2019年10月30日

ブレグジットを巡る攻防

薄曇りの水曜日のロンドン。本日の予報は曇り。昨日と同じく午前11時〜午後5時の間は小雨がぱらつく可能性がありそうです。昨日は雨が降ったり止んだり。午後1時ころ10分だけ太陽が出て、陽光が凄く有難く感じました。今年は雨が多く、強風が吹いたので、紅葉があっという間に散ってしまった場所も多いようです。美しい風景を楽しめる内に楽しんでおきます。

土曜日のラグビーワールドカップの決勝戦でイギリスチームが戦う事になってから、ロンドンは湧いています。昨朝のBBCニュースでは、急遽日本へ応援に行くことにした人々の様子を流していました。チケットは持っていないけれど、現地で手に入れるチャンスに掛けて取り敢えず飛行機とホテルの手配をした人が殆どみたいで、その情熱に圧倒されました。中には日本なんて旅行先として考えたことも無さそうな方も居て、千円札を何枚か置いたテーブルに集まって、日本地図を見ながら熱心にロジスティクスを話し合っているさまは、日本人として心が温かくなるようでした。皆さんが試合を楽しんで、ついでに日本で良い時間を過ごして、日本にも好意的な印象を持ってくださるといいですよね〜。皆様、温かく迎えてくださいね。BBCのレポートの締めが「リポートしたのは〇〇、NOT from Nihon」って言ったのもオシャレでした。

試合当日はボランティアのトレーニングなのですが、「人が集まらない」とトレーニングを計画した女性が嘆いていました。それに対して「それならラグビーの試合を見終わったら参加するよ」なんて声を掛けている人も居て、ラグビー優先なのが可笑しかったです。土曜日の午前中は皆さん自宅やパブ、パブリックビューイングの会場で画面に釘付けになりそうです。
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さて、今回はついに総選挙に雪崩込んだブレグジットを巡る日常の風景についての徒然です。
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1年前にロンドンに暮らし始めてから、ニュースで取り上げられない日が無いほど人々の興味を独占しているように見えるブレグジット。あーでもないこーでもないと微に入り細に入り報道されるので人々はうんざりしており、とうとう4チャンネルでは『ブレグジット・フリーゾーン』を設けたというのが先週ニュースになっていました。
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ボランティアのランチ時にも「ブレグジットの話してるの〜」とか言いながら、控室に逃げ帰ってくる人が居たりして、もううーんざりという雰囲気がありありだったのですが。それでもやっぱり議論が持ち上がっていたりしました。
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でもこと今週に至っては、皆さんブレグジットの事を隠語扱い。Fu*ckとかSh*tとか悪態をつく汚い言葉は『Fワード』とか言われるのですが、とうとう「Bワードを口にするなよ」とか言っていて、ブレグジットが汚い言葉と同じ扱いになってました。もう議論を始めるきっかけを作ってくれるな、ということですね。
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「正気の沙汰とは思えない!」とか「イギリスがこんな体たらくになるなんて!」とか、ロンドンなのでブレグジット自体が起こるべきでは無いと考える人が多いからか、現首相をまるで気狂いのように話す人までいます。地方では「12月に総選挙なんて信じられない!ハロウィンにブレグジットをするべきで、総選挙を今更何故するんだ?!」と怒りの声がニュースで流れていました。
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そんな中、先週から電灯に『Home is where your heart is. We'd love you to stay.』とか『Proud member of EU』とか書かれたフラッグが出現。このフラッグに気付いたのは、わざわざ自転車を停めて写真を撮っている女性がいたからでした。
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最初は一つの道で見ただけだったのに、週末になったらバスが通るような太い道にはずらりとフラッグが並びました。静かな攻防が繰り広げられています。
posted by london-twosome at 15:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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