2020年03月25日

ダラム大学のオリエンタル博物館

雲一つない快晴の水曜日のロンドン。本日の予報は晴れ。最高気温は14℃ですが、今晩も冷え込むようですので、夜は温かくしてお休みください。

昨日書きそびれましたが、私達が住む区では一昨日の夜から全ての公園が閉鎖されました。週末に屋外なら良いでしょとばかりに多くの人が公園でたむろしていたので、人が集まることができる場所は閉鎖されることとなってしまいました。それを受けてナショナルトラストも駐車場を閉鎖。人々に地元に留まるよう呼びかけています。王立公園も全てのカフェやキオスクを閉鎖。近い将来、車両の通り抜けも禁止する方針を打ち出しています。

クラスメイトの多くが小さくとも庭があるようで、少しでも新鮮な空気と太陽に触れようと庭仕事に精を出しているようですが。週末同じことを考えた人達がガーデンセンターに殺到したようで「駐車場が一杯で入ることができなかった」と買い物を諦めていました。昨日からはガーデニング用品を購入するのであればオンラインに頼らねばならない状態になり、皆さん情報を交換していました。

一方ボランティア仲間の多くはアロットメントに行って作業をしても良いのかを気にしており。早速管理団体が『自分のアロットメント内に留まり、他の人達と接触を図らなければ』という条件付きで、アロットメントの利用を許可していました。但しアロットメントを訪れるのは、政府が許可している1日1回の運動の為の外出にカウントされるとのこと。

皆さんスーパーが1週間すっからかんだった期間を経験したせいか、尚の事自分で食料を育てることに興味が湧いているようで。牛乳パックを使ってベビーリーフ類をキッチンカウンターで育てる計画を立てたり、ベランダでトマト栽培に挑戦したり。家から出れないことやお子さんが学校に行けないことを利用して、普段できない食育に取り組まれているようです。
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さて、今回はダラムの町から徒歩20分程の場所にあるダラム大学キャンパス内に併設された『オリエンタルミュージアム』(Oriental Museum)です。
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この博物館は全く行く予定ではなかったのですが、徒歩5分の場所にある同大学の植物園を訪れたら、中途半端に時間が余ってしまい。ダラム大聖堂の宝物館を観に行くには時間が足りないし、かといって電車までには時間が余り過ぎているし…となった時に時間潰し程度に訪れました。
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大学構内に忽然と現れる不思議な建物で、本格的なミュージアムというよりは子供たちにアジアの文化と親しんでもらうといった雰囲気に感じました。1時間半で一通り見ることができ、入場料は£1.5/大人とお手頃です。
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入り口にテーブルが数個置かれただけの簡単なカフェと小さなショップ、トイレがあります。また無料のロッカーもあり、バックパックは持ち込み禁止なのでロッカーに入れるように指示されました。
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ミュージアム内は温かかったので、コートなども入れられて便利でした。3月の平日、しかも強風が吹き荒れるコビット19の影響が出ていた頃だったので、他に数人見学者がいただけで館内はガラ空きでした。
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宿泊したホテルがダラムを訪れるにあたって送信してくれたガイドにお勧めの観光地としてリストされていたのですが、日本人が展示を見ても驚きや発見は少ないように感じます。わざわざ観光で訪れてまで見学することは無いかな?というのが個人的な感想です。

ただ美しい道具や品物が並んでいたり、特別展があったりするので、訪れて損はないと思います。

The Oriental Museum
Elvet Hill Rd, South Rd, Durham DH1 3TH
開館時間や特別展示の内容、料金等の詳細はHPにてご確認ください。
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2020年03月24日

ダラムでのランチ

5日間連続で快晴の火曜日のロンドン。本日の予報も晴れ。最高気温は14℃で随分暖かく感じます。但し夜はぐんぐん気温が下がって最低気温は0℃ですので、暖かくしてお休みください。天気予報が変わって、金曜日までこのまま快晴が続く予報ですね。外に出れなくなった途端快晴に恵まれるのは、万国共通なんでしょうか…。

昨日の定例記者会見において、ジョンソン首相が国民に「絶対に必要な生活必需品の買い物と1日1回の運動以外の一切の外出を禁止する」ことを言い渡しました。必需品の買い物も可能な限りオンラインで行うよう求めています。スーパーでもレジを1個空けて利用して、人々が2M以内に近寄らないよう要請。今朝買い物に行ったら、4個あるセルフチェックアウトのレジの内2個しか開いていませんでした。素早いです。

それを受けて今日から朝一番でスーパーに買い物に出て(隔日)、帰宅したら直ぐ入浴。1日在宅して、夫の昼休みに一緒に緩やかな運動。夕方夫の仕事が終わったら一緒に散歩して、帰宅後直ぐ入浴&洗濯。というスケジュールで動くことにしました。

一昨日は久し振りに鳥のささみが棚に残っていて。今日は赤身肉も少しあり、野菜の種類も増えていました。もう直ぐ無くなりそうな石鹸が何処にも見当たらず、缶詰類は影も形もありませんが…。少しずつ流通システムが追いついて来た感があります。

日の光を浴びられるだけ浴びて、換気をしっかりし、室内でも運動をして、健康を損なわないように自宅で過ごしましょう。この3週間が踏ん張りどころだと政府が念を押していますから、皆で力を合わせてハッピーに。
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さて、今回はロンドンから高速鉄道で3時間北東にある学都『ダラム』(Durham)でしたランチの備忘録です。

言うまでもないことですが、現在はイギリス国内(というかヨーロッパ全域)での不要不急な移動は一切禁止されています。このブログを書いているからといって、イギリス旅行を奨励しているわけでは断じてありません。当たり前ですが(可能かも分かりませんが)、少なくともここ3ヶ月の間は(イギリス政府は1年間、移動の制限を緩和したり強めたりしてコントロールしていくことを表明しています)絶対に!イギリスに旅行すべきではないことを前提に、以下お読みください。近い将来、どなたかの参考になる日が訪れますように…。

地元の憩いのティールーム『Tealicious Tearoom』
何処で目にしたのかは忘れましたが、記事かなにかで推薦されていたティールーム。ダラムの町中にありますし、地元の人達に愛されている感じが伝わる、素朴ながらも美味しく温かい空間でした。
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何はともあれ折角なので2人ともティーポットで紅茶を注文。私はオリジナルブレンドを頼みましたが、癖がない味で美味しかったです。
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夫の頼んだ紅茶も美味しかったとのこと。持ち帰ろうと思ったら、当該ブレンドの予め詰められた茶葉は販売されていませんでしたが。
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ランチメニューには素朴そうなスープやサンドイッチが並びます。その中から夫はローストビーフのオープンサンドを、私はあまりお腹が空いていなかったのでピーナッツバターのケーキを選択。

ケーキは見た目に反して、甘過ぎず美味しかったです。夫のサンドイッチは「素直で美味しい」とのこと。
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小さな店内ですが、2階席もあったので諦めずに店員さんに聞いてみると良さそうでした。トイレも2階にあります。皆さんフレンドリーで親しみを込めたサービスを提供してくださいました。

Tealicious Tearoom
88 Elvet Bridge, Durham City. DH1 3AG
営業時間やメニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。

世界文化遺産で食事『Undercroft Restaurant』
世界文化遺産である『ダラム大聖堂』内、ハリー・ポッター映画でも使われた回廊を進んだ先にあるカフェテリア。ナショナルトラストのカフェと同じようなテイストで、日替わりスープやサンドイッチ、スイーツ等が手作りされて多くはなくとも十分な選択肢として提供されています。
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食事をしている人は、お隣のダラム大学の生徒さんや教授陣、ダラム大聖堂の職員やボランティアさん等、地元の人が多く。学都ダラムの日常が垣間見れて、アットホームな雰囲気満載でした。お手頃価格で食事できるのも良し。
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食事は如何にも手作りっぽくて、感動はありませんが普通に美味しく。時間が無かったので2人ともサンドイッチとスープのセットを選んだら、購入してから食事が終わるまで20分で済み、ツアーに余裕を持って間に合いました。
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ただツアーの後ケーキと紅茶で休憩したのですが、個人的にはケーキが甘すぎて半分以上残してしまいました。スイーツを食べるのであれば、スコーンとかの方が無難な気がします。
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観光の合間に食事するのに便利ですし、雰囲気&居心地が良く、コミュニティーセンターのような役割を果たしている大聖堂にも貢献できるという意味でお勧めの食事処です。世界文化遺産の中で食事できる機会も貴重ですし。

Undercroft Restaurant
5 The College, Library (Heritage Collections), Durham DH1 3EH
営業時間等の詳細はHPにてご確認ください。

ダラム大学植物園内のカフェ
本当はダラムの町に戻ってから食事をしたかったのですが、観光のスケジュールでダラム大学植物園内にあるカフェでランチをしました。ここは公園等にあるカフェとほぼ変わらない感じで、美味しくもなく不味くもないといった感じのメニューが並んでいます。
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ただカウンターの人達はとってもフレンドリーで気持ち良い対応をしてくださいます。職員さん同士が話すといきなり地元の訛りが出るので、会話の内容が全然理解できなかったのも面白く。ビジターには標準語で話してくださってるんだなーと実感できました。
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コビット19が問題になる前から、子供たちが多く訪ねる場所であり、各国から集められた多種の植物があることから未知の菌があることを懸念して、普段から消毒剤を使って定期的にテーブルを清掃してくださっていたのが頼もしかったです。カジュアルなカフェテリアなので、パパっと手軽に食事ができ、値段もお手頃でした。

勿論トイレも完備されています。

Botanic Garden Café
Durham University
Hollingside Lane Durham City County Durham DH1 3TN
あまり情報はありませんが…ダラム観光局の紹介ページはこちら
posted by london-twosome at 21:35| Comment(0) | UK旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月19日

世界文化遺産『ダラム城』

小雨の木曜日のロンドン。本日の予報は曇り時々雨。最高気温は9℃。昨日は夕方から急に冷え込みましたが、今日も引き続き寒い1日になりそうです。

昨日とうとうイギリスでも公立学校が閉鎖されることが発表されました。政府としては学校の閉鎖は避けたかったようなのですが、学校側が自主的に閉鎖し始めたので、プレッシャーに折れる形での決定みたいです。相当数の医療機関従事者がお子さんが学校に通うことを前提にシフトを組んでいるため、お子さんが在宅することになると出勤できないという問題が生じるだけでなく。就学児童の相当数(40%だったような?)が朝食と昼食を学校で提供される無料の食事に頼っている現実があるため、政府としてはなるべく学校は閉校したくなかった模様で、金曜日からの混乱を考えると心配になります。

世界恐慌も心配され、イギリスにおいても4人に1人が職を失う可能性があるという統計が出されています。イギリスはもうすぐ母の日なのですが、今年は集まって食事もできません。皆様もくれぐれも健康に、その上で感染を拡大させないように気をつけてお過ごしください。

かくいう私も生活が一変。火曜日から夫は自宅勤務していますし、ボランティア仲間とのランチの約束も無期延期。出産予定の彼女がトラブルに巻き込まれないよう祈るばかり。ボランティア仲間の女性陣全員で集まってする筈だった少し贅沢なランチも、レストランが昨日から無期休業に入って当たり前ですが中止に。昨日の学校閉鎖の首相発表を受けて、学校からは正式発表がされていないものの、クラスメイト達から次々と「きっとこのままこのコースは終了になっちゃうね」、「事態が収束したら、クラスが無くても皆で集まろうね」、「何か困った事があったら教えてね。お互いに助け合おう!」と次々とメッセージが入りました。毎週楽しみにしていたクラスだけに、悲しい気持ちで一杯です。とは言え、くよくよしていても始まりません。個人商店等をできる範囲で支えつつ、一刻も早く事態が収束するよう、健康は維持しつつ、一緒に住んでいない人とのコンタクトは避けて過ごします。
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さて、今回はダラムにある世界文化遺産に登録されている大学施設(!)『ダラム城』(DurhamCastle)のツアーの感想です。
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ダラム城は、現在はダラム大学の学生寮として利用されています。その為一般の見学は、午後1時15分〜4時15分まで毎時1回、計4回催行されるツアーでのみ可能です(大学が休みの期間は午前10時15分〜12時15分まで毎時1回ずつ、計3回のツアーが追加催行されるそうです)。
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但し、イベント等で急にキャンセルされることがあるので、必ず訪れる前にHPにてツアー予定をチェックするのをお忘れなく。我々が行った時期には、1週間前からツアーの予定がアップされていました。
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ツアーのチケットは、ダラム城の隣にある図書館のショップかダラム城とダラム大聖堂の入り口付近にある『World Heritage Site Visitor Centre』にて£5/大人で購入することができます。私達は午後1時15分からのツアーに乗りたくて、午後1時頃世界遺産ビジターセンターのカウンターに到着したのですが、既にチケットが売り切れており。仕方なく午後2時15分からのチケットを購入しました。
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3月でシーズンオフの平日だし、コビット19の影響で観光客も少ないであろうしとなめていましたが、1つのツアーの上限人数が少ない上に人気も高そうです。週末や観光シーズンにツアーに乗りたい場合には、なるべく早くチケットを抑えておくと安心そうです。
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ツアーの所要時間は約45分。中に入ったら写真撮影は一切禁止。世界文化遺産で老朽化も激しいので、触ったりするのも厳禁です。
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また所によっては1回に通れる人数を2人に制限したりして、収蔵物と建物の保護を図っているので、ガイドさんの指示に従って行動することが大切です。丘の上に聳える塔は生徒さんの寝室があるだけで見処が無いためツアーからは外されています。
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その為ツアーは11世紀から存在したという教会(祈りの間という感じの狭くて暗い空間)から始まり、博物館を兼ねている廊下を経て、ハリー・ポッターの映画内ディナーのシーンで登場する大広間で終わります。教会において、座りながらダラム城が1072年にウィリアム1世の命により建造が始まり、ダラム大聖堂の司教の邸宅となり、1837年からはダラム大学の一部となった歴史が説明されました。
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ノルマン朝においては川に囲まれた小高い丘の上という戦略的に大切な場所に建てられた要塞であったことや、各部屋の歴史、装飾の説明等を細かく加えてくれます。私達のガイドさんは大学・大学院共にダラム大学で終了したという女性でした。
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各部屋で説明が終わった後、5分〜10分自由に見学する時間をくれるので、ゆっくりと鑑賞することが可能。なのですが、大広間だけは吹奏楽部の練習を中断してもらって見学したので、説明が終わってからは比較的速やかに部屋を出なければなりませんでした。
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個人的にはツアーの面白さも、見ごたえでもダラム大聖堂の方に軍配を上げますが、ダラム大聖堂はツアーに乗らずとも見学が可能。2つともツアーに乗る時間が無いのであれば、ダラム城のツアーに乗って内部を見学し、ダラム大聖堂はご自身で見学するというのがベストでしょうか。

時間が許せば、ダラム大聖堂の宝物館を見学したり塔に登ったりできると尚楽しめるように思います。

Durham Castle
Palace Green Durham DH1 3RW
ツアーに関してはHPにて日程や時間、料金をご確認ください。
posted by london-twosome at 16:00| Comment(0) | UK旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする