2019年05月12日

バーンズのファーマーズマーケット

青空が広がる日曜日のロンドン。本日の予報は晴れ時々曇り。最高気温は17℃で、風も弱いので、昨日よりも暖かく感じるとのこと。これから金曜日まで雨が降る確率が低そうなので、水不足は心配ですが雨漏りの心配が減って嬉しいです。

ロンドンの小学校で、ナッツや乳製品・グルテン等に激しいアレルギー反応を持つ男子生徒が、友達がふざけて投げつけた小さなチーズの欠片でアレルギーを起こし。急いで病院に運ばれたものの2週間後に死亡するという事件が起きたそうです。アレルギーに関しては「口うるさい食にこだわりを持つ人」とかレッテル貼りをされて真剣に扱われない傾向がまだありますが、深刻な問題であることを先ずは大人が理解し。子供たちにしっかり教育する必要があります。他界したお子さんは勿論、ふざけただけだったであろうチーズを投げたお子さんも本当にお気の毒です。大人がしっかりアレルギーは深刻な問題で、絶対にふざけたり、からかったりしてはいけない事を教えてあげて、このような事件が再び起きないように努力しなければいけませんね。
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さて、今回はロンドンの西の郊外にあるのどかな田舎町のような風情を持つ高級住宅街であるバーンズで、毎週土曜日の午前10時~午後2時まで開催されているファーマーズマーケット(Barnes farmers Market)に足を運んだ徒然です。
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常々なるべくグリーンマーケットで食料を購入するよう努めていることは書いていますが、今週は雨漏り対策に追われたり、書類を準備したり、体調がイマイチだったりで、平日にグリーンマーケットに行きそびれました。そこで前々から気になっていたバーンズのファーマーズマーケットに散歩がてら買い出しに出掛けました。
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バーンズのファーマーズマーケットは、バーンズの町のシンボル的存在であるバーンズグリーンの目の前にある駐車場が会場。店舗は週により若干変更があるようですが、ケントのフルーツと野菜、サマセットのオーガニック肉、ドーセットの魚介の他、ベーカリー、チーズ、手作りのリンゴジュースを販売する屋台が出ると紹介があります。
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我々が訪れた際には、フルーツ・野菜は勿論のこと、オリーブやソーセージとチーズ、フルーツジュース、手作りパスタ、ベーカリーが2店舗、イタリア産のオーガニックワイン、イタリア産のオリーブオイル&ハチミツを売る屋台がありました。また、パエリア等の総菜を売るお店とその場で寿司を握ってくれる屋台も出てました。
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野菜は物が良さそうで新鮮。トマト、シシトウ、ナス、インゲン豆、ホウレンソウを2つの屋台で買い。フルーツの屋台で、イチゴとリンゴ、アスパラガスを購入。ついでに切れそうだったオリーブオイルと試しに白ワインを其々の屋台で購入してきました。
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早速シシトウを炒めて食べたら育ち過ぎて種が多かったり、アスパラガスも薹が立って筋を取るのに難儀しましたが(アメリカもイギリスも食べ頃を逃しすぎ!)、どちらも新鮮で美味しくはありました。混み過ぎてなくて買い物もしやすいですし、その割には充実していて気に入りました。
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バーンズの町自体も専門店が充実しているので、足りないものはついでに買い物できるのも便利。気になっていたカフェでランチもして、食料の買い出しに出ただけなのに、新緑の中を散歩もできて行楽気分を味わいました。
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Barnes farmers Market
詳細な場所などの情報はマーケットのHPにてご確認ください。
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2019年05月09日

ピーターズハム・ハウス・オープンガーデン

曇り始めた木曜日のロンドン。本日の予報は曇り時々雨。最高気温は16℃と大体昨日と同じような天候になるのでしょうか。昨日は雨が降ったと思ったら、太陽が出て、曇ったと思ったらまた強い雨が降りと何回も繰り返して不思議な天候でしたね。場所によっては霰も降ったそうで、明日まではそんなイギリスらしい天候になるようです。でも昨日はあまり風が強くなかったせいか、雨漏りはしなくてほっとしました。雨が降る度に冷や冷やします。

私はどうにもスポーツに興味が持てないのですが、ロンドンに住んでいるとスポーツも文化の一部なのだと凄く感じます。夫も「同じフロアで働くイギリス人と雑談するためにスポーツも知らなきゃなー」と常々言って、ニュースで気にして見たり、日曜版の新聞で目を通したりしているようです。BBCのアンカーさん達も普通に会話ができていて、いつも感心してしまいます。今週は特にスポーツでエキサイティングなニュースが多いようで、見ながらその興奮が解らない…と首を傾げる機会が多いです。
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さて、今回はロンドンの西の郊外であるロンドンで一番ハッピーな町リッチモンドにあるガーデンショップ/カフェ『PETERSHAM NURSERIES』のオーナーご夫妻のご自宅のガーデンが開放されるイベント『NGS OPEN DAY』があったので、ガーデンを見物した感想です。
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なお、今回のイベントはチャリティーの為に開催されており、毎年春と夏に行われ、収益は寄付されるとのこと。個人のお宅の為、ブログにご自宅の写真を載せることはできませんので、添えられている写真は隣にあるナーサリーとリッチモンドの公園のものです。
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ガーデンの写真を期待して見るとがっかりしますので、予めご了承の上お進みください。
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ピーターズハム・ナーサリーのオーナーさんのご自宅は、リッチモンドの店舗の真隣にありました。入り口はティーハウスの斜め前、公衆トイレの真横辺りにあります。普段は閉まっている訳ですが、この日は受付の方が立って開け放たれていました。
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入場料は£12/人で庭を見学して、ガーデンチェアーで簡単なドリンク&ケーキを味わうことができます。お庭にある小さな小屋は開放されていますが、ご自宅の建物内は見ることはできず、あくまで庭を楽しむという趣旨です。
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驚いたことに個人のお宅にも関わらず、庭には鶏が6羽ほどいる鶏小屋や野菜畑、果樹、草花が咲き乱れるボーダーガーデンに広い芝生にトピアリーが配された庭があるだけでなく。テニスコート、お洒落な田舎風のスイミングプール、蓋をして隠せる砂場、薪が並べられたセクションや丸太小屋なんかも揃っていました。
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何処かの高級なB&Bみたいで、これが個人のお宅か~と感心するやら、貧富の差に思いを馳せるやら。なんだかちょっと複雑な心境でした。
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とは言え、お店そのままにイタリアかフランスの田舎に迷い込んだようなテイストのお庭はセンスが良く、拝見して楽しかったです。偶々ボーダーの所で言葉を交わしたイギリス人の女性は、「ピーターズハム・ナーサリーは凄く素敵だけど高価で商品には手がでないでしょ?だからこうやってお店に来たり、ガーデンを見たりして、アイディアや色味、ディスプレイ方法なんかを盗むと良いのよ。この花と葉っぱの組み合わせ方とか、色の掛け合わせが素敵だから覚えておいて、後から安いお店で買って真似してみるの」と熱心に写真を撮ったりされてました。
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彼女は日本企業で働いていた時期があるそうで、私の英語の訛りで直ぐに日本人だと気付き、「日本庭園を見に行きたいわー」と仰っていました。イギリスに来てから、日本庭園への憧れのようなものを感じることがちょくちょくあります。ちょっと庭園の根底を流れる思想が似ている部分がありそうですものね。
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「イースター休暇を利用してイタリアの庭園を見て回ってきたの。でもイタリアは寒くってねー。ロンドンの気温をアプリでチェックして、なんだって私はこんな寒い場所にわざわざ来ちゃったんだろうって後悔してたの」と面白可笑しく話してくださり。イタリアの庭巡りの感想を聞いたら、「勿論私はイギリスの庭園も好きなのよ?でも、そもそもイギリスの庭園の多くが16世紀にイタリアから学んだことを根底に造られているでしょう?だから似ている部分もあるし、やっぱり彼方が先進国だけあって段違いに美しいと思ったわ。」とのこと。
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「イギリスに居る間に、近いんだからイタリアの庭園も是非見に行ってみるべきよ!感動すると思うな。」と勧めてくださいました。また彼女は去年の7月にもピーターズハム・ハウスの庭を見に来たのだそうで、「個人的には春の方が好きかな。色味が多いし、華やか。でも夏の方がグラス類は元気に育っているから、好みが分かれるかもね。貴方も是非7月にも訪れて、比べて見るべきよ!」とも仰っていました。
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最後は「また7月に会いましょーねー!」と冗談を言いつつ、手を振ってくださいました。アメリカもそうでしたが、イギリスでも仕事で成功している人って冗談を交えた雑談が上手いよなーとしみじみ感じます。
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お宅を拝見したり、女性と言葉を交わしたことで何かが触発されたらしく、自宅に花を飾る生活をしようと一念発起して花瓶を購入しました。金持ちじゃなくとも自分なりに気持ち良い住処にしたいな、と思わせてくれるようなお庭でした。
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帰り道には、馬が放牧された農場の横を通り抜け…

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Buccleuch Gardensの美しい花壇を眺め…

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TERRACE GARDENSの薔薇園は全然咲いてないなぁと思ったり…

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高低差を利用して造られた花壇を眺めたり…

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森林浴気分が味わえる小道を歩いたりして、リッチモンド・ヒルに出ました。

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次回の7月14日のオープンガーデンのチケットはこちら
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2019年04月08日

ザ・ボートレース

霧の月曜日のロンドン。本日の予報は曇り。でも1日中降水確率が高めなので、折り畳み傘を携行した方が良さそうです。そして午後8時以降は雨が降り出すようなので、なるべく早く帰宅するが吉。明日からまた寒くなる予報ですが、今日の最高気温は16℃。太陽が出ないけれど、気温的には寒くないようです。

今週はストーカーの危険性を認識するための週間らしいのですが、その一環として緊急電話をする際に声を出すことができない場合の対応の仕方を紹介していました。これはイギリスの緊急番号である999番に電話したものの、首を絞められていた為に声を出せず死亡した女性の事件への反省から構築されたシステムなのだそう。999番に電話しても、10秒以上何も言わないといたずら電話であると判断されて、オペレーターは電話を切ってしまいます。そこで声を発することができない場合は、電話に向かって咳をするか、55番を押すとオペレーターが緊急事態だと判断して警官を電話がされた場所に送ってくれるとのこと。これは目の前に危害を与えそうな相手が居て、警察を呼んでいることを知られたくない時にも有効です。知らなかったので、助かりました。

因みに999番は、警察、救急車、消防車、コーストガード、崖や山・洞窟でのレスキュー隊へと緊急救護を要請する際の番号。
112番は、999番と全く同じコールセンターに電話が繋がり、全く同じ役目を果たすのだそう。違いは世界中のどこからでも電話ができること。休暇で外国にいて、その国の言葉が喋れない時に使えるそうです。何か国語に対応しているのか分かりませんが、通訳して助けてくれるとのこと。但し、イギリス国内であれば固定電話からも電話できますが、海外の固定電話からこの番号が使えるかは確認されていないそうなので、お気を付けください。
101番は、緊急性はない警察への通報。泥棒に入られたとか、車が盗まれたというような時に使います。
111番は、緊急性のない医療スタッフへの電話。命には関わらないものの、医療スタッフから次に何をすべきかアドバイスが欲しい時に電話できるそう。
覚えておきたいです。
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さて、今回は2019年4月7日(日)に開催されたザ・ボートレースの話題です。
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ロンドンに住み始めてから、イギリスっていう国のことを何にも知らなかったなーとしみじみと感じることが多々あります。アメリカでは全然祝われない祝日があったり、聞いたことがないイベントがあったり。
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そんなものの内の1つにザ・ボートレース(The Boat Race)があります。ただのボートレースではなく、ザがついている辺りに歴史を感じる訳ですが。なんでもオクスフォード大学とケンブリッジ大学の間でレガッタのレースが毎年戦われ、男子のレースに至っては今年で165回目を迎えたそう。最初の男子のレースが行われたのは1829年。
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BBCニュースでも今週は毎日のように「ボートレース」の話題が出ていましたし。会場となるテムズ川周辺のパブでは、予約受付の宣伝が2週間前から貼り出されていました。
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レガッタのレースに参加できるのは、両大学に在学中の現役学生のみ。ただし現役学生でありさえすれば制限は全く無い様で、イギリス人以外の国籍の選手も多かったですし、年齢も19歳~46歳と幅広かったです。但し、46歳のJames Cracknell選手は金メダルを2回もとったことがある選手で、史上最高齢であることで話題をさらっていました。
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レースのコースはパトニー橋からスタートして北上し、チズウィック橋でゴールするもの。全長6.8Kmで蛇行した川を遡上するコース。ただし、潮が満ちてくる時間を狙ってレースが設定されているので、然程流れは強くない筈とのこと。
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初めてのボートレースという事で興味津々だったものの、気合を入れて見る気は全く無かった我々。午前11時頃、テムズパスを散歩したら既に各パブやレストランの屋台が設置され始めていたり、無料で水のボトルが配られていたり、ごみ袋が設置されていたりと祭りの雰囲気が満ち満ちていたため、それを楽しみつつも昼ご飯を食べに出掛けてしまいました。
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でも買い物を終えてテムズパスの方に帰ってくると、丁度女子のレースが見れるようなタイミング。スタート時間だったのですが、ハマースミス・ブリッジ辺りに到達するのには暫く時間が掛かるだろうと高を括って重い荷物を置きに一旦帰宅。いざ身軽になってレースに帰ろうとしたら、既にレースは通り過ぎていました。
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レガッタって実際見ると凄い速さなんですね!パトニー(フラム)からハマースミス・ブリッジまで歩くと30分掛かる距離(2マイル弱)をたったの7分で通り抜けてしまいました。レースに残っていた夫が撮影した動画を見せてもらいましたが、物凄いスピードに驚きを隠せませんでした。
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そこから男子のレースまでは1時間近くあるので、一旦帰宅してBBC1の生中継を観つつ、男子レースの予習。男子はスタートからハマースミス・ブリッジ到達迄6分ちょっとしか要さないので、スタートを待っていたら間に合わないため慌てて出発。

テムズ川沿いに着いたら、女子のレースとは比べ物にならない人出(やっぱり、まだまだスポーツにおける男女格差は大きいんですね)。女子なら余裕で見れたレースが、人垣で殆ど見えませんでした。
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そこで同じように後ろから覗いてる男性に「見えないですねー。どうなってるんだろう?」と話しかけたら、「そこのボートハウスでTV中継見てたけど、今の所ケンブリッジ大学がリードしてるよ。でも船体が1/4位重なってるから、どうなるかわかんないね。僕はケンブリッジ大学を応援してるんだよ。あ!見えてきた。あの薄いブルーがケンブリッジ大学だよ!行け!ケンブリッジ!」と教えてくれつつ、応援してました。

目の前で見るレースは凄まじいスピード。人垣で視界が遮られてることもあり、あっという間に視界から消えてしまいました。
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朝出かける時にエレベーターで一緒になった女性は「ケンブリッジ大学とオクスフォード大学の間には長い間、強いライバル関係があるの。このレースは名物なのよ。夫はケンブリッジ大学卒で、凄い熱の入れようなの。私はオクスフォード大学を応援してるのよ。皆さん、自分が応援してるチームのカラーを身に着けてるから、大体わかるわよ。ネイビーブルーがオクスフォード大学で、薄いブルーがケンブリッジ大学なの。」と教えてくださいました。

そうやってTVでも人々の間でも話題もちきりになる行事の割には、拍子抜けするくらいのーんびりしたイベントでした。午前11時位からハマースミス・ブリッジの上で場所取りしていた人もいましたが、多くの人はレースが通る直前に徐に近くのパブ等から川辺に出て応援。通り過ぎたら直ぐパブに帰ってました。
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他の人達も川べりでビール、ワイン、スパークリングワインなんかを飲みながら、のんびり観戦。子供たちの為にアイスクリームの屋台なんかも出ていて、子供たちはレースなんかそっちのけでベンチでアイスに夢中だったり。のどかな一日という感じで、一生懸命場所取りしたりとかそんな感じは殆どありませんでした。

BBQやパエリアなんかの屋台も出ていたりと、ある種お祭りでしたが、想像よりも数段階穏やかで、のんびりしていて、ハッスルする要素が少ないイベントで、大人から子供まで自分らしいやり方で楽しみ易いイベントのように見受けられました。
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小雨がぱらついていたり、寒かったりで、ビールという気分にもなれず飲まず食わずでしたが(しかもカップにはレースのロゴや日付などが入っていませんでした)、なんだかんだで雰囲気を味わえただけでも満足した1日でした。
posted by london-twosome at 02:17| Comment(0) | 行事・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする