2019年09月04日

エンジェル・カナルフェスティバル2019

しとしと雨が降っている水曜日のロンドン。本日の予報は雨のち晴れ。午前10時までには雨が上がって、正午からは晴れるようです。最高気温は21℃。今日も日中は活動をすると少し暑く感じるかもしれませんが、過ごしやすい1日になりそうです。

今日は地下鉄ノーザン線が全線運転を休止しています。なんでも信号機の不具合だとか。これから通勤などで地下鉄を利用する方は、メトロポリタン線も部分運休しているそうですので、予め運行状況をご確認ください。

昨晩は政府が提出した法案が否決され、前例のない状況になっています。今朝のニュースはその話題でもちきり。10月中旬に総選挙に持ち込まれる可能性が高まったそうで、「一体これからどうなるの?!」と大騒ぎになっています。

ボランティア仲間も皆さん渋い顔。「もうー!ブレグジットのせいで全てが見通しが立たなくて、なんにも決まらない!」とお怒りでした。「だからってコービン(労働党党首。経済音痴としてイギリス国民から総スカンを食らっている印象です)をリーダーにするなんて以ての外だしな・・・」と皆さんうんざりされてました。首相は口では「選挙は誰も望んでいない!」と言いながら、総選挙に持ち込もうとしていると言われています。本当に総選挙にもつれ込んで、ハロウィンにはハードブレグジットしちゃうんでしょうか。また薬や食料を備えることになりそうです。
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さて、今回はロンドンの北東部にあるヒップスター天国のエンジェル(Angel)の運河で2019年9月1日(日)に開催されたエンジェル・カナルフェスティバル2019(Angel Canal Festival 2019)の様子をお届けします。
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バンクホリデーで3連休だった後の普通の週末。しかも夏休み最後の週末でもあった先週末は好天に恵まれました。そこで何処かに出掛けようと調べたのですが、鉄道が職員のストライキで止まっていたりとなかなかロンドンの外に出るのは大変そうでした。
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それならばとイベント情報などが載っている無料週刊誌『TimeOut London』をペラペラとめくっていた時に目を引いたエンジェルで開催されるカナルフェスティバルを思い出しました。エンジェルはロンドンのテック産業がオフィスを構える一角に近く、ヒップスター天国として知られている街。
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ロンドンに引っ越す前は住んでみたいと思っていた街でもあり、街自体も見たかったので足を運びました。
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カナルフェスティバルは、エンジェルの街を横切るリージェンツ・カナルに浮かぶナローボートやカナルに面した広場とその前の道路を会場に開催されていました。毎年6万人が訪れるというフェスティバルは、実際に動くのも大変なほど多くの人が繰り出していました。
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メイン会場は、地下鉄ノーザン線の『エンジェル』駅から徒歩3分の場所。運河沿いでは、ナローボートの上でカフェが営業されていたり、アーティストが絵を販売していたり。
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運河を横切る橋の上と道路ではフードマーケットが。ロンドンの多様性を表すように、ベーシックなハンバーガーやホットドック、フィッシュ&チップのお店から、フィリピン、ベトナム、ジャークチキン、タイ、イタリアのカノッリ等のエスニック料理の屋台、シナモンバン等のデザートの屋台までが勢揃いしていました。
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カナルに面した広場では、人形劇、大道芸、ミュージックライブ等が演じられ。テントでは手作りのTシャツ等が販売されていました。
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何処を見ても地元に根を張ったコミュニティー色の強いイベントで、来場者がとっても幸せそうに見える、その場にいるだけでこちらも幸せな気分に満たされる空間でした。
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エンジェルの駅の近くには『カムデンパッセージ』という小道があり、フリーマーケットが開かれ、両側にはお洒落なカフェ、レストラン、雑貨屋が並び。細い路地には骨董屋が並んでいました。
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カラフルな電球と花に彩られた小道は魅惑的で、夫と「このオーストリア料理屋来てみたい!」とか「和風喫茶があるよー」とか散策を満喫。高額過ぎて買えませんでしたが、凄く素敵な靴下を売っている雑貨屋さんがあったりもして、プレゼントを探すにも良さそうでした。
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食事に出かけたいカムデンパッセージ。

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街中を横切っているのでカナルには沢山の橋が掛かっています。

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ロックがあるので、お子さんに見せるのにも良い場所です。ロックでピクニックする人達もいました。

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リバー・カヤック?カヌー教室が開かれていたようで、多くのちびっこが運河を探索していました。

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ライブもナローボートの上。

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公園の中に地元のNPOが運営するカフェも営業していました。

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ナローボートで水上に暮らす人々の生活も垣間見れます。

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エンジェル・カナルフェスティバル2019の情報は既に消えてしまいましたが。他の似たようなイベント情報はカナル&リバー・トラストのHPにてご確認ください。
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2019年06月03日

コヴェントガーデン・イン・ブルーム

青空が見える月曜日のロンドン。本日の予報は晴れと曇りを繰り返すものの、雨は降らないというもの。最高気温は20℃と週末に比べると低めですが、それでも十分暖かな一日となりそうです。

今日からアメリカ大統領がお子さん家族全員を引き連れて3日間の日程でロンドンを訪れます。そのせいか昨日は飛行機が飛び回り、なんとなく騒然としていました。色々警備を固めるのに大変なのでしょう。グリーンパーク、セント・ジェームズ・パークやリージェンツ・パーク周辺を中心に主要な道路が交通止めになるので、お出かけ前には必ず交通情報をチェックした方が安心です。

何故か反トランプ機運が非常に強いロンドン。今日からおむつを付けたトランプベビーバルーンを従えたデモも練り歩くことが予想されており、できることなら中心部を訪れない方が混乱に巻き込まれないのかも。何事も起こらず無事に過ぎますように。
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さて、今回は2019年5月15日~6月5日までコベントガーデン周辺で開催されている『コヴェントガーデン・イン・ブルーム』(Covent Garden in Bloom 2019)の風景をお届けします。
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いつも華やかな生花で飾られているインフォメーションデスクの周り。

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今回は実際に演奏できるピアノを中心とした設え。

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いつもの如く木箱を使ったディスプレイもあります。

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大都会の真ん中にある人混みの中のフラワーディスプレイなのに数匹の蜂が蜜を吸っていました。凄い嗅覚ですね。

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インフォメーションデスクの右側にも緑。

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車止め代わり(と写真撮影用)に置かれている台車。

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常時設置されている造花のブランコにプラスして、生花の写真撮影用ディスプレイもありました。

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ショップも其々造花で飾り付けをしていたのですが、キリがないですし、記念撮影をしている人が多くてどうしても映り込んでしまうので断念。でもエリア一帯が華やかでした。

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コベントガーデン・イン・ブルームの一環ではなく、壁面緑化しているショップ。

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2019年05月30日

チェルシー・フラワーショー

薄い雲に覆われた木曜日のロンドン。本日の予報は曇り。でも降水確率は低く、雨に降られる心配はあまりなさそうです。最高気温は22℃。土曜日には26℃まで上がる予報なので、今日あたりから段々と暖かくなってくるようです。昨日は午後からしとしとと雨が降り続き、久し振りの恵みの雨でした。静かな雨の中で作業をするのも楽しくて、イギリスらしさを満喫できた日でした。

先日ボランティア仲間と雑談していたら、彼女は「前日に友人を亡くして落ち込んでいるので元気がなくてごめんなさいね」と仰るではありませんか。そんな状態でボランティアに来た勇気にも驚きましたが、その話が驚愕だったのです。というのも、ご友人は足首を怪我して簡単な手術を受ける筈だったのだそう。気軽な手術なので1人で病院に向かい、特段ご家族も付き添うでもなく気にしていなかった。それなのに蓋を開けてみれば、何故か手術中に様態が急変してお亡くなりになってしまったとのこと。まだ中年の女性でお子さんもやっと成人になったばかりという若さ。ご家族も周りのご友人も混乱と悲しみの最中で、何故そんな事態に陥ったのか病院に追及することもできていないと仰っていました。その話を聞いて、改めてイギリスの医療制度の怖さを思いました。BBC等で人員不足や予算が逼迫している現状が取り上げられていますが、本当に怖いのかも…と夫と「イギリスでは病院のお世話になりたくない」と改めて話した次第です。

月曜日の夜何故か熱を出し、火曜日はダウン。水曜日に火曜日にやる筈だった用事を振り替えたので、ブログを2日間書きそびれました。コンスタントに行動ができるとかなり時間に余裕が出るのに困ったものです。でもニューヨークに居た頃に比べると寝込む期間が短くはなっている気がするのでまだ希望があります。
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さて、今回は既に終わってしまいましたが年に1度の一大イベント『チェルシー・フラワーショー』(RHS Chelsea Flower Show 2019)の感想です。
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毎年5月に開催されてロンドン中が湧くチェルシー・フラワーショー。他にも沢山あるフラワーショーの中でも一番注目されるように感じますし、実際BBCで1週間に亘り毎日1時間の特別番組が流されるという破格の扱い。週末版の新聞でも大きな特集が組まれ、実際にショーに足を運ばずとも大体どのようなガーデンが紹介され、何処のナーサリーが出展しているのか把握できるほどです。
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とは言え、やっぱり直接この目で見て感じるのは違うもの。最寄り駅であるスローンスクエアに着いたら、利用者の多さに対応するために入口と出口を分けて係員さんが掛かりっきりで案内にあたる混雑。いつもとまるっきり雰囲気が違いました。
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そもそも興味はあったものの、今年はケンブリッジ公爵夫人がデザインに参加した庭があったせいかチケット争奪戦が特に激しいと聞き及び及び腰になっていたのですが。イギリスの会社のフロアを間借りして一人で働く夫を何くれと無く気遣ってくださる同フロアのイギリス人の男性が王立園芸協会のメンバーで。「奥さん園芸に興味あるんだよね?メンバーは一般発売に先駆けてチケットが買えるから、一緒に買ってあげようか?」と声を掛けてくださり、有難く甘えました。
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そんな訳でメンバーのみが入れる平日の午後5時半から入場し、閉場する午後8時まで会場を見物できるチケットを購入していただき£38/人ずつで楽しむことができました。メンバーとメンバーが招待した人しか入場できないとはいっても王立園芸協会のメンバー自体が物凄い数がいる様で、会場は沢山の人で賑わっていました。
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とは言え、夕方であるせいか庭が楽しめないほどの混雑でもなく、招待くださったご夫妻は「一番混んでる時はパビリオンの中でも身を竦めて人にぶつからないように少しずつしか動けないのよ」と仰っていました。夕涼みしながらプラプラと見て回れるくらいには空いていたので有難かったです。
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チェルシー・フラワーショーに行くことを告げたら、ボランティア仲間が「会場は広すぎて絶対に全部見ることはできないから、予習して見たい庭に目星をつけて行った方が良いよ」とアドバイスをくれました。その為新聞の記事を読んだり、BBCの1時間番組を見たりして予習。結果として背景が分かっていた方が庭も楽しめましたし、展示の半分も見ることができなかったので予習をして大正解でした。
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招待してくださったご夫妻もいつもは朝8時から訪れて、会場で朝食や昼食を食べて夕方まで1日を過ごすと仰っていたように、多くの来場者は会場で食事・ドリンク・ショッピングまで楽しむみたいでした。その為至る所に食事処やピクニック会場、アイスクリームやドリンクを販売するバンが止まっています。
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大きなピクニック会場には特設ステージもあり音楽を楽しみながら飲食ができるようになっていましたし。ゲートを入って直ぐの大通りにはずらりとショップが並んでいました。
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園芸手袋やハサミなどのバリバリの園芸用品から、小鳥の餌場や庭に置く家具や小物を売るお店、植物を使ったジュエリーや植物をデザインした食器やインテリアなどまで様々な物が販売されていました。チェルシー・フラワーショーのお土産を販売する王立園芸協会のお店もありましたが、マグ・トートバッグ・ステーショナリー類・ペン・ショートブレッド・マグネット位しかなく、カードか絵葉書があったら買おうと思っていた私はがっかりしました。
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先ずはメインストリートにある代表的なガーデンを案内していただいた後に、パビリオンに展示された品種ごとの花や草、野菜などのブース(其々気に入った展示の種や球根、苗木が買えるようになっています)をざっと覗き。その後、夫が同じフロアで働いてお世話になっている招待してくださった男性の働くイギリスの会社の同僚さん達とピクニック会場で合流。
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Pimm'sというイギリスにおいて夏の代表的なカクテルだというアルコールドリンクをご馳走になり、皆さんと乾杯。雑談をして30分程過ごしました。

Pimm'sという名前はよく目にするものの試したことがなかったのですが、甘くもライムやオレンジのスライスと氷が沢山入れられているお陰でしつこくはなく美味しかったです。軽く飲めるので、飲み過ぎに注意は必要そうでしたが。「ピムズを飲むと夏が来たって感じる~。今年は初めてだわー」とか皆さん口々に仰っていて、そういうものなんだとまた1つイギリスについて学んだ気分でした。
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その後皆さんと別れ、最後の1時間程を2人きりで場内を見て回りました。一番興味があった『Warner's Distillery Garden』も、関係者の方がお酒を飲みながら中で何くれと無く話されていたので一番見たかった部分が隠れて見えにくかったりはしましたが楽しめましたし。
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招待してくださったご夫妻が案内してくれたのですが、気に入ってもう一度見たかった『Kampo no Niwa』もゆっくり楽しめました。他にも話題になっていた庭を楽しみました。
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今年のガーデンでは、地球温暖化等の環境の変化に対応できること、環境に負荷をかけないこと、人の心を癒すこと、自国の文化や自然と親しめること、等が重視されていたように感じました。新聞のコラムにも、如何に水の消費量を減らしながらガーデニングをするかのアドバイスが出ていたり。ただ美しければいいという時代は終わったように感じます。
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とっても勉強になりつつも、楽しいイベントでした。夫の知り合いの方々には感謝・感謝です。
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打っては返す海のような池が印象的だった『Facebook: Beyond the Screen』ガーデン。

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エレベーターで出ることが可能な屋上とバリアフリー化された玄関アプローチの2層に亘る『The Greenfingers Charity Garden』。

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気候変動や病気・害虫に強い庭がテーマの『The Resilience Garden』。

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通路脇の花壇だって綺麗です。

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posted by london-twosome at 04:51| Comment(0) | 行事・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする