2020年03月11日

ダラム

ロンドンから高速鉄道で約3時間北東へと移動した所にある学都『ダラム』にやってきました。とは言え、乗り換えなしで約3時間の電車移動の筈が、ヨークで電車が停止。
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結局すったもんだの後、他社の電車に乗り継いでダラムに着きました。初日の今日は世界文化遺産に登録されている『ダラム大聖堂』を見学してきました。

静かな町です。今日は疲れたので早めに休みます。おやすみなさい。
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2020年01月21日

ストラトフォード-アポン-エイボンへのバスの旅

霧で真っ白な火曜日のロンドン。本日の予報は曇り。このまま霧が雲に変わるようですが、所により太陽が顔を出す時間もあるとのこと。最高気温は6℃と太陽が出ないだけあって、寒い1日になりそうなので、温かくしてお出掛けください。

今度こそブレグジットができるという機運が高まっているのか(根拠が不明に感じるのですが…)、ブレグジットの日に鐘を鳴らすかが大議論になっているのだとか(何処まで議論になっているのかは疑問に感じますが)。ロンドンオリンピックやロイヤルウェディング時に教会が一斉に鐘を鳴らすように、ブレグジットの際にも祝福の鐘を鳴らすべきだという意見があるとか(これには教会側は「教会は政治には一切介入しない。国を二分するような意見が分かれている事案で鳴らさない。」ときっぱり否定しています)。ビッグベンの鐘を鳴らすべきだとか。もう、いいじゃん!と言いたくなりますが、ブレグジットを主張されている方達にしてみたら、マスメディアも政治家も都市(もっと言えばロンドン)にだけ顔を向けて自分たちを無視し続けて居たんだから、イギリスを自分達が取り戻す第一歩の祝すべき日なんだ!という気持ちが強いのかもなぁ…と想像します。どうなることでしょう。

実はまだ風邪で苦しんでいます。昨日はとうとう諦めてお医者様に行って、薬を貰ってきました。クラスメイトには「近寄らないで!」とか「お気の毒に」とか言われまくり、電車でも私の前だけぽっかり人が立たない徹底ぶり。咳が酷くてよく眠れないので体力も消耗してきてることですし、ボランティア仲間に感染しても申し訳ないので、今日はボランティアをお休みして家事に勤しみます。ロンドンでは風邪が流行していますので、皆様お気をつけてお過ごしください。
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さて、今回はロンドンからストラトフォード-アポン-エイボンへと移動したバス旅の備忘録です。
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月に1回はロンドンから抜け出して、色々な土地を訪れることを目標としてロンドンに住み始めて1年と少し。今のところこの目標は達成できています。

割と頻繁に日帰りででも旅行する上、年に2回のバケーションも環境の事を考えてなるべく電車で移動するよう心がけているので、元が取れると判断してレイルカードを購入。2人ともヘルニア持ちで長時間座っているのが辛く、自由に移動できる電車の旅のほうが楽なこともあり、今まで電車でばかり移動してきました。
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実は今回もロンドンからストラトフォード-アポン-エイボンへは、電車『Chiltern Railways』では片道約3時間弱、バス『National Express』でも約2時間半と然程変わらず。発着駅もバスはロンドン・ビクトリアコーチステーションからで、電車はメリルボーン駅からとほぼ同じ感じだったため、最初は電車のチケットを購入しました。

以下の理由から、結果としては『National Express』の直通バスで往復することに。上記の通りロンドンの発着駅はビクトリアにあるコーチステーション(地下鉄や鉄道のビクトリア駅からは少し離れています)。
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ロンドンとストラトフォード-アポン-エイボンを結ぶ直通バスは、午前9時と午後4時にロンドンを出る便の2本だけだったので、午前の便を選択。ビクトリア・コーチステーションに着くと入り口の電光掲示板で行き先別のゲート案内でゲートを確認しました。

電車だと終点の駅名しか書かれていないのでプラットフォームを探し出すのに苦労することが多々あるのですが、バスではストップ毎(主要なバス停だけかも?)に全てゲート番号が掲出されているので有難かったです。ゲート前の椅子は数が多くありませんので、時間ギリギリに到着すると立って待つことになります。
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バスの座席は早いもの勝ち。ゲートになるべく近い場所で待つことをお勧めします。ゲートは出発時間の10分前位に開き、予定出発時間の3分位前に閉められてしまいます。

ゲートが閉められると、バスがまだ居てチケットを持っている人が来ても、安全のためにバスに乗ることはできません。必ず早めにゲートに到着するようお気をつけください。
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ゲートを出てバスの前で運転手がチケットを確認して、大きな荷物は運転手さんが下の貨物コンパートメントに入れてくれます。アメリカとかと違って、自分で入れることはできませんのでお気をつけを。

バスは満席だったのですが、途中アウトレットのような場所で半分以上の人が下車して驚きました。それ以外は停まること無く、渋滞に巻き込まれもせず、2時間半後にストラトフォード-アポン-エイボンに到着しました。
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ストラトフォード-アポン-エイボンのバス停は、エイボン川/ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーまで徒歩10分かかる、施設の駐車場の真ん中にあります。少し町の中心から離れていますが、観光案内所まで道案内が歩道に印刷されているので辿れば迷うことはありません。

そんな立地なので周りに店も無ければ、トイレもありません。復路は18:30発のバスだったのですが、バス停までの道は暗いし、バス停の周りにはなーんにも無いしで、他の乗客が居てくれたので怖くはありませんでしたが、ちょっと不安にはなりました。一人旅の方は注意した方が良いかもしれません。
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復路のバスは予定より20分遅れでした。スマートフォンでバスのリアルタイムのロケーションが追えるようになっていますので、チェックしておくと安心です。長時間待つには向かないバス停ですから…。

往路は夫と隣り合って座れましたが、復路はとても混んでいて離れた席になりました。電車と違って必ず座れるのは有り難いと感じました(電車だと何故か復路が大変混み合う電車が多いので、いつもドキドキします)。
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HPには座席でチャージできると謳っていたと思いますが、我々が乗った車両は多分USBソケットがあり充電が可能でした(不要だったので使わなかったので、本当に充電できたかは不明)。網棚(といっても網ではありませんが)は意外に狭くて大きな荷物は入りませんので、乗車時に大きめのダッフルバッッグなんかも預けたほうが安心だと思います。

初めてバスを利用して、使い勝手が悪くないと感じました。ロンドン近郊であれば電車よりも楽で時間もほぼ変わらない場合があるので、これから比較検討して上手に利用したいと思います。電車はストライキや工事で度々止まりますしね…。
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上記の通り結果としてはバスで移動したのですが。実は最初は、早めに購入することに加えてレイルカードを持っていると電車代の方が安かったので電車で移動すべくチケットを購入しました。が、コンファメーションが送信されると、何故か同じチケットが重複して請求されていることに気付き。

慌ててカスタマーサービスに電話して事情を説明すると、「確かに同じチケットが重複して購入されてますね。1組キャンセルします。実際に旅行する際には2つあるリファレンス番号の内、最初に記載されている〇〇番の方を使用してチケットをプリントアウトしてください」と言われました。
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その為チケットは購入できたものとすっかり安心していたのですが、翌月(旅行する月)クレジットカードの明細をチェックしていると鉄道会社からの請求が全く無いことに気付きました。今まで数々のイギリスにおける事務仕事のいい加減さに悩まされ続けた私は直ぐに怪しいと直感。

カスタマーサービスに問い合わせると、しゃあしゃあと「お客様からのお電話の依頼に従ってこのチケットはキャンセルされました」と言うではありませんか。そこで1から経緯を説明。
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すると流石に全ての記録が残っていたらしく、「やばい…これはこちらの落ち度かも」とは感じてくれたらしく、とは言ってもキャンセルされたチケットは生き返らせる事はできない、既に我々が購入した便の安いチケットは全て完売した、という事に。既に劇のチケットは購入してあるので、訪れないわけにはいきませんし、一回電話を切ってしまったらあちらの落ち度だということを認識している人がチケットを押さえてくれるチャンスを逃すかもしれず。

取り敢えず、土曜日は元々購入していた時間とほぼ変わらない電車の、帰りはストライキに伴って3回も乗り換えが入る上に午前中に出発しなければならない電車(と代替バスの)チケットを押さえてもらいました。
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しかし、余りにも帰りが大変過ぎるので直ぐにバスのチケットを検索。滑り込みで電車よりは割高になるものの、土曜日の午前中に出て、日曜日の夕方向こうを発つ直通バスのチケットを押さえることに成功。

バスのチケットを購入して往復共移動の手立てを確保してから、鉄道会社に改めて電話して事情を説明。先程のチケットをキャンセルしたい旨を伝えると。
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「チケットの返金には、実際に駅まで出向いてチケットを印刷した上で、紙のチケットをサービス窓口まで送付して頂かねばなりません」と。しかも「手数料が掛かります」と言うではありませんか。

そこで改めて我々の落ち度ではない事を説明し、手数料を支払うことは納得しかねる旨を主張。しかし「私達では手数料を免除する権限がありません。事情を説明するカバーレターを付けて、返金部門の判断を仰いでください」の一点張りでした。
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仕方なくメリルボーン駅まで出向いてチケットを印刷し、2ページに亘るカバーレターにて事情を説明し、ロイヤルメールは全く宛にならないので自腹で£6近く払って書留で送り…と只でさえ多忙を極める年末にほぼ1日潰して対応する羽目に陥りました。1ヶ月近く経つ現時点でも、まだ返金されていません。

これからの戦いを思うと頭痛がしてきそうです。£45位の事ですが、返金されなかったら癪なので。
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イギリスの鉄道会社ってなんでこんなにいい加減なんだ!と感じる事も多々あり、呆れ返っていますが…環境の事を考えるとこれからもお世話になる予定で、複雑な気分です。
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2020年01月19日

ストラトフォード-アポン-エイボンのウォーキングツアー

久し振りに氷点下まで冷え込んでいた日曜日のロンドン。本日の予報は晴れ。最高気温は8℃と昨日と大体同じような気候になりそうです。風邪を引いてなければ絶対散歩かハイキングに出掛けるのにな〜と残念です。

クラスメイトが情報を交換する為にコミュニケーションツール(WhatsApp)のグループを作っているのですが、皆さん凄くこまめに連絡し合うので感心しています。私は男脳っぽくて細かい連絡が苦手。ラインをやっていたら既読スルーを連発するタイプ。読んで自分には当てはまらないとか関係ないと思うと返事もしません。でもお子さんがいらっしゃる女性が多いせいか、皆さんこまめに返信するんですよねぇ。雑談も苦手ですし、いつも何かやっていたい、目的が無い事が苦手な自分の脳を何とかした方が良いのかも…と思う今日この頃です。

そう、上記のグループに入るためにWhatsAppを再インストールしたんです。スパイウェアであることが明確になっているアプリケーションを再インストールするのは気が進まないな〜とは思ったのですが、別に各国当局に盗聴&録音されるような会話もしませんし。ま、いっかと割り切りました。
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さて、今回はストラトフォード-アポン-エイボンで参加したウォーキングツアー『The Stratford Town Walk』です。
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新たな町に足を運んだらなるべくウォーキングツアーに乗っています。歴史を読んでも頭に入らないことが多いのに対し、人の口でゆっくり説明してもらうと何故かすっと頭に入ってくる気がするからです。

しかもウォーキングツアーのガイドさんは町に精通していることが多いため、お勧めの食事処やカフェを聞けたり、説明を受けなければ通り過ぎてしまうような事も沢山存在します。折角旅をするのであれば、風景を見て美味しかった、綺麗だったという以上の印象を持ちたいという事もあります。
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ストラトフォード-アポン-エイボンを訪れた際にもウォーキングツアーを検索すると、なんとクリスマス当日にも催行しているツアーが存在しました。土曜日は午前11時と午後2時の2回、それ以外の日曜日〜金曜日は午前11時からツアーが始まります。

このツアーに参加するためには事前予約は不要で、待ち合わせのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー前にあるスワン噴水の前に集合するだけ。費用は£6/大人で、現金支払いになので(カード不可)用意をお忘れなく。
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ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーを出発して、シェイクスピアのお墓があるホーリー・トリニティー教会までエイボン川沿いを歩き、2時間後にシェイクスピアの生家前でツアーが終了します。
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町の歴史とロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの劇場の歴史の説明の後、通りを隔てて向かい側にある舞台装置を制作している建物の紹介がされました。細長いドアから大きな装置を出し、劇場に搬入するそうです。

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女優のヴィヴィアン・リー氏が1955年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台に立った際、稽古の合間にエイボン川の辺に佇んで景色を眺めるのが日課だったのだとか。彼女の没後、娘さんが彼女が愛した風景をいつでも見れるようにと植樹。成長した木の根本には石碑が置かれています。『Dirty Duck』というパブの前辺りです。

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The Other Place』。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの2つの劇場を改装工事した際に、代替劇場として造られた小さな劇場。現在は各種イベントに使われたり、舞台衣装が展示されていたり、カフェで寛いだりできるようです。

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ホーリー・トリニティー教会(Holy Trinity Church)。お坊っちゃんで実業家としても成功していたお金持ちのシェイクスピア。没した後も、この教会の屋内に彼の墓石が備えられました。希望者がいればお墓も見れますが、私達を含め誰もお金を払って(確か£4/人)墓石を見に行く人は居ませんでした。

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ただシェイクスピアのお墓をスキャンして中を確認した研究チームによると、お墓の中にはシェイクスピアの頭蓋骨が無いとの事(墓石には「我が骨を動かす者に呪いあれ」という恐ろしい文言が刻まれている為、研究チームも開けることはできませんでした)。それであれば少し離れた場所にある教会の棚に置かれているという言い伝えが本物なのでは?と当該頭蓋骨を解析するも、70代女性の物だと判明(この頭蓋骨はシェイクスピアの隣に埋葬されていた奥さんの物ではないか?と仮説が立てられているそうです)。

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世界中(ヨーロッパ?)の都市との繋がりを大切にするシンボルとして、市長が各都市のランプポストを貰ってエイボン川沿いを中心に設置してあるそうです。これは確かパルセロナのランプ。

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昔は町境にあったので、外部から侵入するかもしれない敵に向かって小さな砲台が設置されていたとのこと。確か士官学校だったと仰っていたような…。

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1924年まで活躍した女流作家Marie Corelli氏の家。彼女は人気作家でエキセントリックな生活スタイルでも有名だったとのこと。彼女が存命中はエイボン川までボートを他人に見られること無く運べるようトンネルが掘ってあったそうです。

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ギルドホール(Guildhall)。1420年に建造。

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2階はシェイクスピアが実際に通ったとされる学校。

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隣に建つギルドチャペル。

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ギルドチャペルの通りを挟んで向かい側にある空間。ここにはニュープレイスと呼ばれたシェイクスピアが建てた豪華な家が存在したそうです。ただ新しい所有者が後を切らずに訪れる野次馬に腹を立て取り壊してしまったのだそう。その為ニュープレイスを壊した一家の名字を持つ者はこの地では選挙に立候補できないと言われるほど、現在でも忌み嫌われているのだとか。

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シェイクスピアホテルも16世紀に建てられた歴史的建造物第2級の建物。

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ハイストリートにあるひときわ古そうな2件の建物。右側は『ハーバードハウス』(Harvard House)。1596年に建てられたこの家は、ハーバード大学を設立したジョン・ハーバードを排出した一家が住んでいた事から命名され。現在はハーバード大学に寄贈されているため、通常は星条旗が掲げられているそうです。感謝祭(サンクスギビング)にのみ一般公開されるとの事。

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左側は歴史あるパブで、現在も営業中。雰囲気を味わうならこんなパブで一杯やるのも良さそうです。

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ブリッジストリートはその名の通り、町と川向うの町を結ぶ街道だったことから一昔前まではパブが立ち並んでいたそうです。現在はチェーン店が並ぶ通り。

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ハーフティンバーの建物が並びチューダー様式の歴史ある景観が売りの町ですが、全てが本当に古いわけではないそう。例えばこの2軒。右側は新しく建てられた昔風の建物との事。

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ツアーはシェイクスピア(Shakespeare's Birthplace)の生家で終了。左の部屋がシェイクスピアが生まれた部屋とされています。

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他にも色々と紹介されたのですが、長くなりすぎるのでこの辺で。とても有意義で楽しいツアーでした。
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