2020年01月07日

ご近所さんの新年会

気温の割には寒く感じる火曜日のロンドン。本日の予報は曇り。でも午後はずっと降水確率が10%を超えているので、小雨が振りそうです。最高気温は13℃。でも昨日お天気お姉さんが「今日は穏やかな気温になるでしょう」と言っていたのにすっごく寒かったので、今日も寒いのでは?と疑心暗鬼になっています。昨日はアウトドア用のメリノウールのアンダーレイヤーを上下着れば良かったと後悔するほどの寒さだったんですよね…。今日はどうしようかと迷っています。

オーストラリアで雨が降ったそうですが、山火事には全く歯がたたなかった模様。3月までまだまだ火事が続くことが予想されているそうで、ニュースを見るたびに胸が潰れるような思いです。帰る家があり、大切な人達が無事でいてくれる事がどんなにありがたいかを改めて思い知ります。

昨日はアイルランドの『Nollaig na mBan』というお祝いの日だったそうです。伝統的にアイルランドやアーミッシュの文化ではクリスマスは12日間祝われるため、1月6日がクリスマスのお祝いが正式に終わる日とのこと。クリスマスの終わりを祝うため「リトル・クリスマス」と呼ばれるそうですが、別名は「Women's Christmas」。クリスマスはお休みとは言っても、女性にとっては人々を饗し、料理等で忙しくて大変な時期。その為、1月6日は1日家事から解放されるのだそう。アイルランド人のクラスメイトは「今日は私達は仕事するべきじゃないのよ」と主張していて、そのせいか(?)昨日は珍しく1日中机に向かってひたすらノートを取る授業内容でした。世界中にはまだまだ未知の伝統や習わしがあるんだなーと改めて感じたのでした。
*****************
さて、今回はご近所さんでもありボランティア仲間でもある方が新年会に招いてくださったので、パーティーの徒然です。
IMG_0947.JPG
計画では1月1日に開催される筈だったホームパーティー。ホストが体調を崩された為週末に延期されましたが、特に予定もなかったので有り難くお邪魔してきました。

招待状(Eメールですが)には「ドリンクと軽いおつまみを用意します」と書かれていたので、時間的にはランチの時間帯だったものの食事を済ませてから伺おうかと思っていのたですが。朝食が遅れて何も食べずにお邪魔してしまいました。
IMG_0952.JPG
しかし『おつまみ』が出るわ、出るわ。小さなクランペット(かパンケーキ)にチーズ魚卵/スモークサーモンとクリームチーズとハーブ:クラッカーにフムスとハーブ:ソーセージをトマトレリッシュかマスタードにつけるおつまみ:手作りのチーズツイスト:スイートポテトのパンケーキとディップ:トルティアカップにうずらの卵:小さなキッシュ:自宅で焼いたパンにアスパラガスを巻いたサンドイッチ:手作りのレモンドリズルケーキ…他にもあったのですが、覚えきれず。

あまりの豪華さに「これ準備にどの位かけたんですか?!」と聞くと「昨日パンやケーキを焼いて、おかずは今朝3時間位かけて作ったかな?」としれっと仰ってました。ボランティアでお喋りしていても、ヨガにテニス、散歩に観劇と趣味が多くて日常が充実されている印象は持っていましたが。
IMG_0948.JPG
パンも手作りし、ロンドン各地のマーケットにも顔を出して美味しそうな食材をチェックされ、料理も上手なんて、感心することしきりでした。どの料理もとても美味しかったですが、特に彼が自家製のパンで作ったアスパラガスのサンドイッチ(くるりと丸く巻いてありました)は非常に美味しくて、何回もおかわりしました。

最初は別のボランティア仲間も招待されていたので立ち話をしていたのですが、昔同じ組織でボランティアをしていたというご近所さんをご紹介いただき立ち話。我々が身の丈に合わない物件に住まわせて頂いているせいか、ホストの経歴が立派なせいか、集まっている方々が普通ではお喋りできないような経歴の持ち主ばかりで驚くばかり。
IMG_0951.JPG
私は勿論、夫も立食パーティーとかが苦手で、2人とも面識がない方たちと当たり障りの無い会話(スモールトーク)をするのが不得手。このパーティーでも全然動かなかったのですが、そこは集まっていた方達が慣れたもので次々と話に来てくださいました。見習わなくちゃ…。

弁護士として湾岸諸国で諜報機関に盗聴されながら働く生活をしていたら、イギリスの諜報機関からスパイとして勧誘を受けた方や(断ったそうです)。ブリティッシュ・カウンシルで働いたり、大英博物館でツアーガイドをしていた方。
IMG_0932.JPG
オーストラリアやシンガポール等を点々としながら金融の世界で働き続けていたら生活に全然困らない程お金が貯まり、40代にして取り敢えずリタイアして好きなことをして暮らしている(!)方や。モスクワやアメリカで幼少期を過ごし、イギリスやアメリカで教鞭を執り最後は寄宿学校の校長先生をしていた方。

貿易会社で働き中東やシンガポール等を行ったり来たり、日本に数年住んだりして、現在はご自身の会社を立ち上げてバリバリと働いている方。アーカイブに昔の貴重な資料を入力して、研究者がオンラインで必要な書類を見つけられるよう手伝うボランティアをしている方。
IMG_0931.JPG
お話を聞くだに信じられないことの連続で、流石イギリス!知識層は世界を股にかけて活躍されてるんだな〜と感心することしきりでした。フランス語など他の言語が堪能な方も多かったですし。

今でこそクリスマスが祝日になっているスコットランドですが、その方が子供の頃は「あんな邪道な下賤なものの祭り、祝ってたまるか!」とばかりに学校や仕事が全く休みではない平日だったという話は衝撃でしたし…でも、言われてみれば、スコットランド国教会からすれば原理主義的なキリスト教亜種のお祭りみたいなものですよね。
IMG_0921.JPG
「イギリス人は縄張り意識が強い」とか「イギリス人はパーソナルスペースが広めで、仲良くなるまで時間がかかる」とか国民性のお話も、実話を交えて面白おかしく話してくださって、凄くためになったり面白かったり。

結局2時間以上、会話をし放しでとても有意義で楽しい時間を過ごせました。ホストのお二人には感謝・感謝です。
IMG_0920.JPG
ボランティア仲間もパートナーさんも日本人のご友人がいて、来年は日本旅行を計画中(去年はラグビーワールドカップ、今年はオリンピックで高そうなので、来年にしたとのこと)。またお二人とはお喋りする機会を設けたい…というか、お招きすべきだよな〜と思いつつ。おもてなしが大の苦手な私は尻込みしているのでした。うーん。

でもとても楽しい会話が楽しめるカップルだったので、是非何か機会を作りたいと思います。今年の目標にします。
posted by london-twosome at 03:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月03日

ウィーンからの便り

暖かい金曜日のロンドン。今朝は11℃もあり寒さが和らいでいますが、これから午後天気が回復するにつれ気温が下がっていく予報ですので、帰宅が午後〜夜にかかる方は温かめの格好をしてお出掛けください。午後には久し振りに太陽も顔を覗かせるようです。

28日間ずっとストライキをしていた鉄道会社の職員が昨日から職場に復帰したものの、長い期間仕事をしていなかったので安全性を確保するための研修を受け直す必要があることを理由に、今日まで通常の半分以下の電車しか走らない非常事態のダイヤのまま運行が継続されるとのこと。夫と「本当に通常ダイヤに戻せるのかね?」と疑問を呈していたので、やっぱりという感じです。明日も何処か近場でハイキングをしたいと思っていたのですが、オーバーグラウンドはまだ使わないほうが無難そうだとため息をついています。加えて新年から2.7〜2.8%の鉄道料金の値上げが実施されたので、利用者(特に通勤で郊外から鉄道網を利用している人々)の怒りが高まっています。

実際人員不足や信号機トラブル等を理由に電車がキャンセルされたり、大幅に遅延することが多すぎるように感じます。それだから環境に悪いし大渋滞していると分かっていても車を利用する人が後を絶たないのでしょうし。早くて安い飛行機で旅行する人の方が多くなってしまうのでしょう。ノーザン鉄道が相次ぐ遅延や運休を理由に営業免許を剥奪されることも発表され、次の運行会社が決定するまで一時的に準国営化されるようですし。鉄道網の安全と信頼を回復して欲しいものです。
*****************
さて、今回はウィーンの友達家族から届いたちょっと遅れたクリスマスプレゼント自慢です。
IMG_1470.JPG
ューヨークでクラスメイトとして知り合った友人とは、数えてみると出会ってから10年近い年月が経っていて驚いてしまいます。その後結婚した彼女が奥さんの実家があるウィーンに移住し、2人の間に娘さんが誕生し…と色々な変化がありましたが、変わらず仲良くしています。

多分イギリスに赴任することになると分かっていたので、ニューヨーク生活後半はウィーンを訪ねなくなり。ロンドンに移ってからは、最初の6ヶ月は厳しいクレジット制限があったので基本的に現金で暮らしており、海外旅行など考えられず。
IMG_1471.JPG
そうこうしている内に、ブレグジットのゴタゴタで国から出ないように勧告が出されたり、私が学校に通い始めたりで結局ウィーンに足を運べず。去年の夏にパリで友人とは落ち合い話ができましたが、彼女の奥さんにはもう随分会っていませんし。彼女の3歳になる娘さんに至っては初めましての挨拶もできていない状況です。

今年こそはウィーンを訪れて彼女のご家族に会う気満々なのですが…どうなることやら。そんな中、ファミリーからウィーン名物の猫の舌チョコレートとカードが届きました。
IMG_1469.JPG
早速昨晩ディナーの後のデザートとしていただきましたが、素朴で懐かしいようなミルクチョコでした。気取ったところのない彼女らしい選択でほっこりしました。

カードには娘さんの写真も同封されていて、凄く意志が強そうな賢そうな風情に頼もしく感じました。ポニーを乗りこなす勇敢さと、ウクレレを楽しんで演奏する芸術的な面を持つ彼女に挨拶するのが今から楽しみです。
IMG_1468.JPG
ニューヨーク生活では幾つもの宝物を貰いましたが、彼女たちとの友情はその最たるものの一つです。
posted by london-twosome at 16:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月26日

静かなロンドンのクリスマス2019

真っ暗で静かなボクシングデーのロンドン。本日の予報は曇り時々雨。午後8時まで午前中を中心に雨が降る可能性が高いようなので、傘が手放せない1日になりそうです。最高気温は9℃。昨日より若干寒くなるのでしょうか。

昨日は久し振りにまとまった時間が取れるので読書をするのを楽しみにしていたのに、蓋を開けたらプロセッコで酔っ払って、普段はニュース以外見ないテレビを2時間も見てしまいました。動画サイトで偶に見ている、イギリスの歴史を著名な歴史研究家たちが紹介していく番組のメアリー・ステュワート(スコットランド女王)の生涯を紹介する番組が放映されていたので、思わず見入ったり。現イギリス女王陛下のダイアモンド婚を祝う儀式に関わるドキュメンタリーを見たり。クラスメイト達が「クリスマスの贅沢はご馳走を食べて、くだらないTVを見て、自堕落に過ごせること」と言っていたのがわかった気がします。

王族が毎年参列する伝統のクリスマスサービスに今年も集結。ジョージ王子とシャーロット王女が初めてミサに参列することが話題で、朝からざわざわしてました。ひと目王室の方々を見ようと昨晩から徹夜で訪れる人まで居て、イギリスにおける王室人気は根強いようです。

