2018年12月09日

メリルボーン・ハイストリートのイルミネーション

朝から盛大に曇っている日曜日のロンドン。本日の予報は晴れ時々曇り。ただ午前中の降水確率は25%前後ありますので、折り畳み傘は携行した方が安心そうです。最高気温は現在の11℃。これから段々と気温が下がっていくようですので、お出かけになる際にはそのことを頭に入れて服装を考える必要があります。

週末の朝ニュースを見ようとすると、殆どやっていないことに驚いてしまいます。BBC1で30分位やったと思ったら、直ぐにスポーツ、とりわけサッカーになってしまいます。1週間のダイジェストを放送したり、日曜日であれば前日のダイジェストを流したり。ラグビーの大会があれば、ハイライトが放送されますし、時々テニスの解説なんかも入ります。

この前フラムパレスの無人販売に行くために歩いていたら、フラムのサッカーチームのグッズを売るお店の前を通りかかったのですが、お父さんたちが一生懸命クリスマスプレゼントを選んでいて、こうやって親から子へとサッカーを楽しむ文化が受け継がれてくんだろうなぁーと感心していました。スポーツ全般に全く興味がない私でも、静岡生まれでサッカーのルールは一通り理解しているので、何故かサッカーの試合のダイジェストはなんとなく見てしまいます。「あ、ハンドだ」とかコメントして、「静岡生まれの血が騒ぐ」とか夫にからかわれています。
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さて、今回はロンドンの中心、ベイカーストリート駅から直ぐの場所にある高級ショッピングストリートであるメリルボーン・ハイストリート(Marylebone High St)のイルミネーションのお裾分けです。
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初めてのロンドンのクリスマス。色んな場所を見てみたいとタイムアウト誌を毎週駅で貰って来ては(私達の最寄り駅では火曜日の午前10時前に行かないと忽然と姿を消してしまうことをこの2か月で学びました)情報を仕入れています。
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そんな中WEBのタイムアウトの記事でロンドンの有名なクリスマスイルミネーションを紹介していて、その中の1つがメリルボーン・ハイストリートでした。日本で働いていた会社のロンドン支社の顧問弁護士さんがベイカーストリート駅周辺に住まわれていて「あそこらへんは美味しいお店も多いし、交通の便も良いし、住むには良い場所だよ」と言っていたのを覚えていましたし。今まで足を運んだことがない地域でもあったので、イルミネーションを見に行くことにしました。
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メリルボーン・ハイストリートは、ベイカーストリート駅から歩いて5分程の場所にあるショッピングストリート。有名なブランド店やお洒落なレストラン、パブ、カフェなどが並ぶ通りでした。アメリカのブランドも多くてビックリ。ニューヨークのアッパーウエストでも歩いているようです。
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イルミネーションは街灯と、道を挟んで頭上に飾られていて綺麗ではありましたが、わざわざ見に行くほどではないかな?という感じ。ショッピングのついでや、近くに多く点在するレストランやパブで食事をするついでに見る分には非常に楽しめると思います。
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私達も近くで食事したワインバーがとっても活気があって美味しく、満足のいく食事だったので結果的にすべてひっくるめてクリスマス気分を満喫できた夜となりました。この通りにある『Daunt Books』では著者のトークショーを開催していて、品揃えも良く、店員さんも親切で、本好きの人は親密な時間を過ごせそうでしたよ。
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よく見ると♡マークが。

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この通りは凄い渋滞していました。可能であれば車で出掛けない方が良いのかも?

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通り沿いにあるパブは贅沢なイルミネーションを施していました。通りまで人が溢れて立ち飲みする姿は多くのパブで見掛けます。

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フラットの入口に飾られたツリー。

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ロンドンの街にこんなタワーがあることを知らなかったので驚いた夜でもありました。これはBTタワーと呼ばれる電波塔で、1980年まではイギリス全土で一番高い構造物だったとのこと。

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近くには紫色にライトアップされ、入口脇で篝火が焚かれた教会が。なんだか怖い…。

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2018年12月05日

ディケンジアン・クリスマス②

午後から強い雨が降り始める予報の水曜日のロンドン。来週の月曜日まで太陽マークが出ていません。でも1日中雨が降り続く日は少ないみたいなので、何とかなりそう。雨が降る為か最高気温も13℃と少し寒さも和らぐようです。今日は午前中にさっさと買い物を済ませて、午後にゆっくりと掃除をしたいと思います。

Netflixからフレンズが外されるようで、友達が大騒ぎしています。「眠れない夜の定番なのに、来年からどうやって眠ればいいの⁈」とか、「Netflixのラインアップの中で一番観るのに!」とか嘆いています。それに対して「DVDを買ったら?」と答えている人がいて、友人の回答は「DVDプレーヤーってまだ売ってるの?(笑)」。時代は変わります。因みにロンドン滞在は数年で済みそうなので(まぁ、ニューヨークもそう思ってたんですが…)、今のところDVDプレーヤーも炊飯器も買わずに乗り切ろうと思っています。家事の間はポッドキャストを聞いていますし、ご飯はレトルトのタイ米とかで我慢できる気がしています。

ブレグジットは泥仕合の様相を呈しています。もう何が何だかよく解らないので、YouTubeで動画を見たり、ポッドキャストを聞いたりしていますが、それでもよく解りません。まだイギリスの政治システムをよく理解していないからだと思うのですが。イギリスの国と自治体との線引きもよく解らないポイントです。その内解ってくるのでしょうか…。
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さて、今回は前回書いたロンドンの南東の町ロチェスターで毎年2日間に亘って開催されているディケンズにちなんだお祭り『The Rochester Dickensian Christmas』の様子をお伝えします。
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前回はフェスティバルの感想をお伝えしましたが、今回は見物した出し物を写真と共にお裾分けです。少しでもイギリスのクリスマスの雰囲気が伝わりますように。
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ロチェスター城の門の所で、パレードのメンバーが写真撮影に応じてくれます。

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町のメイン通りにあるロチェスター大聖堂(Rochester Cathedral)は、西暦604年に建造されたという歴史ある教会。

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庭では紐を引いて音程の違う鐘をカランコロン♪と鳴らしていました。

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1日に何回かパフォーマンスを披露していた『Lamplighter(点灯夫)』。多分ドランクン・ソングと思われるノリの良い歌を歌って、観衆は一緒に歌ったり、笑ったり。

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メインストリートには、カラフルなクリスマスライトの他にも、窓からプレゼントを届けるサンタ像が。

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イギリスのクリスマスに欠かせない存在のミンスパイ。町のベーカリーでもここぞとばかりに宣伝。

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通りの彼方此方に機械が設置され、泡でできた雪が降り注ぎます。

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正午からのメインパレード。中世の服を着た地元の人達や…

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ディケンズの本の挿絵から出てきたようなスクルージや…

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第3のゴースト(未来)まで。

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ロチェスター城の前にあるメインステージ。1日を通して色んな催し物があります。これはブラスバンドのクリスマスキャロルの演奏。

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ロチェスター城の周りにはクリスマスマーケットが。ここでも『ドイツ村』(the Bavarian Village)があって、夫と「なんでイギリスのクリスマスマーケットはドイツ村って呼ばれるんだろう?」と不思議に思っていたのですが。夫が会社で尋ねたところ「そりゃ元々イギリスにはクリスマスマーケットの伝統が無かったからだよ!僕らが子供の頃にはそんな物なかったよ。ヨーロッパから最近取り入れた俄か仕込みのものだから、そう呼ぶんだよ」だそうです。

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イギリスのクリスマスと言えば、移動遊園地がお約束なのでしょうか?ここにも小さな遊園地が。

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遊園地とマーケットのエリアは大混雑。歩くのも大変な感じです。足元もぬかるんでいるので、歩きやすい靴で訪れた方が良いです。

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マーケットはプレゼントを売っているというより、その場で食べる軽食やツリー等、地元の人とお祭りを楽しむ人用のお店が並びます。

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ディケンズに因んだお祭りだけあって、『クリスマスキャロル』の劇が通りで演じられていたり、図書館の一角で『オリバー・ツイスト』の朗読があったり。文学も楽しめます。

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キャンドルライト・パレードは午後4時45分からですが、早めに沿道の場所取りをすることをお勧めします。15分前にはスタンバっておくと、前列で観ることが可能だと思います。

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ご参考までにキャンドルライト・パレードの特等席はどうやら教会の芝生の広場(手で鐘を鳴らしていた場所)の前みたいでした。パレードの先頭と観客が一緒に叫び声を上げて、何か掛け合いをしていました。地元の人はこの場所に早くから陣取っていました。

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キャンドルライト・パレード。実際はよく見えてムード満点なのですが、如何せんiPhoneは夜景に弱いので、写真ではよく見えなくてごめんなさい。

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パレードの後は、全ての行事の〆を飾るクリスマスキャロル。メインのロチェスター城前のステージで披露されます。スクリーンに歌詞が表示され、周りで聴いている人も道行く人も大合唱。温かい気持ちに包まれる時間でした。

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パレードの先頭や催し物の前では寄付を募っています。£1や£2の小銭を数枚用意しておくと、気軽に寄付ができますのでお忘れなく。

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12月頭に「メリークリスマス!」と挨拶されるのは不思議な気分でしたが、満喫した1日でした。来年も行きたいと思うほど楽しめた日帰り旅行でした。
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2018年12月04日

ディケンズのクリスマス・フェスティバル

珍しく太陽マークが出ている火曜日のロンドン。本日は午後7時頃までは晴れの予報。その代わり最高気温が7℃と寒い1日となりそうです。夜は降水確率が25%前後あるので、帰宅が夜になる方は折り畳み傘を携行した方が安心かもしれません。今朝は朝焼けがとても綺麗でした。

昨晩ロンドンの南岸にある象徴的な建物の1つであるザ・シャードのクリスマス・ライトが光り始めました。今週トラファルガー広場のクリスマスツリーも輝き始めますので、ロンドンは伝統的なクリスマスを祝っている感じがします。なるべく長く祝おうという感じがニューヨークよりしないというか。ウィーンの友達カップルは、未だに12月のキリスト教のお祝いの日までクリスマスツリーを飾りませんし。ヨーロッパの方がクリスマスを商業的な物にすることに抵抗しているのかもしれません。

ニューヨークのボランティア仲間やお世話になったスタッフさん達からメールやカードが届きました。なんで返事がある時期が重なるのか不思議です…感謝祭が終わってほっとした…という感じなのでしょうか。ドイツの友人からも葉書が届き「是非遊びに来てね!」と誘ってくださり嬉しい限り。ウィーンの友達カップルからも「いつ来るの?」と聞かれていますが、今年は引っ越し疲れが抜けませんし、つい最近までお金がタイトだったこともあり、このクリスマス~お正月休みは遠出はしないことにしました。来年皆さんに会えると良いなと思います。
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さて、今回はロンドンの南東にあるディケンズが晩年を過ごした町ロチェスターで毎年開催されるクリスマス・フェスティバル『Dickensian Christmas Festival』です。
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ロンドンのイベントを教えてくれるフリーペーパー『タイムアウト』誌やWEBマガジン『ロンドニスト』等でお勧めのクリスマス関連行事として紹介されていてその存在を知った行事。月に1回ロンドンの外に出ることを目指しているので、公共交通機関を使って行くことができる場所を探している我々にとっては丁度良い距離と行事だと興味を持ちました。
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ロチェスターまでは、電車で1時間弱。ディケンジジアン・クリスマスは、鉄道の駅から直ぐの場所にあるロチェスター城が会場の中心なので、車が無くとも気軽に訪れやすいロケーションでした。
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因みにパレードに並んでいた人たちの話を聞いていると、①駐車スペースを探すのが大変で、②ATMは町中に1台しかなくて大行列ができていたようなので、できることなら公共交通機関を使って訪れ、あらかじめ現金を用意しておく方が楽そうです(クリスマスマーケットやいくつかのレストランでは現金オンリーでした)。車で訪れるのであれば、予め駐車スペースをリサーチしておくことが大切かも。
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ついでに言うと、小さな町なのであまり多くのレストランがありません。クリスマスマーケットでホットドックやクレープなどを購入して立ち食いできますし、公衆トイレも各所に用意されているので困ることはありませんが、座って屋内で食事したい場合には予約をすることをお勧めします。予約ができないお店は行列ができていることが多く、ランチ難民になっている人たちを多く見かけました。
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ディケンジジアン・クリスマスは、小さなロチェスターの町の古城を中心としたメインストリート全てを使った、移動遊園地・クリスマスマーケット・文学イベントを織り交ぜた町を上げた2日間のお祭り。午前10時~午後5時までメインストリートに設置されたステージや街角、公民館や図書館を使って歌や劇、音楽やリーディングが次々と披露されます。
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私達は午前11時に始まる『七人の貧しい旅人たちの行進』を見て、正午からの『メインパレード』を楽しみ。その間にも『ランプライター(点灯夫)』のパフォーマンスを見たり、コーラスを聞いたり。ランチの後は『クリスマスキャロル』の劇を見たり、『オリバー・ツイスト』の朗読を聞いたり。
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その合間にロチェスター城の周りにあるクリスマスマーケットを冷かしたり。1日過ごしたらやることが無くなってしまうのでは?という心配をしていたのですが、杞憂でした。
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午後4時45分からは『キャンドルライト・パレード』を見物して、午後5時からは『クリスマスキャロル』を堪能。想像したよりもディケンズの文学に基づいたお祭りで、手作り感が強くて、1日満喫しました。
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白状すると40年以上生きてきましたが、クリスマスは家族のお祝いという知識はあっても心からそう感じたことはなかった気がします。高校生の時に留学していた際には、滞在していた寮が閉まってしまうのでホストファミリー(同じ学校の生徒さん)のお宅に置いてもらってクリスマスを体験したり。大学時代には「クリスマスに1人なんて!」とムンクの叫びみたいなリアクションをした友人が、彼のイタリア移民のご家族の典型的な大家族のクリスマスのお祝いに連れて行ってくれたりもしましたが。何故か心から家族で過ごすクリスマスというものを理解したと感じていませんでした。
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でもこのお祭りで、1年間練習してきた歌をステージで楽しそうに披露する人達を見たり。ウンパッパ(ミュージカル『オリバー!』の中の曲)を観客も一緒に歌って、お年を召したお夫婦が今にも躍り出しそうだったり。クリスマスキャロルを観劇している人達が、お決まりの合いの手(ブーイングしたり、イェイ!とか声を掛けたり)を入れながら劇に参加していたり。
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最後の〆のクリスマスキャロルも、舞台でコーラスグループが歌唱するのですが、大スクリーンに歌詞が映し出されて観衆も大合唱。立ち止まって聞いていない道を通り過ぎるだけの人達も、空で一緒に合唱していて、子供たちも聞いている。
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マーケットでクリスマスツリーを購入して車まで運んでいる人や、リースを手に歩いている人もいて、子供たちは暗くなったらランタンを手に町を闊歩。あぁ、こうやってクリスマスの伝統は受け継がれていくんだなーとしみじみと感じられたお祭りでした。

ディケンジジアン・クリスマスのメドウェイ郡公式HPはこちら
posted by london-twosome at 16:21| Comment(0) | 行事・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする