2019年03月18日

コーズウェー海岸ハイキング①

曇天の月曜日のロンドン。本日の予報は曇り時々晴れ。午後1時以降に降水確率が10%を超えるので、雨が降るかもしれません。最高気温は11℃。昨日はあんなに晴れていたのに、俄かに雹や雨が降って驚きました。やっぱりロンドンは天候が変わりやすいですよね。今日は昨日よりは穏やかな気候になると良いですね。

昨日また結構な風が吹いている中雨が降り始めたので、また雨漏りするのではと冷や冷やしていました。木曜日に雨漏りした際に不動産屋さんが呼んでくれた、物件を管理する会社のハンディさんがいらしたのですが、「何もしなくても大丈夫だよ。今日は偶々荒れ模様だったから、これからはこんなこと起こらないから。」とか仰り。んなわけあるか!とばかりに「そんなこと、わからないですよね?また荒れ模様になったら雨漏りする可能性が十分ありますし、今回と違って真夜中誰も対処できない時に降る可能性だってあるんですよ?今回は20分で雨が止んだからこれ位で済んでますけど、もっと降り続く可能性だってあるし。絶対補修すべきです。」と主張。結局彼が「不動産屋さんと話してみます」と言いつつ帰ったのですが、本当に直してくれるか不安だったのですが。不動産屋さんも補修を強力プッシュしてくださったようで、金曜日に再度ハンディさんが訪れ、補修個所を点検されました。実際いつ補修されるかは不明ですが、少なくとも意思はあるのには一安心しました。ロンドンのことだから、すんなり修理がされるとも思えませんが…。ビバ、日本人担当者のいる不動産屋さん。頼りっぱなしです。

結局昨日も眩暈が治らず、夫は一人で外出。本日も大人しく家で家事をする予定です。旅行は大好きなのですが私の体は移動が大嫌いみたいで、旅行の後はいつも体調を崩してしまいます。早く元気に外で過ごしたいものです。
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さて、今回は北アイルランドの世界遺産に認定されている美しい海岸線『コーズウェー海岸』(Causeway Coast)をツアーでハイキングした際の景色をお届けします。
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北アイルランドの旅行を計画した時の主な興味は北アイルランド問題にあった訳ですが、流石に連日紛争の歴史ばかりを学ぶのも気が滅入りすぎる。1日くらいは美しい自然でも見ながら息抜きしたい…と調べると、ベルファストの街から1時間ちょっと車で走った海岸線が世界遺産に登録されている美しい景観を誇ると知り、訪れることに。
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どうせ行くなら綺麗な景色を見ながらハイキングできないのか?と調べたことろ、バスツアーにハイキングが組み込まれた『Away A'wee' walk』という会社の『Giant’s Causeway Cliff Path Walk and Coach Tour – full day from Belfast』というプランを発見。参加しました。
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大型バスに乗り込んだツアー客の内、ハイキングしたのは我々2人のみ。コーズウェー海岸に着いたらビジターセンターで降ろされ。待ち受けていたハイキングのガイドさんに自己紹介をし、トイレを使い、雨具を上下身に着けて準備をしたら、再度バスに乗り込み。
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ハイキング道が始まるダンセヴリック城(Dunseverick Castle)に5分もしない内に到着して、いざハイキングのスタートです。バスがベルファストの街を出たのは午前9時15分でしたが、歩き始めた時点では午前10時半頃。
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そこからジャイアンツ・コーズウェーと呼ばれる六角柱の奇石が露出して不思議な景観を生み出す海岸まで約8Kmの道程を3時間掛けて歩きました。道は断崖絶壁の上を通る牧草地の中の細い遊歩道です。
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尚、ガイドさんによると、「殆どの人はビジターセンター近くにある奇石が剥き出しになった海岸であるジャイアンツ・コーズウェーしか訪れないけれど、世界遺産に登録されているのは『ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸』。君たちみたいにコーズウェー海岸も見て初めて世界遺産を見たって言えるんだよ!」とのこと。
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世界遺産に興味が無い私達ですが、絶景続きの気持ちの良いハイキングで、ガイドさんに様々なことを教えてもらえたので歩いて大正解。
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3時間半歩き通しで少しアップダウンもあるので健脚であることは前提となるものの、時間と体力が許す方には是非お勧めしたいハイキングコースでした。
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歩き始めは3月の冷たい小雨が降る、絶好のハイキング日和とは言い難い天気でした。外洋に面した崖の上は風も強かった。
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でも上はヨガウェアの長袖2枚+薄いダウンジャケット+フリースの上に雨合羽。下はヒートテック+ハイキングパンツ+雨具という格好で十分。頭にはニット帽で足元はハイキングシューズだったので快適でした。
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そんな天候でも6Kmしか離れていないというラスリン島(Rathlin)は見えました。対岸のスコットランドからも25Kmしか離れていないそうで、昔々はバイキングに襲われた事でも有名だとか。現在は夏のレジャーに訪れる島のようで、人口はとても少ないそうです。ワカメの養殖が盛んな島とのこと。

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ジャイアンツ・コーズウェーのように剥き出しになっていないので解りにくいですが、ここら辺の海岸線も全部柱状節理。

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小説『嵐が丘』を彷彿とさせる荒野のような景色ですが(尤も嵐が丘はブリテンが舞台ですが)、そこかしこに黄色の花が。ガイドさんは「正式名称は知らないけど、地元では 'whin' bush(ハリエニシダ)って呼んでるよ。母親がこの黄色の花からワインを作ってくれるから、この花を集めるのが子供の仕事で楽しみながら摘んだんだよ」と教えてくれました。野生の花のワイン!どんな味なんでしょうね?私達より明らかに若いガイドさんがそんな生活をしていたことに驚きました。絵本の中のお話みたいです。

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ガイドさんはこの地域の出身で、現在も住み続けているそう。姪っ子さんはゲール語を学校で習っていると仰ってました。

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崖と放牧地帯の間を縫うような細い道を進みます。羊と馬が放牧されているようで、定期的に動物が逃げないように造られた石垣を階段を数歩登っては降りして超える必要があります。

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昔は漁業が盛んな地域だったそうですが、現在は鮭や貝を獲る漁やワカメの養殖が細々と続けられているのみとのこと。ここは昔鮭漁の拠点だった小屋。釣った鮭をこの崖の登って運んだと思うと怖いです。

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崖の表面が柱状になっているのが少しわかります。

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雨が上がって空が明るくなってきたので、うっすらスコットランドが見え始めました。

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崖の上の草原で草を食む羊の群れ。

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家畜が逃げないよう作られた石垣。

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遠い昔に溶岩が海中から噴き出してできた柱状節理。マグマの黒さが見えてきました。

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こんな広大な草原のすぐ隣が崖。ガイドさんは「自分をマウンテンゴート(シロイワヤギ)と勘違いするのか、とても勇気があるっていうか馬鹿っていうかな羊が何頭かいて、崖を降りるんだよね。子供の頃は崖の道が閉鎖されていなかったから海岸まで降りてたんだけど、足を踏み外した羊の成れの果てを見掛けたもんだよ」と。

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次回に続きます。

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posted by london-twosome at 05:29| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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