2020年01月26日

フラムのニューイングリッシュ『Boma WBR』

午後から雨が降り始める予報の日曜日のロンドン。雨が降るせいか今朝は然程寒くなく有り難いです。最高気温は11℃。10℃を超えると大分楽ですよね。太陽も顔を出す時間があるようですので、ロンドンらしい天候なのでしょう。

コロナウイルスのニュースが引き続きトップニュースになっています。既にフランスでも患者が確認されているので、イギリスに入ってくるのも時間の問題のような気がして怖いです。まだ風邪も治っていなくて、ティッシュを凄い勢いで消費している状態なので、余計に感染し易そうで嫌です。状況が落ち着いて安全が確認されるまでは、なるべく人混みは避けたいと思います。

今日は旧正月のお祭り&パレードが中華街で開催されます。上記の理由から我々は足を運びませんが、無事にお祝いが終わりますように。
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さて、今回はフラムにある進化系パブ『Boma WBR』です。
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美味しいビールが飲める今風のパブで居心地がよく好きだった『Boma Green』が閉店してしまい、とても悲しい今日この頃。近所の何でも無いけれど居心地が良くて好きだったカフェも閉まりましたし、何故好きなお店に限って潰れるんだろう…と夫と嘆き節です。
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でも『Boma Green』には、あと2店舗の別ロケーションがあります。今回ご紹介するのはワンズワース・ブリッジ通りにある『Boma WBR』です。
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ワンズワース・ブリッジ通りには、美味しいベーカリーやストリートタイ料理レストラン、イタリアンカフェなんかがあって、外食や買い物をするのに便利な一角。近くに緑も多く、テムズ川も遠くないので、散歩がてら寛ぎに訪れるのに便利なロケーションです。
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『Boma ワンズワース・ブリッジ』店も、『Boma グリーン』と同じくリラックス感に溢れていて居心地抜群。今風のバーで伝統的なイギリス料理の他にもパブフードの定番であるタイ料理、それに加えてブランチっぽいメニューや韓国風のアレンジがされた料理などが揃っていて、ニューアメリカンならぬニューイングリッシュとも言うべき品揃えです。
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店員さんは、お店の雰囲気にあってリラックス感溢れる接客。フレンドリーですし、必要な時はササッと対応してくれて気持ち良いですが、適度に放っておいてくれます。

週末にのんびりしたい時に、ブランチがてらプラプラ訪れて、買い物を済ませて散歩して帰る。そんな時にぴったりな雰囲気と立地が気に入っている今風のパブです。

Boma WBR
116 WANDSWORTH BRIDGE ROAD
メニューや営業時間等の詳細はお店のHPにてご確認ください。
posted by london-twosome at 16:21| Comment(0) | 外食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月25日

オリンピアのイタリアンパブ『The Bird In Hand』

天気が下り坂になりそうな土曜日のロンドン。本日の予報は曇り。でも午後から徐々に降水確率が上がってくるので、昨日と同じように霧雨が降ったりはしそうです。最高気温は10℃。明日は雨になりそうなので、やるべきことはさっさと済ませておいた方が良いかもしれません。

1月25日は『バーンズ・ナイト』(Burns Night)というスコットランドの伝統的なお祭りの日。スコットランドが生んだ詩人ロバート・バーンズが生まれた日に、彼の功績、ひいては彼を生んだスコットランドの国土や文化を祝うお祭りなのだそう。
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ロンドンでもパブでバグパイプの演奏が行われたり、スコットランドの伝統料理が振る舞われたり、ウィスキーを飲んだりとお祝いが行われるそう。昨日通りかかった精肉店の前にも『ハギス(haggis:羊の内蔵や各種肉、穀物やスパイスを混ぜ合わせて作ったソーセージみたいな料理)あります!』と看板が出ていました。
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さて、今回はオリンピア近くにあるイタリアンパブ『The Bird In Hand』です。
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このパブは評判が良いので食事に訪れたいと思いつつも、週末のランチタイムしか予約ができなかったり、どの駅からもちょっと距離があったりで二の足を踏み、なかなか訪れる機会が作れずにいました。しかし週末にオーバーグラウンドを使って散歩に出掛け、オリンピア駅(Kensington (Olympia))を利用する機会があり。

まだ暖かい時期で喉も乾いていましたし、丁度良い機会なので行きたかったパブに足を運ぼうということになり、ランチとディナーの間の中途半端な時間でしたが一杯引っ掛けました。中途半端な時間だったが故に常は混んでいるらしい店内も空いていましたが、代わりに食事は注文できませんでした。
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が、元々ビールが飲めれば良かったので2人ともギネスのパイントを注文。夫はつまみのサーディントーストを頼みました。
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食事メニューは注文できない時間だったにも関わらず、店内には誕生日パーティーを開いている集団がいて。大人はビール、お子さんはジュースを飲みながら、他店舗から持ち込んだピザでワイワイしていました(勿論、お店の方の了承を得たのでしょう)。
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お店の外観はパブそのもので、花で覆われた如何にもという風情ですし、外のベンチではお馴染みのタバコを吸うグループで賑わう光景が見られましたが。内装はどちらかと言うとイタリアンぽい雰囲気でした。バーカウンターはありましたけれど。
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夫が頼んだトーストも美味しかったそうですし、店員さんは効率的で感じの良い接客でしたし、トイレも清潔でしたし。少し値は張る印象でしたが、是非きちんと食事に訪れたいと思った(ガストロ?)パブでした。
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The Bird In Hand
88 Masbro Road Brook Green London W14 0LR
営業時間、メニュー、週末のランチタイムの予約等の詳細はお店のHPにてご確認ください。
posted by london-twosome at 16:20| Comment(0) | 外食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月24日

ミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』

今日も曇天になるらしい金曜日のロンドン。午前中は10%以下ですが降水確率があるので、霧雨が降るかもしれません。最高気温は9℃。昨日と大体同じような気候になりそうです。

ロンドンで起こるナイフによる事件の数が過去最悪の水準になったそうです。フリーペーパーの『Evening Standard』が独自の取材によって、中学校や高校から退学処分になってしまい学校に通えないためにギャングや不法薬物の取引等に手を染めて、結果としてナイフによる事件を起こす若者が多いことが、このナイフによる事件の蔓延を招いている原因の1つであると結論づけていました。それによると、退学処分にせずに生徒が学校に籍を置いたまま更生できるようなシステムを採用したグラスゴーで若者における犯罪率が格段に下がったのだそう。1週間に亘り特集を組んでいたのですが、とても説得力がある取材でした。教育に力を入れる事が多くの問題の解決の鍵を握っているように思えてなりません。

既にコロナウイルスがイギリスにも入り込んでいると信じられているそうです。暫くの間、なるべく人混みを避ける等の自衛に努めたいと思います。公共交通機関を利用しないわけにもいきませんが。
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さて、今回はミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』の感想です。
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『Once』はニューヨークに住んでいた時にも丁度ブロードウェイで上演されていて、とっても観たかったんです。それというのも、大好きな歌手Kokiaさんがアイルランドでアルバム制作されていた時にこのミュージカルをダブリンで観劇して、ご自身のブログでお勧めされていたから。

でもその時はニューヨークの物価や自分の収入が無い事に慣れていなくて、何もかもが凄く高価に感じて尻込みしてしまい。そうこうしている間に『ONCE』の公演が終わると知ったものの、体調を崩したりなんだりして見損なってしまったのでした。
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その時凄く後悔して、次に『ONCE』を観る機会に恵まれたら、絶対に直ぐ観に行こうと心に決めてから、早10年近く。やっとこの度イースト・クロイドンにある『Ashcroft Playhouse』で観劇してきました。

遠方の友達が多いので、いくらSNSと距離を置いていると言っても全部やらないわけにもいかず、Facebookだけは投稿したり友達の投稿をチェックしたりしているのですが。そのFacebookが「£15の安価なチケットがありますよ〜」と宣伝を載せてきて、そこでリストされていたショーの1つが『ONCE』だったのです。
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その時には既に年末に観る別のミュージカルのチケットを購入済みだったので、『ONCE』は1月に入ってから観てきました。ご存知の通り、ミュージカル『ワンス』はアカデミー賞のオリジナルソング賞やグラミー賞の最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞、トニー賞のベストミュージカル等、数々の受賞歴を持っています。

2006年にアイルランドのインディーズ映画として低予算で制作された『ワンス』は、街角で出会った男女が音楽を通して心を通わせる小さなラブストーリー。派手な所もドラマチックな展開も、魔法のようなロマンチックさも無い、ある意味地味なお話です。
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でも、それだけに。丁寧に紡がれるセッションや、普段着でそこら辺にいそうな人達がふと集まって自然と奏でる音楽や、ふとした時に寂しさややるせなさに負けそうになる心の機微や、どうにもならない運命のような物に雁字搦めにされているように見える登場人物たちが、それでも一歩を踏み出して人からみたらつまらない人生を精一杯生きる様なんかが、非常に心を打つ佳作でした。

舞台装置もシンプルで、物語の舞台自体も全然動かないのに、中弛みすること無く観れるのは、音楽や舞台構成が秀逸なことに加えて、キャストの実力も大きいです。皆さん実際に演奏しつつ、歌いつつ、踊りつつ、演じていて、素晴らしい!の一言でした。
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ラブストーリーとして考えるとハッピーエンドとは言えないようなエンディングであるにも関わらず、悲しい終わりでもない。心がポカポカするようなビタースイートな終わり方で、過去も未来も、家族も友人も、故郷も生活も夢もある大人の男女が出会って紡ぐ恋としては現実味があるので、感情移入もし易かったです。
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劇場を出た後も物語の世界から抜け出せず、頭の中を歌がぐるぐるとして、家に着くまで無口になってしまいました。音楽が好きな方には堪らない魅力を湛えた作品だと思いますので、機会がありましたら是非。
posted by london-twosome at 00:46| Comment(0) | 映画・劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする