2019年09月24日

ライでの宿『Mermaid Inn』

朝から強い雨が降っていた火曜日のロンドン。今は小康状態で、遠くには少しだけ青空が顔を出しています。今日の予報は午後6時までこんな状態が続くとのこと。これからまた一雨来そうです。今週はずっと雨が少しは降る予報で、曇の予報は土曜日のみ。でも強い雨は今日だけみたいですよね?いつものしとしと降る雨ならば、活動はできるので許容範囲です。

本来であれば火曜日は朝から夕方まで1日用事で出かける日なのですが。今日は雨漏りの工事が入ると連絡が入っていたので、用事を明日にリスケジュールしてもらい、朝から掃除に勤しんでいました。でも強い雨が災いして、今日は工事が入らないかも…という連絡が。上階のオーナーのスケジュールだってあるので、なんとか今日中に工事してほしいと願いつつブログを書き始めました。これからどうなることやら。

使い始めて1年もしていないのに、また掃除機も不調です。以前は代替バテリーを送付してもらって直りましたが、今回はどうだろうとヒヤヒヤしています。今日1日在宅せねばならず、後はアイロン掛けを残すのみなので、掃除機のメーカーのHPで不調の原因を探ったり、解決策を見つけたりしなければ。まったくロンドンに来てから家電やフラットが次から次へと壊れて、対応に追われてばかりいる気がします。ついてないったらありません。
*****************
さて、今回はイギリス南東部にあるチューダー様式の家並みが残る町ライで宿泊した宿『Mermaid Inn』の感想です。
IMG_8821.JPG
本当は他に泊まりたい宿があったのですが、小さなその宿は3ヶ月前とかでないと週末は予約が取れず。そうこう言っている内に、グレート・ディクスターの季節が終わりに近づき我儘も言っていられず。

この際何処でも良いから、ヘイスティングスかライで泊まれる所…と探したのですが。安い宿は全て予約で埋まっており、ヘイスティングスは全く宿が無い状態。少し離れた町であれば宿はあったものの、安くもなく交通が不便そう。
IMG_8745.JPG
そんな中で何故かライと言えばというような観光名所でもある『マーメイド・イン』だけが一部屋残っていました。少し高価でしたが、ライ・ヘイスティングス一体は何処も立派な値段がするので、地域の平均からすると高いと言うほどでも無かったので、象徴的な宿に泊まれるなんてラッキーというような心持ちで予約しました。
IMG_8744.JPG
マーメイド・インは1420年に再建されたというとても古い建物。歴史自体は1156年まで遡るとのこと。この宿が何故ライの観光名所なのかというと、建物が古いだけでなく、1階奥にあるバーが主要な取引場所だったから。

なんの取引かと言えば、1730年-40年を中心に町の中心産業(!)だった密輸。13世紀にエドワード1世が関税を導入してから密輸(主に羊毛)は活発だったようですが、18世紀に主要産業と言われる程に成長。
IMG_8742.JPG
密輸業者と買い付け人が商談を繰り広げたのが、このマーメイド・インのバーだったそうです。夫が同じフロアのイギリス人にライ旅行の事を話すと「マーメイド・インは絶対行くべきだ!」と熱烈に勧められたとのこと(帰宅して宿泊することを知った訳です)。

マーメイドインがあるのは、ライのガイドブックや紹介サイトで必ず使われると言っても過言でない有名な通り『マーメイド・ストリート』。丸い石が敷き詰められた石畳の細い道の両側にチューダー様式の家並みの、雰囲気満点の通りです。
IMG_8841.JPG
鉄道の駅から徒歩10分弱。ショップが並ぶメインストリートの直ぐ裏ですし、ライ・ミュージアム、イプラタワー、聖メアリー教会、ラムハウスも近く、観光に便利な立地です(とは言え、何度も書きますがライの町自体がとても小さいので大抵何処でも徒歩圏内です)。

我々が滞在したのはファミリータイプの部屋(しか残っていなかったので、選択の余地なし)。セミダブルサイズのベッドとシングルベッドがあり、広さは十分。マーメイド・ストリートに面した部屋で、3階にありました。
IMG_8845.JPG
インは何処も彼処も雰囲気満点。入り口脇にあるレセプションも白壁に黒木。部屋に案内されると、2階から3階への階段は細くて荷物なしでも怖いくらい。

床板は歩くたびにギシギシいいますし、エアコンなんてものは皆無。バスルームの電気も紐を引っ張るタイプです。
IMG_8847.JPG
防音設備も勿論ありませんから、階下のお子さんの声が筒抜け。夕方から夜に掛けてはウェディングの大騒ぎが丸聞こえで、深夜0時まで音楽と人々の笑い声が聞こえてました。

歴史が感じられる、如何にもイギリスらしさを味わえる、とっても素敵な宿で我々は滞在を楽しみましたが。①細くて急な階段を登り降りする自信が無い方、②音に敏感な方、③暑さや寒さに弱い方、④利便性と設備重視の方、にはお薦めしません。
IMG_8846.JPG
宿代には朝食も含まれていました。朝食は1階にあるこれまた雰囲気抜群のダイニングルームで、メニューの中から選べます。

ビュッフェもあって、フルーツジュースやフレッシュフルーツ、シリアルやヨーグルト等、基本的な食事も揃っていました。
IMG_8843.JPG
私は紅茶を、夫はコーヒーを先ずは頂き。それからメニューの中から折角なので2人ともイングリッシュ・ブレックファーストを選択。

結局のんびりお喋りを楽しみながら1時間半も朝食を食べ、雰囲気を満喫しました。次にライを訪れたら、マーメイド・インのバーで一杯引っ掛けたいものです。
IMG_8741.JPG
サービスも(多少横柄なのですが)申し分なく、手書き風のライの地図も大いに役に立ちました。最近チューダー辺りの歴史に嵌っている私は、アン・ブーリンの肖像画を見てテンションが上がったりもしてました。

歴史好きで、雰囲気重視の方は滞在すると楽しめる宿だと思います。

Mermaid Inn
Mermaid Street, Rye, East Sussex TN31 7EY
マーメイド・インのHPはこちら
posted by london-twosome at 21:26| Comment(0) | UK旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください