2019年05月02日

テムズ川沿いのパブ『The Black Lion』

午前中は晴れていたのに、午後になり雲が出てきた木曜日のロンドン。午後3時以降は降水確率が高いので、一雨きそうです。お出かけの際には折り畳み傘を携行した方が安心そう。でも一雨降ればまた太陽が顔を出しそうです。

ニューヨークに比べて、ヨーロッパから移り住んでいる人が多いロンドン。一見するとイギリス人だという方が、実はヨーロッパから働きに来ている、移民だ…という事が頻繁にあります。それだけでなく、実はオーストラリア/ニュージーランドからの移民という方もいたり。移民であっても同じ英語だったり、発音がマスターしやすいヨーロッパ各国語を母語とする方達は、発音やアクセントの違いに敏感でない私には全然わかりません。

以前エクササイズクラスの受付の方と生徒さんが何語か分からない言語で会話していたので、「何語なんですか?」と質問すると「私は元々スウェーデン人で彼は元々はノルウェー人なの。2人共デンマーク語が喋れるから、デンマーク語で会話してみてたのよ」と。ウィーンの友人カップルを訪れた際に紹介されたフィンランドに住んでいるカップルも、一緒に住むためにオランダ人の方がフィンランド語をマスターしていたし(+仕事ではドイツ語と英語を完璧に使いこなしていた)、ヨーロッパの方々の何か国語も話せる能力は凄いなぁと感心してしまいます。

英語さえも喋れるようにならない私から見ると憧れです。
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さて、今回はハマースミス~チズウィックに続いているテムズ川沿いの遊歩道であるテムズパスに面して建つ歴史あるパブ『The Black Lion』です。
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アメリカ人同様、イギリス人もお日様を浴びるのが大好き。春が来て寒さが和らいで来たら、テムズ川沿いに何軒も並ぶパブは週末ごとに鈴なりの人で溢れかえっています。
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アメリカと違いイギリスではバー/パブのカウンターでドリンクを購入する分にはチップが不要。カウンターでビールやエールを注いでもらい、支払いを済ませたら、テムズ川を眺められる場所に設置されたベンチやテーブルでのんびり飲んだくれる事ができます。本当は駄目みたいですが、席がなかったらテムズ川の防波堤や花壇に腰かけて、ドリンクを楽しむ人たちで一杯。
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夫と2人でふらりとビールを飲みに出掛ける以外にも、夫が出張で不在の際には一人でビールを飲んだりしています。一人で飲んでいる人も珍しくないので(女性はあまり見かけませんが)、気兼ねなく、気持ち良く一杯飲めます。
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それ以外にも、イギリスではサンデーローストが一般的でどのパブで食べても大抵外しません。その為、日曜日のランチにふらりとサンデーローストを食べに出掛けたりもします。
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『The Black Lion』は広いテラス席を持ち、長い歴史(200年以上というのが自己申告)があり、地元の人に人気があるようでずっと気になっていました。日曜日のランチでサンデーローストを食べたのですが、正午ぴったりに訪れて正解。30分過ぎた頃には予約と当日訪れた人で満席。その日は割と寒かったのに外のテラスで食事をする人たちが続出していました。
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このパブは店員さんのカジュアルな接客と落ち着いた客層で、とっても居心地が良かったです。サンデーローストは野菜も沢山食べられますし、お腹一杯にはなっても残さずに済んだのも気に入りました。ビールをパイントで2杯にサンデーロースト2食で£40をちょっと超えたくらいだったと記憶しています。
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天気の良い日にテムズパスを散歩しつつ、一杯ひっかけたり、サンデーローストを食べたりするだけで、幸せ気分に浸れます。

The Black Lion
2 SOUTH BLACK LION LANE, HAMMERSMITH, LONDON W6 9TJ
営業時間やメニュー等の詳細はHPにてご確認ください。
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2019年04月26日

リッチモンドの温室レストラン『PETERSHAM NURSERIES CAFÉ』

霞がかっているものの晴れている金曜日のロンドン。本日も曇ったり、晴れたり、雨が降ったりと天気が移り変わる1日になる予報です。降水確率が高いのは午後3時以降。前2日は雨が降っても夕方には晴れて綺麗な夕日が見れましたが、今日はどうでしょうか。最高気温は14℃。昨日同様涼しい1日になる予報です。

春が来て花が咲き始めたので、イギリス人のガーデニング愛を感じる機会が増えてきました。夫が同じフロアで働くイギリス人の方が王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の会員なので受け取る月報を読み終わった後に譲ってくださるのですが、今月からいきなり厚くなりました。春の花の名前が解説されていたり、春に見ると良い庭が紹介されていたり。色んな庭を見たい、園芸について学びたい熱を高めてくれます。これから見所満載の季節ですね。
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さて、今回はロンドンの西の郊外(正確に言うとお隣のサリー郡らしい)にある高級住宅地リッチモンドにある温室レストラン『PETERSHAM NURSERIES CAFÉ』です。
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味音痴なのでミシュランガイドに載っているようなお店には全く興味がない私。ですが、この温室レストランのお隣にあるカフェ(ティールームという名前)を去秋に訪れあまりに素敵な設えにお隣にあるレストラン(カフェという名前)をいつか訪れたいと思っていました。
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このカフェはミシュランで星を獲得したことがあるそうで(現在も星を保持しているかは不明)、お値段も2人で£100前後する高級店。でもセッティングは至ってカジュアルで、温室の中に置かれたガーデンテーブル&チェアで植物に囲まれての食事です。
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人気も高く週末訪れる為に3週間前から予約をしました。冬は外のスペースが使えない分、余計に予約が取り難かったです。暖かくなってきた今は、冬レストランがあったスペースはショップになっており、レストランも温室のようなスペースに移行していました。
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因みに冬は開店と同時に満席になっていたティールームは、晴天に恵まれていたお陰で外のテーブルは埋まっていたものの、温室内は暑すぎたようでがら空き。帽子&紫外線対策は必須ですが、暑さと日差しに耐えられるのであれば席が確保し易そうに見受けられました。
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思ったよりも地下鉄の駅から近く、徒歩30分弱で到着してしまったので予約時間よりも随分前に着いてしまい。周辺を散策したり、ガーデニングショップやインテリアショップを覗いたりして時間を潰し。
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いざレストランに入ると、まだ藤や薔薇が成長していないため日陰が全くない、燦燦と陽の光が降り注ぐ温室の席に案内されました。日陰の席は皆無ですので、入口で帽子の貸し出しをしています。しかし最後の方は帽子が足りなくなっていましたので、ご自身で帽子やスカーフ等日除けになる物を持参されることをお勧めします。あと夏は相当暑くなるかもしれません(何らかの方法で空調を入れるのかもしれませんが…)。
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メニューは日々変わるようで、日付が入ったA4の紙が渡されます。前菜が£10台、メインは£20台後半、デザートも£10近くするので高級な値段設定です。
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でも流石素材は新鮮でしたし、味も繊細ながらも凝り過ぎてはいなくて、素材の味が活きていてとっても美味しく。雰囲気も相まって非常に幸せな食事を満喫しました。ウェイターさん達もカジュアルながらも的確でフレンドリーなサービスで気持ちが良かったです。
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私達は肩肘張った食事が嫌いなので気に入りましたが、値段の割にカジュアルすぎると感じる方も居るかもしれません。赤ちゃんやお子さん連れのご家族やペットを連れた方も多いので、ガヤガヤしています。トイレはティールームと共同の外にある3つの個室のみです。席も近くて、ゆったりはしていません。
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ロンドンから地下鉄で気軽に訪れることができる場所で、自然を感じながらデイトリップ感覚でカジュアルに美味しい物を食べたい。そんな気分の時に、旅行をしたつもりで奮発して訪れるのに向いていると思います。

PETERSHAM NURSERIES CAFÉ
Church Lane, Off, Petersham Rd, Richmond TW10 7AB
営業時間(ほぼ火曜日~日曜日の正午~午後5時のみ)やメニュー等の詳細はお店のHPにてご確認ください。
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リッチモンドは高級住宅地。地下鉄ディストリクト線の終点であるリッチモンド駅からテムズ川に出る間にも素敵な街並みが目白押し。

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テムズ川沿いには遊歩道があります。

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遊覧船の発着場もあり。

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橋の近くにはカフェも点在しています。

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八重桜も綺麗でした。

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暖かくなったから貸しボートも登場。

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西洋の柳ってなんだか陽気だと感じます。

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この道を散歩するだけでもロンドンを遠く離れた気分を味わえます。

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ボートはスポーツとして広く楽しまれているみたいで、広い世代の男女がオールを漕いでいるのを見掛けます。「犬がコックスみたい!」と夫と笑ったボート。

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広い草原にあるパブリックパスを歩き…

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馬の牧場を横目に歩くと…

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直ぐピーターズハム・ナーセリーに出ます。

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ナーセリー(ガーデンセンター)には種、苗やガーデン家具、道具などが売られています。

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ガーデニング好きの方にはヒントになりそうな設えも満載。

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ティールームはセルフサービス。注文をする小屋の隣にトイレがあります。

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ピーターズハム・ナーサリーの周りには細い道が続いていて散歩が楽しい地域です。

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食事の後は丘に登って景色を眺めるため、林を抜けて徒歩15分。

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丘の上からテムズ川を見下ろすこの景色は何度見ても心が洗われます。この丘から駅に向かう道には素敵なカフェが並んでいるので試したいです。

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展望台の下にはガーデンもあります。

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2019年04月09日

ノッティングヒルにあるレシピ本専門店でランチ『Books for Cooks』

雨の火曜日のロンドン。今日は1日小雨が降ったり、曇ったりになりそうです。が、午前中は太陽が出たりもするよう。変わりやすい、ロンドンらしい天気になりそうです。最高気温は13℃。明日から週末に向けて気温が下がるそうですが、今日も冷たい雨に見えますね。

週末BBCで日本のトラベル特集を放映していました(2018年に放映したものを編集して再放送していたようです)。来年のオリンピック/パラリンピック開催に向けて日本の旅特集を度々組んでいるBBCですが、今回はパラリンピック開催に合わせて、どれだけ東京が身体障害者に対応しているか/していないかをチェックする内容でした。番組を見ていると、標識が足りないのでエレベーターやエスカレーターを見つけにくいことが分かります。あと日本の駅(特にターミナル駅)は、海外に比べて格段に大きいと思うので、初めて日本を訪れた人は予想より格段に大きい駅でマゴマゴしがちだと思われます。

障害がある方に対する情報発信をもっと積極的にすべきなのでしょうね。既に情報は各国語で発信しているようですから、もっと知ってもらう努力をしたり。旅行していて凄く思うのですが、結構な割合の人が全然下調べもせず、ガイドブックも持たずに旅行するので、現地でいきなり携帯で検索したり、インフォメーションに頼って旅行する人も念頭に置いて情報を発信する必要があるのでしょう。

日本は決して他の国に比べて遅れをとっていると個人的には感じていませんが、言語の壁が大きいので、精神的な壁も大きくなりがちなのでは?と思います。あと標識が丁寧で細かすぎるので却って分かりにくくなっている気がします。ピクトグラムとかですっきりさせて、全ての出入り口に情報を表示すると良い気がします。オリンピック/パラリンピックが迫ってきましたね。頑張れ、日本!
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さて、今回はノッティングヒルにあるレシピ本ばかりを集めた本屋さん『Books for Cooks』でレシピを試す為に提供されるランチを食べた話題です。
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ロンドンに移ってまだ短期アパートに滞在しながら住処を探し求めていた頃、この本屋を訪れてレシピ本を購入したことは以前ブログに書きました。その際には午前11時頃訪れてしまい、カフェは正午からしかオープンしないと言われて諦めました。

今回用事で近くまで訪れて、ふとその事を思い出し。時計を見ると午後11時50分。丁度良いので駄目で元々と本屋さんの後ろにあるテストキッチンを再訪しました。
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この本屋にあるカフェは『テストキッチン』と呼ばれていますが、それと言うのも本屋さんで実際に売っているレシピ本からレシピを選んで、試しに作り、お客さんの反応を確かめているから。つまりレシピを実際にテストするために料理をして提供している訳です。

その為、用意されているテーブルはごく僅か。午後11時50分に訪れたら、2人掛けのテーブルに既にお客様が一人座っている席に相席するよう指示されました。席が限られているこのカフェでは、相席が基本のようです。お店の人の指示に従って座る必要があるので、勝手に座ると席の移動を指示されて動く羽目になります。
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相席になった女性に聞いたら、私が訪れた日は凄く寒くて天気も悪かったので、この店では奇跡的なほど空いていたそう。普段は受付と同時に席が埋まり、席数分しか料理も用意されていないので、その時点で座れなかった人は諦めるしかないとのこと。

その為、余裕を持ってお店に到着するのが鉄則だそうです。しかもテストキッチンなので、メニューは1つのみ。黒板に書いて貼り出されていますので、メニューを見て気に入らなければ諦めるしかありません。
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メニューは、前菜+メイン+デザートで、デザートだけは4種類あって選択が可能。またデザートは持ち帰ることができます(多くの人が持ち帰っていました)。そのセットメニューで£8/人と、ロンドンにしてはお得感がある値段設定です。

常連さんによると、ベジタリアンメニューは火曜日のみ。また金曜日はメインが魚料理と決まっていて、人気が高く、席を確保するのが激戦になるそうです。
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デザートを頼む際に、ドリンクの有無も聞かれます。ドリンクは何を頼んでも£1みたいでした(少なくとも私のラテは£1でした)。

相席になったロンドナーとお話できますし、お手頃価格でコース料理が気軽に楽しめますし、可愛らしい本屋さんですし、ブランチやランチにいかがでしょうか。旅の思い出にもなりそうな食事だと思います。ポートベローマーケットにあるので、観光ついでに立ち寄りやすい立地でもあります。

Books for Cooks
4 Blenheim Crescent, Notting Hill, London, W11 1NN
Tel 020-7221-1992 Fax 020-7221-1517
テストキッチンについては時間も何も掲載されていませんが…本屋さんのHPはこちら
posted by london-twosome at 01:20| Comment(0) | 外食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする