2019年04月25日

イギリスで初めてのイースター

雲が垂れ込める木曜日のロンドン。本日の予報は曇ったり、雨が降ったり、太陽が出たりと目まぐるしく天候が変わるという如何にもイギリスらしいもの。1日中降水確率があるのでいつ降ってもおかしくなさそうですが、午後3時までが特に降りやすそうです。最高気温は14℃でひんやりとした日のようです。昨日はなんだか久しぶりに感じる雨が降りましたが、今日から暫くはあまり太陽が顔を出さないイギリスらしい天候になるみたいです。

最近アメリカでもイギリスでも予防接種を拒否する親が増えていることが大変大きな問題になっています。なんでも科学的に根拠が薄い誤った認識がソーシャルメディアを中心に広がり、予防接種は子供の健康に害であると信じる親が急激に増えているのだとか。イギリスでもはしかの予防接種を受けていないお子さんが50万人いるそうで、いつ大流行が起きてもおかしくないとのこと。ニューヨークでははしかの大流行が起きて予防接種を受けていない人が公共施設を使用することを禁止する条例が出されたというニュースが流れていましたし。ヨーロッパでも予防接種を受けた事が無い人が増えているそうですので、ゴールデンウイークに海外を旅行される方はお気を付けください。
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さて、今回はイギリスで初めて過ごしたイースターの徒然です。
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以前も少しブログにイースターの徒然を書きましたが、まとめて備忘録にしておこうと思います。先ずはスーパーに並ぶイースター限定お菓子。
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アメリカでは、何と言っても黄色とピンクのひよこ&ウサギ形のマシュマロのお菓子『ピープス』(PEEPS)の印象が個人的には強かったです。あまりの見た目の恐ろしさに食べたことがないのですが、スーパーやドラッグストア等、イースターの時期にはどのお店にも並んでいましたし、ピープスの巨大ぬいぐるみも頻繁に目にしました。
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イースターボンネットと呼ばれる花等で派手にデコレーションされた帽子にもピープスをあしらっていた人も多かった気がします。他にはジェリービーンズやイースターエッグ型ピーナッツバターチョコレート、後はウサギや卵、ひよこを模ったチョコレートが売られていたという記憶が残っています。
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一方イギリスは上品なお菓子が多かった印象。先ずアメリカよりもイギリスの方がイースターの為に特別に売られているお菓子やケーキ類が多い気がしました。
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スーパーが各自プライベートブランドのケーキや焼き菓子を出している影響かもしれませんが、マジパンで綺麗にレコレーションされたケーキがずらりと並び、花などのデコレーションが施されたカップケーキも種類が豊富。皆で集まってデザートを食べる習慣があるようで、近所のスーパーではアイスクリーム売り場が完売して棚がすっからかんになってました。
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面白いところでは、M&Sがクリスマスに販売していた青虫型チョコレートケーキを少しハートや四つ葉のクローバーなんかでデコレーションして春らしいお菓子にリメイクして売っていたこと。あまりの可愛さに思わず買ってしまいました。
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チョコレートもティーポット型に上品なドレスアップしたウサギが印刷されていたり、お洒落なダイアモンドカットされたイースターエッグだったり。ちょっとお洒落で大人向けの商品がスーパーに並んでいた気がします。
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ホットクロス・バン(Hot cross bun)と呼ばれるドライフルーツが入ったフルーツロールのような菓子パンもイギリスでは一般的。ニューヨークにもあることはあったのだとは思うのですが、あまり一般的ではなかったと認識しています。少なくとも私がその存在を知ったのは、ニューヨークに住み始めて7年が経った頃でした。
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しかしイギリスではイースターの前1か月間程、ずっとスーパーで色んな種類が並べられて事あるごとにセールしており。またブレグジットで党を離反した議員が翌日ホットクロスバンと牛乳を朝ご飯に買っている姿を紙面にすっぱ抜かれていたりと、とっても目につきました。
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その為、好奇心も手伝って一人で済ませるランチに購入してはもそもそ食べていたのですが、日本のフルーツロールみたいな特別感のないパンだな…という印象しかありませんでした。しかし夫が同じフロアで働き、何くれと無く気にかけてくださるイギリスの会社の社員の方が「最近はホットクロスバンも高級化したり、色んな味のバリエーションが出てきてるけど、安くてベーシックなのが一番!それを半分に切ってオーブンで温めるかトーストして、バターを塗って食べるのがお勧めだよ!」と勧められたとのこと。
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折角なのでアドバイスに従って、テスコで一番ベーシックなホットクロスバンを購入。半分にスライスしてオーブンで焼いたり、トーストしたりして、バターを塗ってイースターの朝に食べてみました。
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個人的にはトーストした物にバターを塗った形が一番おいしく感じました。とは言っても未知とか感動の味ではないわけですが、そのままもそもそ食べていたのに比べると確かに数段美味しく感じました。これなら悪くないかも。
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ここ2週間は寝込んでいるのでほぼ誰にも会えていませんが…少し前にボランティア仲間と雑談していた折にイースターにはどんな食事をするのが定番なのか尋ねてみました。彼女は「私は無宗教だから特に何もしないんだけど…」と前置きしつつも「基本は家族大勢で集まって食事をするわけだから簡単に作れるものって言うのが大事よね。だから多くの人はオーブンに放り込めば良いお肉のメイン、チキンとかラムとかを用意すると思うわ。それに春らしい野菜のロースト。そしてホットクロスバンを添えるっていう感じじゃないかしら?」とのことでした。
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お花を飾る人も多いようで、駅前には花屋さんが登場したり、花屋の前には華やかなブーケが並べられたりしていました。勿論、ベーカリーもデザートやパンを張り切って並べていました。
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イギリスでは、イースター(復活祭)の日曜日の前の金曜日はグッドフライデーとして正式にお休みにする会社が殆ど(アメリカでは州ごとに違っており、ニューヨーク州は州としての正式なお休みとは規定していなかったのだと思います)。そして次の日の月曜日もバンクホリデーと規定されているため、殆どの人が4連休。
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その為イースターのホリデー感がいや増していて、一部地下鉄が運転を休止していたり、鉄道も一部区間で運休していたりと全てに亘ってお休みモード。今年は偶々夫の出張が重なっていたので旅行の計画を立てませんでしたが、イギリス国内の鉄道の旅は計画しない方が無難だとつくづく思い知りました。BBCでも「可能であれば木曜日に出発して火曜日に帰ってくるように」とアドバイスしていたほど。
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イースター当日は、スーパーは軒並み閉店しており、休んでいるお店多数。レストランやパブはチェーン店を中心に営業していましたが、それも駅中とか駅近く、または行楽地の近くが多かったように思います。食べるのに困るほどではありませんでしたが、町がとても静かでした。ほぼ通常通り全てが営業していたニューヨークとは比べ物にならないほど、町全体がお休みモードでした。
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教会でミサに参列する人も多いようで、グッドフライデーやイースターにはドレスアップしている方々を頻繁に見掛けました。教会の外に巨大な十字架を持ち出して、何か儀式を執り行っているのも目にしました。
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ジムで偶に言葉を交わすカトリックの女性は、「グッドフライデーはミサに、土曜日は夜にコーラスのパフォーマンスに、今日(イースター)は朝からミサに参加するの。皆で集まってとっても楽しいわ」とニコニコされてました。バンクホリデーはのんびりと過ごすと仰っていました。確かに一週間前からミサに準備にとお忙しそうでしたから、休憩が必要でしょう。
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そんな風に、初めてのイースターはアメリカに住んでいた頃よりも随分と特別なホリデー感を感じながら過ごしました。全然違うんですねぇ。
posted by london-twosome at 03:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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