に並べられているトピアリー。

安い物でも£75。高い物だと£250してましたが…。

庭好き&アロットメントを持っている人も多いイギリス人。皆さん真剣に苗を選んでました。

買わずとも、植物に囲まれているだけで気分転換になるのが不思議です。

THE QUINCE TREE CAFE LONDON
5A Clifton Villas London, W9 2PH
営業時間やメニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。