2019年04月28日

ヒーバー城の庭

曇りの日曜日のロンドン。本日の予報は曇り。午前10時までは高い降水確率ですが、以降は10%以下。夕方には太陽が顔を出す可能性もありそうです。昨日は凄い風でしたねー。ドライクリーニングを取りに行こうと思っていたのですが、取りやめたくらいの風でした。今日は最高気温は14℃と昨日よりは高そうですし、風も吹いてはいるものの昨日よりは弱いですし、出掛けるのに不便はなさそうです。

サンディエゴのシナゴーグで銃の乱射事件が発生。1人が死亡、3人が怪我したそうで、ヘイトクライムが多い気がしてしまいます。人の理解の範疇を超えたスピードで変化が起きてしまって、上手く馴染めない人が増えているのでしょうか。私は意識的に時代遅れになっています。あまりに大量の情報が流れ込む生活は精神衛生上馴染めそうもないですし、1人の時間も必要なので気楽に使えるコミュニケーションツールも夫以外とは使わないようにしています。

7歳に肥満だった子供の方が、11歳までに鬱の症状で苦しむ確率が高いという研究結果が発表されて話題になっています。その因果関係はまだ解明されていないそうです。肥満の子供たちの方がいじめや批判、からかいにさらされる確率が高いからか、それとも元々精神病に苦しむ人の方が摂食障害を伴う確率が多いせいかはこれから突き止めるとのこと。何はともあれ肥満をからかったり、いけないことのようにあれこれ言ったりするのは絶対に止めた方が良いことは確かです。日本のTVでは未だにデブとか言って人をからかって笑いをとっているのを見掛けますが、凄く時代遅れな気がしてしまいます。LGBTQもそうですし。アメリカでもファット・フォビアという言葉が使われて、体形で人を差別する傾向を無くそうと戦っている人が増えていると思います。日本もそろそろ対応を初めてもいいのではないでしょうか。
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さて、今回はロンドンの南東にあるケント州ヒーバーにあるお城『Hever Castle & Gardens』の庭についてです。
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前回は現在開催されているチューリップフェスティバルのツアーで紹介された庭を中心にお伝えしましたが、今回はそれ以外の庭です。ヒーバー城は広い敷地を誇っており、庭だけでもかなりの広さがあります。
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今回は午前10時半~午後3時近くまでほぼ飲まず食わずで、お城の中は見れないガーデンオンリーチケットで庭や敷地を歩き回っていただけなのに、それでも全てを見ることはできませんでした。広い!そしてイベントやウエディング/コンベンション会場および高級B&Bとしても営業しているお陰か、結構隈なく手入れが行き届いている印象でした。
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広い敷地も見所満載だったのですが長くなり過ぎるので、今回は前回紹介しきれなかったり、ツアーのコースには含まれていなかった庭のお裾分けです。
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イタリアンガーデンは見所満載。

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ローマの通に見立てた小さくセクション分けされた庭は、其々が違う時代を表しているそうですが、ローマ帝国の歴史を知らないので全然ぴんと来ません。

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これはショウジョウモミジ(Acer palmatum 'Shojo-shidare')でしょうか?庭木としても人気なようで彼方此方の個人のお宅の庭でも見掛けます。

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ここでもガーデナーさんが忙しそうに働いてらっしゃいましたが、にこやかに挨拶してくださいました。

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他のビジターさん達は「綺麗ですねー」とか「何人くらいでメインテナンスされてるんですか?」とか声を掛けていて、育て方のコツを聞いている人も。それら全てに丁寧に答えられてました。

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アメリカでも思いましたが、イギリスでもガーデナーさん達には高いコミュニケーション能力も求められる時代です。

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強く印象に残ったのがこのセクション。私は何故かツボサンゴ属のヒューケラ(Heuchera)は凄く地味な植物で下草として使うと思い込んでいたので、このカラフルなヒューケラがメインのディスプレイに驚き。あんまり綺麗だったので写真をアメリカのボランティア仲間に送ったら、彼女たちも「Amazing!」と。

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イタリアンガーデンの藤も少し咲いていましたが、お城の藤の方がもう少し咲いていたように思います。

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蔓薔薇が少し咲き始めたかな?という位。やっぱり6月までお預けでしょうか。

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ローズガーデン側の通路は『パーゴラの小道』と名付けられ、支柱ごとに違う植物が植えられているので長い季節に亘って楽しめるようにデザインされているように感じます。

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ローズガーデンにはキングサリ。蕾が綻んでいました。

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入口のチューリップは今年の暖かさで結構な数が既に枯れてしまっていたので、チューリップ祭りの中心はイタリアンガーデンだったと思います。お城の中は見ていませんが。

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イギリスのお庭は壁に囲まれていることが多いので、窓から覗く視点が生まれるのも好きなところ。窓とかドアってなんか良いですよね~。

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ローズガーデンのお隣はカフェテリアになっています。が、午後2時45分頃訪れたら既にケーキ&ドリンクしか販売していませんでした(今調べたら『GUTHRIE PAVILION RESTAURANT』は正午~午後3時まで営業でラストオーダーは午後2時半。『GUTHRIE PAVILION CAFE』は閉園30分前まで営業)。入り口の所にあるカフェは午後3時近くでも温かい食事が摂れましたので、そちらの方がメインの食事処なのかも?(『MOAT RESTAURANT』のホットフードのラストオーダーは午後3時。滑り込みだったんですね。ただ3時以降もサンドイッチは買えるので、3時以降に甘くない食事をしたい場合はこちらへ)。ここにはガーデンショップ、ミュージアムと公衆トイレもありました。トイレは割と清潔で使いやすかったです。

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ローズガーデン側の入口にある滝。

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この入口を入って…

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右側の壁は16世紀のイタリアとフランスで人気だったgrotto(洞窟)スタイルの庭になっています。裏にあるブルーコーナーから姉妹の広場に出る岩山のようなセクションの木が後ろから見えるのも絶妙。

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シダ植物とかあまりガーデンの中心として使われないような植物も効果的に配されていて、その美しさにはっとします。

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ローズガーデンの城側の隣にあるのは…

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『ブルーコーナー』(BLUE CORNER)。いつの季節に訪れても青色が楽しめるようになっているそうで、現在はパンジーとへーべの青。

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ここにも赤い葉。

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Two Sister’s Lawnへ向かって岩山を登ると、イタリアンガーデンが見えるような、見えないような。

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Two Sister’s Lawn(アン・ブーリンとメアリー・ブーリン姉妹の芝生の庭でしょうか)の花壇はオーナメンタル・グラスが中心?

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現在夏に向けて育てている感じでした。

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葉っぱが水を弾くとキラキラ光って目を奪われます。

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この芝生からお城に出る所に、シャクナゲ/ツツジ/サツキ(Rhododendron)が咲く谷のような小道があります(ここに植えられているのはシャクナゲかも)。上には殆ど散っていますが桜。

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キューガーデンでも『シャクナゲの谷』と呼ばれて両側に背よりもはるかに高い木が迫る、ちょっと狭くて暗い感じの小道になっていますし…こういう感じがイギリスでは主流なのでしょうか?

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因みにこの小道をお城側から見ても、鮮やかなピンクが良いアクセントになっています。

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林の中はブルーベルの花で青い海のようでしたが、姉妹の芝生の庭にも少し咲いていました。写真だとよく分かりませんが、実際目で見ると深い青が綺麗でイギリス人がこの花をこよなく愛するのが解る気がします。

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芝生の庭の片隅にある池。この黄色の花はカラーでしょうか?

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イタリアンガーデンに沿って広がる『FAITH'S GARDEN』。昔は木が植えられたセクションだったそうですが、1987年のハリケーンで多くの木が倒れた後、多年草中心の現在の庭に造り替えられたとのこと。

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スプリング・カットバックを終えたばかりでこれからという感じですね。ハイラインを思い出した庭でした。

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ここの感じはフラムパレスのウォールド・ガーデンを思い起こさせます。

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夏が楽しみなガーデンです。

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この小道からちょっとイタリアンガーデンが見えるのも、面白い造り。

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『Diana’s Walk』。チューダーガーデンからウォーター迷路に向かう小道。派手さは無いものの素敵な空間です。因みに『ダイアナ・ウォーク』という小道のダイアナとは故ダイアナ妃だとばかり思いこんでいたのですが、昔イタリアンガーデンにあったダイアナという名前の彫像に由るのだそう(1980年代に売られた!ため現在は無い)。

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次回は庭以外の敷地のご紹介です。
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posted by london-twosome at 04:05| Comment(0) | ガーデン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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