最近はボランティアの度に枯れ葉の掃除と春に向けての球根を植えることに追われています。くまで(RAKE)で枯れ葉をかき集める作業はあまりやった記憶がないので、全く新しい経験のように感じます。ひたすら枯れ葉を集める作業は、頭が空っぽになって気持ちが落ち着く時間でとても楽しめます。カサカサという音も良いですし、雨に降られたり風に吹かれたりしながら汗を流すと、もう冬がやってくるなーと季節を肌で感じられますし。日本で働いていた時は食事でくらいしか季節を感じなかったなーとまたまた反省しました。
一緒に作業しているボランティアさん達も「楽しいね」「心が落ち着くね」「季節を感じられるね」とニコニコ。枯れ葉を集め終わった山にニッコニコで飛び込んだり(皆さん大人です)、頭から枯れ葉を滝のように掛けて写真撮影をして皆で笑ったり。子供の頃から秋には枯葉集めをした経験がある人が多くて、自然と触れ合って育った人が多いんだなーと感心して見てました。季節とともに生活できるのは幸せでありがたいことです。1日が終わるとくったくたですが。
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さて、今回は2019年11月第2週の王立植物園『キューガーデン』(Kew Gardens)の風景をお届けします。
秋の紅葉のお勧めをボランティア仲間に聞いたら返ってきた回答が『キューガーデン』。勿論、雑誌や新聞でカントリーサイドに出かけて紅葉狩りするプランが紹介されていましたが、車を持っていないと難しいコースも多く。
週末旅行するとやっぱり疲れてしまうこともあり、結局近場で紅葉を…と思っていたのでキューガーデンならピッタリ。今回は樹木園(Arboretum)を中心に2時間弱散歩しました。
美しい紅葉が楽しめましたので、皆様にもお裾分けです。写真にはよく写りませんが。
クリスマスのライトアップ『Christmas at Kew』の準備が着々と進んでいました。
池に掛かる緩やかな曲線を描いた橋『Sackler Crossing』。
池の中の浮島の紅葉が見事でした。
パームハウスから続く街道のような並木道は常緑樹なのか青々としたままでした。
正午前の樹木園は人が少なく、森林浴ができます。
落ち葉にも様々な色や形があって綺麗。

木道を歩きつつ、樹木の説明を読む。ついでに木の葉や木の実を観察。
山奥みたいな静けさの中…
黄色やオレンジの紅葉を満喫。
道端には大きなキノコ。
テムズ川に面したビューポイントは開けて気持ちいい空間です。
芳香に釣られて近寄るとViburnum tinus(Laurustinus)でした。
紅葉に包まれたベンチもありました。ピクニックには寒くなりすぎましたが、温かいドリンク片手に少し休憩するには良さそうです。
巨大なサルノコシカケのように見えるキノコを発見と思ったら、ちゃんと説明が添えられていました。
赤い紅葉はあまり見かけませんでした。