今日もボクシングデー(教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱を開ける日であった為にこう呼ばれていますが、聖スティーヴンの日というキリスト教由来の祝日)で多くの店舗が引き続き休みますが、大手のデパート等は朝から大セールを行います。地下鉄も午前7時半以降は運転を再開するラインが多いようなので、移動が可能。出掛ける前には必ずチェックが必要なものの、今日は公共交通機関が利用できるのでセントラルロンドンやハイキング(雨に負けなければ)に足を運べます。
*****************
さて、今回は今年初めてロンドンで過ごしたクリスマスの徒然です。
IMG_1143.JPG
ロンドンに住み始めてから初めてのクリスマスだった去年は、スコットランドのグラスゴーでクリスマスを過ごし、ボクシングデーの夕方ロンドンに帰ってきました。従って今年がロンドンで過ごした初めてのクリスマスとなりました。
IMG_1133.JPG
クラスメイトの殆どは実家のある地方に移動して実家でクリスマスを迎えると言っていましたし。ボランティア仲間もバケーションに出掛けたり、義理のご両親と過ごすという人が多く。ロンドンのクリスマスはニューヨークに比べて静かそうだけれど、どうなることやら…と思っていました。
IMG_1137.JPG
実際、東京やニューヨークでは考えられませんが、ロンドンでは公共交通機関がほぼ完全にストップ。稀にバスを見掛けた他は移動手段がタクシーのみ。
IMG_1134.JPG
我々はセントラルロンドンに徒歩で行くのは厳しい、少し郊外に暮らしているので、マンハッタンに住んでいた時のように、クリスマス当日の人が劇的に少ない街中でイルミネーションを楽しむことも叶わず。
IMG_1139.JPG
クラスメイトが「キリスト教信者じゃなくとも入れるから、文化を感じるために教会のミサに足を運んでみたら?聖歌を生で聞くと感動するよ?」と勧めてくださり、「セント・ポール大聖堂のミサとか有名よ?」と教えてくださったので調べたのですが、よくよく考えるとわざわざ往復タクシーで行く事になるのは…。
IMG_1136.JPG
ボランティア仲間は「貴方の家の近くにあるあの教会もクリスマスイブからクリスマスに変わった瞬間、真夜中から1時間位ミサを執り行うよ。顔を出してみたら?」と勧めてくれました。が、寒い冬の真夜中出掛けるのは…と結局ぐっすり眠ってクリスマスを迎えました。
IMG_1130.JPG
結局午前中はクリスマスを祝う圏内に住む友達を中心に挨拶を送ったり、溜まった返事を送ったりしてのんびり過ごし。ランチはスーパー『Waitrose』で買い込んでおいたおつまみ3種(エビフライ、ライスコロッケ、ブリーチーズタルト)をオーブンで焼いて、サラダとつまみました。
IMG_1132.JPG
クリスマスのミールディールがあるかと買い物に行ったのですが、おつまみを4個買うと1個無料になるというディールしかありませんでした。今のところ、特別なイベント等のお惣菜やデザートを買うのであれば、Waitroseが一番気に入っているんです。
IMG_1131.JPG
今回のおつまみもどれも美味しく、満足しました。オーブンで焼くと完成するエビフライは特に気に入りました。エビフライってイギリスにもあるんだ!という発見もありましたし。
IMG_1148.JPG
ランチの後は、テムズパスを散歩。雨が続いていたここ最近から一転、昨日は雲ひとつ無い晴天。皆さん同じようにウキウキしたようで、テムズパスと公園は人で賑わっていました。
IMG_1138.JPG
1時間半散歩しただけでしたが、何軒か営業しているパブも見掛けて「流石パブリックハウス。孤独な方や料理ができない方が自宅で一人にならないように開いてるんだねー」と感心したりも。4軒営業しているレストランも見つけ、きちんと予約すればクリスマス当日でも外食が可能なことも学びました。
IMG_1151.JPG

IMG_1150.JPG

IMG_1149.JPG
夜は冷凍食品を届けてくれる『COOK』で購入しておいたフェスティブミールセットで乾杯。七面鳥をオーブンで焼きつつ、途中サイドディッシュのポテトや芽キャベツを追加して70分。
IMG_1152.JPG
クリスマスらしい食事が簡単に食卓に並び、温かい自宅で2人でプロセッコを飲みつつ食事がのんびりと楽しめて最高でした。夫と「何も特別なことしてないけど、凄く楽しい1日だったね」「クリスマスにひたすらのんびりするのも良いね」と言い合いました。
IMG_1142.JPG
お墓にもクリスマスツリーが飾られてました。

IMG_1144.JPG
公園で芳香がしたので目をやると、白い花が。調べるとLonicera fragrantissima(winter honeysuckle)らしいです。冬に咲くハニーサックルなんてあるんですね。

IMG_1140.JPG
posted by london-twosome at 15:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする