2019年09月05日

ナショナルトラストの『オスタリー・パーク&ハウス』

まだ真っ暗ですが晴れているように見える木曜日のロンドン。本日の予報は晴れのち曇り。午後6時以降は少し降水確率があるので、にわか雨が降るかもしれません。その時間に移動する方は、念の為準備しておくと安心かもしれません。最高気温は19℃。少し前から最低気温が10度を下回る日が出てきてましたが、とうとう最高気温も20℃を下回る日が暫く続きそうです。秋ですねぇ。

今週の火曜日でロンドンに移り住んで丁度1年でした。この1年驚くほど何もしなかったなーとしみじみと考えてましたが、私は新しい環境に馴染むのに時間がかかるタイプなんだと改めて認識しました。ニューヨークに移り住んだときも、東京に転職/引っ越した時も、結婚した時も暫く新しい生活に慣れなかった…と思い返しています。2年目は新しい事を始めたいと思います。その為にも今週は頑張りどころです。

2晩続けてイギリス議会は夜を通して審議を続け。結局、総選挙に打って出ることも現時点では決まらず。今度は月曜日までにハードブレグジットを禁止する法案が成立するかの攻防となっているみたいです。イギリス議会の知識が無いので、何が起こっているのかよく理解できません。毎日新聞も目を通しているし、ニュースも見ているんだけどな…。
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さて、今回はロンドンの西の郊外、ヒースロー空港に近い場所にあるナショナルトラストが管理する邸宅と庭『オスタリー・パーク&ハウス』(Osterley Park and House)の風景をお届けします。
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このナショナルトラストが管理する歴史ある邸宅と庭の存在を知ったのは偶然。ヒースロー空港に行く為に地下鉄ピカデリー線に乗っていた際にオスタリー・パークという駅名を目にして、2人で「ここに公園があるのかな?」と話したことがきっかけでした。
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ある週末に近場で新しい庭か公園を訪れることができないかと検索をかけて、夫が発見。以来訪れる機会を狙っていたのですが、計画を立てると私が体調を崩すの繰り返しで、8月の中旬にやっと実際に足を運ぶことができました。
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ロンドンの中心部からは、地下鉄ピカデリーラインに乗って約30分ほど。駅からは徒歩15分位の場所にあります。
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駅からは線路を跨ぐ橋を渡り、住宅街を2ブロック歩いたら、後は草原の中を抜ける歩道を放牧されている馬を眺めながら移動できる長閑な道程です。
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オスタリー・パーク自体は無料で入場でき、入り口のところにもカフェがあるので、広々とした草原で誕生日パーティーを開いたり、ピクニックをしたりして楽しんでいる方も多かったです。加えて邸宅と庭を見なくとも、ナショナルトラストが運営するカフェとショップも利用可能。
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夏の間はコートヤードにアイスクリーム・スタンドも出ていて、皆さんアイスクリームを舐めていました。度々書きますが、心底イギリス人の方々はアイスクリームがお好きですよね。
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庭が見たくて訪れたので、入り口でチケットを購入して、先ずは庭を。食事の後は邸宅を見物しました。
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敷地に入ると直ぐに牧場で放牧されている牛がお出迎えしてくれます。並木道を道なりに進むと邸宅を築いた裕福な銀行家であるチャイルド家の奥様が、世界各地から集めさせた植物を育てた温室と前庭が出てきます。

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温室前にはレモンをはじめとする柑橘類が。

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前庭には鮮やかな花が植えられています。

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この一角には背の高い夏の花が植えられていましたが、開花前。その為色には乏しい感じです。

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ここから牧場を回り込むような形で散歩道が繋がっていますが、割と距離があるのでこの日は断念しました。

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塔を眺めやりつつ…

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彼方此方の木に不思議な実がなっているのを眺めつつ…

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この物件のメインの庭であるオーナメンタル・ベジタブル・ガーデンの門を潜りました。

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門を入って直ぐは、多種多様な花が植えられているセクション。

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花畑の奥にはビジターは入れない農家のようなセクションがあります。

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花畑から更に奥に入ると、大きな4つのセクションに分かれたオーナメンタル・ベジタブル・ガーデンがあります。
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真ん中に大きな豆の棚があったり。

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花と野菜がごちゃごちゃに植えられているように見えました。

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昼食は昔納屋だったように見える建物に入っているナショナルトラストのカフェで食べました。

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コートヤードに並ぶテーブルで食べることも可能です。が、日差しにかぶれてしまう私は納屋の中で食事。

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素朴な地味深い味で、値段もリーズナブルだったので、散歩がてらランチに来るだけでも良い気分転換になると夫と話しました。

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食事の後はお屋敷を見学。18世紀のイギリスの銀行家の財力と影響力に舌を巻きます。そもそも取引先の関係者を招待して銀行の力を見せつけるために造られたという邸宅は、イタリアの有名画家の天井画やイギリスの植民地(主に中国)から取り寄せたエグゾティックな家具に溢れて、コッテコテ。王室のお姫様をお嫁さんとして迎える計画まであったそうで、彼女のための絢爛豪華な部屋も残されています。ガーデンのみの安いチケットが無いので、チケットを購入したら折角なのでお屋敷も見て、海洋国家として世界中に影響力を持っていた頃のイギリスを感じてみてはいかがでしょうか。

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最後はショップでお買い物。絵葉書を数枚と、エルダーフラワーから作られたワインがセールになっていたので購入しました。

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広いお屋敷を見物したら疲れてしまい、敷地の散歩はせずに退散。駅に向かう広い並木道を歩いていたら、オスタリーパークの農園で育てている野菜と卵を販売するお店がありました。ここの野菜は新鮮で凄く安い!ので、山程野菜を買い込んで1週間野菜を沢山食べました。オスタリー・ハウスを訪れたら、ついでにこのファームショップで買い物をすることをお勧めします。

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中心部から近くて気軽に訪れることができますが、田舎の風情を満喫できるので、四季折々ふらりと訪れたい場所でした。ナショナルトラストの会員になろうかな…と考え始めました。
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Osterley Park and House
Jersey Rd, Isleworth TW7 4RB
開演時間や入園料等の詳細はHPにてご確認ください。
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2019年08月23日

スキャンプトン・ウォールド・ガーデン②

青空が広がる金曜日のロンドン。本日の予報は曇りと晴れが繰り返し、午後5時以降は快晴。最高気温は27℃で、今日も日中は暑くなりそうです。最近涼しい日が続いていたので、昨日からの暑さの復活に体が上手くついていきません。今日も昨日のように急に暑くなるようなので、体温調整がしやすい格好でお出掛けください。

ボランティア仲間と話していたら、1ヶ月前に車を盗まれたことを話していました。盗まれた車は発見されたそうですが、ぶつけられ、中は部品が盗まれ、シートが破られ、ガラクタが放り込まれていたそうで、廃車にするしかないとのこと。写真を撮ったりして保険の請求をしているそうですが、内部に指紋が残されていた犯人と見られる男は遺体で発見されたそうです。18歳の男だったそうですが、ギャング関連ですかね…。怖いですね。

私達は比較的安全な地域に住まわせて貰っているのですが、それでも刺殺事件が起きたり、昼日中に下校途中の高校生がスマートフォンを脅し取られたりと事件は起きます。怖がっても仕方ないですが、気をつけては暮らしています。夜は歩ける距離でもバスで移動したり。日中でも人通りが多い通りを使ったり。ATMは銀行のロビーでしか使わないようにしたり。

これからブレグジットで人身が荒れそうなので、特に気を引き締めたいと思います。
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さて、今回は前回から引き続きモルトンの近くにあるスキャンプトンホール&ガーデンズ(SCAMPSTON HALL)の風景をお届けします。
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ウォールド・ガーデンを囲むレンガの壁の中も、生け垣で6つのセクションに分けれています。

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入口を入るとぐるりと回廊のように生け垣の道を進み。

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生け垣沿いに植えられた花を眺めます。

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最初に入ったのは貰った地図では②とされている、波のように草が植えられたセクション。
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このベンチを囲む花が咲いている様はHPで使われています。

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細長いボーダーガーデンが並行して配置されたセクション。貰った地図では⑥春と夏のボックス・ボーダーと名付けられています。
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お隣の⑤はサイレント・ガーデン。真ん中に四角い池を配し、周りにトピアリーが並べられたグリーンのみのセクション。オードルフさんぽくない感じがしますが、歴史を意識した結果なのでしょうか。
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ボーダーを過ぎて真ん中に進むと、この庭の目玉とも言うべき⑦多年草の野原。
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このセクションの真ん中には楕円形の噴水があり…

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その周りを色とりどりの草花が咲く4つの花壇が配置されています。
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そして其々の花壇の真ん中にベンチが2個ずつ。
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ベンチに座ると周りは一面の花で、蜂の羽音が間近で聞こえます。蝶々も乱舞。
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ここは特に見応え十分。ベンチで暫しのZENモーメント。

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多年草の原の前には⑧温室。温室に沿っても花壇があります。
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温室と反対側の隣には⑨桂の林。木のセクションと野原、そして草原を作る所はオードルフさんならでは。
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②の草原の隣には③切り花用ガーデン。歴史あるお庭ならではです。
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奥に進むと④野菜ガーデン。住人達のお腹を満たしていたのでしょう。
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訪れたときにはズッキーニや玉ねぎ等、色んな野菜が元気に育っていました。

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入り口側に戻っていくと、また⑩ボックス・ボーダーガーデンがあり。

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ボーダーを抜けると、⑪サーバンタイン・ガーデンと名付けられた庭があります。なんでもトピアリーが蛇のような形状をしているから、その名がついたとか。うーん?
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カフェの目の前にはピラミッドのような⑫高台があります。周りを囲むように桜が植えられていたので、春は見事でしょう。

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上に登るとガーデンの全体像が見渡せると説明書きにはありますが、そうでもないような…。
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入り口からウォールド・ガーデンを囲むレンガの壁の外に出ます。

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カスケード(滝)トレイルと名付けられた短めの遊歩道を歩きました。

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私達は庭だけを見物するチケットを購入しましたが、邸宅も存在します。

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ホールの前にもフォーマルガーデンが存在しますが、殆どが芝生の広場です。

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池の方に歩くと、ロックガーデンがあります。
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この庭はまだ作っている途中みたいでした。

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どちらかと言うとより多くの植物を植えるための庭なのでしょうか?

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元々存在した池を掘って延長して、屋敷の直ぐそばで水浴びできるようにしてあります。

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屋根付きの橋の後ろには女性が泳ぐ為の小さな池があります。なんでも人目を気にせず水浴びできるように設計されたそうで、窓も覗けないように上の方についています。
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こちらは男性が泳いだ池。広くて気持ち良さそうですよね…確かに丸見えですが。

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お子さんが遊べるプレイグラウンドを過ぎて…

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1793年頃からこの場所に建物が建っていたことが分かっているそうです。外国から取り寄せた珍しい鳥が飼われていたのだとか。

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元々あった池と拡張した池の堺にある小さな橋を渡ってお屋敷の方に戻ります。
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現在でも羊が飼われているようで、草を食んでました。
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渡り鳥でしょうか?鳥の群れも。
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ガーデンショップもあり、ビジターは苗を買っていました。イギリスの方は庭を見てインスピレーションを得て、自分の庭に反映させるようで、見物しながらご自分の庭のことをかまびすしく話し合っていました。カスケード・トレイルは30分程で歩き終わりました。
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Scampston Walled Garden
Scampston, Malton YO17 8NG
開園時間や料金、行き方等はHPにてご確認ください。
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2019年08月21日

スキャンプトン・ウォールド・ガーデン①

雲ひとつない快晴の木曜日のロンドン。今日は午後から雲が出てくるようですが、概ね好天に恵まれる予報です。最高気温は25℃。来週月曜日がバンクホリデーで3連休になるのに合わせたかのように、これから気温がぐんぐんと上がり。土曜日は29℃、日曜日は30℃まで気温が上がる予報で皆さんはしゃいでます。雨も降らないようなので、絶好の行楽日和となる予想です。

さて、昨日時間を見つけてはPCのセットアップをしてなんとか少しだけ使えるようになりました。が、画像の移行が上手く行かないので画像を縮小することができません…よって申し訳ありませんが、昔のPCでダウンロードしてしまった画像に関しては大きいままで貼り付けることになります。スマートフォンから読むと、勝手に縮小して表示されるようですが、PCから読むと写真が飛び出して見にくいと思います。不自由をおかけしますが、これ以上画像処理に時間を費やすのも無駄だと諦めそのままアップさせていただきます。予めご了承ください。

ブログを書かない間にも色んなニュースがありました。在イギリス日本国大使館から安全に関する注意喚起のメールが送信されましたので、以下に添付いたします。改めて防犯に気を配って安全に過ごしたいと思います。運によるところも大きいですが、できる事はやっておきたいですね。

件名: 住居の安全強化のお願いについて
返信先: 在英国日本国大使館

8月11日未明,ロンドン西部のウェストアクトン地区において,就寝中であった在留邦人の自宅に強盗が入り,家人を殴打し金品等を奪う事案が発生しました。また,同地区ではここ数日の間に立て続けに複数の空き巣事案(未遂を含む)が発生しているとの報告も届いております。在留邦人の皆様におかれましては,住居の安全を今一度ご確認の上,必要な対策を施されますようお願い申し上げます。

 8月11日未明,ロンドン西部ウェストアクトン地区において,一軒家の在留邦人宅に強盗が入り,就寝中であった邦人家族を殴打・脅迫の上,金品及び車両を強奪する事案が発生しました。現在も犯人は捕まっておりません。
(※以上は,被害に遭われたご本人様の了承を得て,引用しております。)

 また,地元警察は,上記事案の発生があったここ数日の間に,ウェストアクトン地区において4件の侵入盗(空き巣)事案(うち1件は未遂)が発生していることを受けて,住民に対して夜間や留守中の戸締まりを呼びかけています。

 特に夏期休暇期間中となる7月~9月は,ご自宅を長期で不在にするご家庭が多くなる時期ですが,ロンドンに限らず,どの州のどの地区にお住まいであっても,侵入盗事案は発生していますので,確実に必要な防犯対策を取られますようお願い申し上げます。

【お勧めしたい5つの防犯対策】
1 家の入り口となる表や裏のドア,不在の部屋の窓の鍵は常時閉めておく。
2 玄関の施錠は二重ロックにし,ドアチェーンやのぞき穴をつける。
3 タイマー付ソケット(Plug-in Timer Socketという名前で売られています)を使って,夜間でも屋内の一部の電気などを点灯させる。
4 人がドアや窓に近づくと屋外の感知式ランプが灯るようにする。1個ある場合には,2個あるいは3個と増やしておく。
5 警報アラームやCCTVなどの防犯装置を設置する。

 英国はあちこちに監視カメラが設置され,犯行がしにくい国の一つであるように思われがちですが,実際には多くの犯罪が発生しています。犯罪の発生を完全に食い止めることは不可能ですが,一人一人の心掛けと事前の備えで被害に遭う確率を低減させることはできます。

 また,不幸にも強盗などの被害に遭ってしまった場合には,ご本人及びご家族の人命を最優先に考え,決して抵抗することはせず,犯人の言うことに従ってください。犯人が去った後は直ちに警察に通報し(番号は999),覚えている限りの情報を提供するようにしてください。

 このメールは,在留届にて届けられたメールアドレスに配信しています。既に英国にお住まいではなく,在留届が出されたままになっている方は,本メールに返信の形で結構ですのでお知らせください。

【問い合わせ先】
在英国日本国大使館 領事班
電話:020-7465-6565(直通)
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さて、今回はヨークの街から電車で約20分のモルトン(Malton)の近くにあるScampston Walled Gardenです。
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スキャンプトン・ホールは17世紀から貴族の家族が代々受け継いできた邸宅。近年手を入れて復元や修繕作業をしており、その一環としてオランダ人ガーデンデザイナーのピエト・オードルフ(Piet Oudolf)氏が歴史あるウォールドガーデンをアレンジ。歴史を残しながらも、現代風のワイルドガーデンに変貌を遂げたことで話題を呼びました。
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ハイラインの大ファンだった私は、ロンドンに住むことが決まった時からいつかこの庭を訪れたいと思い続けてきました。ヨークに泊まったのはこの庭を見るのに便利な場所で、ついでに歴史ある街を観光できるからでした。庭が主で、ヨークの街はおまけ。結果としてヨークの街も見応えがあったので、楽しい旅行になりました。
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ハイラインやバテリーパーク等をデザインして今売れっ子のガーデンデザイナーであるピエト・オードルフ氏が手がけたこの庭は、ロンドンに住み始めた直後に購入した『Wild Garden Weekends: Explore the Secret Gardens, Wild Meadows and Kitchen Garden Cafes of Britain』という本でも紹介されていました。
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ただでさえオードルフ氏のデザインのファンなのに、本の中でも「正直言うと然程期待しないで訪れたこの庭は、驚くほどリフレッシュできる居心地の良い空間で非常に気に入りました」というような感想が綴られていて、期待値がうなぎのぼり。にもかかわらず、実際に訪れてもがっかりせず、半日のんびりと庭や敷地内を楽しみました。
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今回はスキャンプトン・ホール&ガーデンズへの行き方やカフェの様子など、情報を中心にお届けします。次回ガーデンや敷地の風景をお届けする予定です。
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スキャンプトン・ホール&ガーデンがあるのは、ヨークシャーの小さな街モルトンの駅からタクシーで約15分の場所。鉄道駅からバスでホールから1Km離れた場所まで移動してから歩くこともできます。が、バスが頻繁に運行していない上に田舎道は歩道がないことが多いことから歩くのが心配だったので、私達はタクシーを利用しました。
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モルトンはヨークから電車で約20分。TransPennine Expressでの移動です。
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私達は事前にWEBでチケットを購入し、席の予約もしていました。これが大正解。意外なほど電車は混んでいて多くの人が立って移動していたので、チケット購入時に席指定をすることをお勧めします。なお、席指定には追加料金が掛からず無料です。
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スキャンプトン・ホールがお勧めしている『Malton Station Taxis』は、モルトン駅のロータリー内に事務所がありました。しかしタクシーの台数が少ないので、事前に予約することが推奨されていたので、我々もヨークで滞在したホテルのコンシェルジュさんに前日電話予約をしてもらいました。なお、事前に電話予約をする際に「HYBRID」と言うとフラットレートの£11でモルトン駅とスキャンプトン・ホール間を移動できますので、きちんと伝えるのをお忘れなく。
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電話予約の際に復路のタクシーも予約したのですが、往路のタクシー運転手さんに念の為確認をお願いしました。結果、復路のタクシーも時間通り迎えに来てくれたのですが。
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全然違う場所で待っていたので、チケット売り場の場所で待てど暮せど影もなし。不安になってタクシー会社に電話して問い合わせたところ、5分後位に折返し電話がありお互いの場所を確認しあって無事乗り込むことができました。5分前位に問い合わせしておいて良かった…。
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電車が1時間に1本しか運行していないので、乗り逃すと大変な事態を招きます。不安に思ったら直ぐさま電話にて問い合わせをした方が良いです。
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さて、入り口を入って直ぐの場所にショップ、カフェ、トイレがあります。トイレはこの場所にしかありませんので、広い敷地を回る前に済ませておく必要があります。
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ケットを購入すると係の方が地図と共に見どころや回り方を説明してくださいます。広大な敷地は2つの遊歩道が用意されており丸1日楽しめますが、我々は時間が足りず小さな方の遊歩道のみ回りました。
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午前11時半頃到着して、午後2時半頃離れるまで約3時間で、カフェでの昼食も含め庭や敷地を満喫しました。もう少しゆっくりと楽しみたかった気もしますが、3時間で一通り見物でき満足しました。
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カフェは場所柄か近所の方も食事に訪れていたようで、リーズナブルな値段設定。日差しが苦にならない方でしたら、庭に面したテラスでも食事できます。
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室内も全面ガラス張りの明るい空間で、庭を眺めながら食事が楽しめます。素朴なメニューですが、美味しかったです。イギリスではお決まりの地元のアイスクリームも販売されていて、多くの方が召し上がってました。アイスクリーム、大好きですよね?イギリスの方って。
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ショップはあまり大きくなく、品揃えも限られています。私は絵葉書を数枚購入しました。
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庭好きの方でしたらきっと満足する場所だと思います。ヨークの街も魅力的ですし、この庭は1日ぼーっとしても楽しめそうなほど美しく、蜂や蝶の宝庫でした。

Scampston Walled Garden
Scampston, Malton YO17 8NG
開園時間や料金、行き方等はHPにてご確認ください。
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