2020年02月20日

リッチモンドのナショナルトラスト管轄のお屋敷『Ham House and Garden』

霧雨の木曜日のロンドン。本日の予報は曇り時々雨。でも夕方一時太陽が顔を覗かせるようです。ただ午後6時〜7時の間みぞれが降るかもしれませんので、運転をする方はご注意ください。最高気温は11℃。日中は寒さが和らぐようですが、夕方からぐっと気温が下がりそうなので調節ができる装いが良いかもしれません。

ドイツで無差別射撃事件が起こり、少なくとも9名がお亡くなりになった事件が大きく報じられています。まだ犯人も動機も不明なようですが、どうやら犯人は死亡しており、極右思考の持ち主だったのではないかと噂されているようです。イギリスがビザの要件を厳しくする事も物議を醸しており、思考がより閉鎖的に差別的に傾くようで怖くも感じます。まぁ、怯えていても始まらないので、できるだけ行動的に、礼儀正しく、人々の言動をなるべく善意で受け取って、明るい気持ちで過ごすよう努力します。
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さて、今回はロンドンの西の郊外リッチモンドにあるナショナルトラスト管轄のお屋敷と庭『Ham House and Garden』を訪ねた感想です。
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ナショナルトラストはイギリスに残る歴史ある建造物や環境を保護することを目的として活動するチャリティー団体。毎年年末に寄付をする団体を夫と2人で話し合って決定するのですが、去年末は環境破壊が一番気がかりであることからナショナルトラストの会員になりました。
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会員証と説明の冊子が送られてきたので読むと、会員証を各サイトでスキャンしてもらう度に新たな支援に繋がるので積極的に多くの場所を訪れるよう推奨されていました。どういう仕組みか分かりませんが、そういえばボランティアをしている組織でも定期的にビジター数を計算している理由を「入場者数に応じて寄付(自治体からか宝くじのファンドからかは不明)が貰えるから」と説明していた記憶があります。
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2020年の目標の1つはハイキングに積極的に出掛けることでもあるので、精力的にナショナルトラストが管理する場所を訪れようと思っており。地下鉄ディストリクト線の終点リッチモンド駅から徒歩30分と気軽に訪れることができる『ハムハウス&ガーデン』に足を運びました。リッチモンドは、ロンドン中心地から地下鉄で約30〜40分といった距離です。
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ハムハウスの庭およびカフェは午前10時から開いていますが、お屋敷は正午〜午後4時までしか開いていません。我々が到着したのは午前11時半だったので、先ずは庭から見物しました。
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ファウンテン・ガーデン。薬草?ハーブ?が集められている静かな一角。

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17世紀に造られたというフォーマルガーデンには50万個の春の球根が植えられています。

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生け垣で囲われたウィルダネス(手付かずの自然)コーナーは養生中の区域が多かったですが、水仙が咲いているコーナーと…

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小さな東屋があるコーナーが開放されていました。

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ウォールドガーデンの壁に沿って果樹が育てられていたので、春には可憐な花も楽しめそう。

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キッチンガーデンは流石に作物に乏しかったですが、きちんとデザインされていて畑というよりガーデンの要素が強そうです。

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こんな風にコーナーには赤い実がある小さなトピアリーがあり…

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生け垣が囲っていたようですが、去年ロンドン中の庭を襲った蛾がこの生け垣も食べ尽くしてしまったとのこと。キッチンガーデンなので薬剤を使う訳にもいかなったんですね。また生け垣を植えるのではなく、ラベンダーやハーブを植えてボーダーにする計画だそうです。

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現在は刈り取った枝を使った簡易的な柵が造られています。ガーデナーさん達が手作りした感が満載ですね。

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キッチンガーデンで採れた作物を目の前のカフェで調理して提供するそうなので、野菜が収穫できる季節に訪れてお子さんと食事をすると食育にもなりそうです。

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ナショナルトラストのカフェは手作りの素朴な食事が美味しいですし、価格も手頃なので必ず食事も楽しみます。今回もキッチンガーデン内にあるカフェでランチをしました。

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午後12時半に入店したのですが、カウンター席に陣取った途端に多くの家族連れが入店。皆さん席を確保するのに苦労していました。イートインスペースはあまり広くないので、外のテーブルが使えない寒い日や天気が悪い日は席をしっかり確保してから注文した方が安心です。ビーフ&野菜のシチュー+日替わりスープ+アメリカーノ+アールグレイティーで£15.15でした。

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食事の後はお屋敷へ。1610年に王からのプレゼントとして建てられたというお屋敷は貴族が住んでいたというだけあって豪華。約1時間で見物し終えました。

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最後はチェリーガーデンを見物。この庭は見事なラベンダーが咲くことで有名なようで、何故チェリーという名前がついたのかよく分かりません。現在はラベンダーも咲いておらず、寂しい様相です。公爵夫人の為に造られたプライベートガーデンだなんて、贅沢ですねぇ。

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最後はショップを冷やかして帰宅しました。ショップの近くにトイレと古本屋さんもあります。
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ロンドンから余裕で日帰りできる距離にあり、地下鉄もしくはオーバーグラウンドとバスを乗り継げば片道約1時間という手軽さ。その割には自然豊かな環境で良い気分転換になると思いますので、ご家族連れにもお薦めです。
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Ham House and Garden
Ham St, Ham, Richmond-upon-Thames TW10 7RS
開園時間、料金、イベント等の詳細についてはHPにてご確認ください。
posted by london-twosome at 01:14| Comment(0) | ガーデン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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