2019年04月24日

テートモダンの『FRANZ WEST』展

今にも降り出しそうな水曜日のロンドン。本日の予報は曇り時々雨。太陽が少しだけ顔を覗かせる時間もありそうです。イギリス全体では雷雨になる場所もあるそうで、この雨を境にまた涼しくなると予想されています。本日の最高気温は18℃。午後3時~6時頃が一番雨が降りそう。お出かけの際には折り畳み傘を持った方が良さそうです。

自称イスラム国がスリランカのテロに対して犯行声明を出したことがトップニュースになっています。死亡者数が359人に上り、被害者のお葬式が執り行われ始める中、まだ攻撃が起こる可能性を懸念して町は静か。観光客の姿がすっかり消えてしまった為、経済的打撃も大きいと思われるそうです。

イースター休暇で、ドイツの友人がオランダの海辺の町を訪れ毎日ハイキングやサイクリングを楽しんでいる旨の絵葉書を送ってくれました。でも「ブレグジットを生き延びてる?私達はドイツに居るのに、あまりの事に開いた口が塞がらないわ!」とコメントが。彼女たちも数年ロンドンに住んだことがあるので、余計に他人事とは思えないのでしょう。半年の猶予を貰ってからすっかりニュースにならないのですが、またのんびりしてると何も決められずにハロウィンになっちゃうよ?と思う今日この頃です。

夫が無事に出社したようで一安心です。時差ボケでほぼ眠れないまま働いているようなので、あんまり仕事にはなっていないかもしれませんが…。私はといえば、昨日も体調不良でお休みを貰う旨の連絡をして横になったらいつの間にか眠っていたようで、目が覚めたら午後4時でひどく驚きました。でも夜も普通に眠りましたし。月曜日から寝てばかりいます。今日も微妙な感じ…なるべく出掛けたりしたいのですが。
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さて、今回は南岸にあるモダンアート美術館であるテートモダン(TATE MODERN)で2019年6月2日まで開催されている『FRANZ WEST』展の感想です。
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テートのメンバーになったので、時間を見つけてはテート・ブリテンとテート・モダンの展覧会に足を運んでいます。先月テムズ川沿いを散歩がてらテート・モダンに足を運び、フランツ・ウエスト展を見てきました。
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フランツ・ウエスト展は£13のチケットが必要ですが、メンバーであれば無料で見ることができます。但し4月26日(金)にユニクロ・フライデーが開催され無料で入場することが可能。チケットには限りにがあるので、事前に登録することを推奨しています。
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また展覧会は新しい方の建物の2階で開かれているのですが、建物前の広場でもいくつかの作品が展示されていて無料で楽しめるようになっています。また2階の廊下にも手拍子に反応してライトの色が変わる作品や彫像、作品の制作過程を紹介する動画が展示されているので、そこも無料で鑑賞可能。
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私が訪れた平日の昼間には、廊下にある窓枠にあるベンチに座ってランチを食べる人たちで賑わっていました。清潔な公衆トイレもあるので、無料でアートを楽しみながらランチブレイクをすることも可能。
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バラマーケットから徒歩20分位の場所でもあるので、マーケットで名物のサンドイッチなんかを買い込んで、ここでのんびり食べることもできるんですね。テート・モダンのカフェはいつも混んでいるので利用したことがないのですが、こっちの建物に来ればいいんだーという発見がありました。
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広場にパブリックアートとして設置されている作品群は、見る角度によってザ・シャードが一緒に目に入ったり、いくつかの作品が重なって見えたりという面白さがありました。屋外に設置されるのに向いている作品だと感じます。
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肝心の展覧会は、ウエスト氏のアート教育を受けずに問題を抱えて、自己流で魂の叫びのように制作を始めた過程が年代毎に分かりやすく展示されていました。最初はポルノ紙に挿絵を描いて食べていたそうで、始めの数部屋は男女が絡んでいるようなアートばかりです。お子さんと見るには向かない展示かも?
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インタラクティブであることも大切にしている氏の作品らしく、誰にも邪魔されずアート作品と戯れることができるカーテンで仕切られているスペースまで用意されています。皆さん作品を手に取ってみたりしてました。
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最後には彼のリビングルームが再現されていて、彼の本棚などを眺める機会もあります。こんなに人物像に迫る展示も珍しい気がします。
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対岸に見えるセント・ポール大聖堂。

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OXOタワー近くにあるマーケット。

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ロンドンは意外と緑地が多いせいか野鳥をそこかしこで見掛けます。

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サウスバンクセンター前に登場したアートのようなベンチ。いつ通っても子供たちがよじ登っていたり、若い女の子のグループがセルフィーを撮影していたりと人気です。

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対岸のウエストミンスター。

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ロンドン・アイの中でヨガをする何てイベントをよく見かけます。ちょっと気持ちいいかも?

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ホテル前にあった巨大イースターエッグ。

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TATE MODERN
Bankside London SE1 9TG
開場時間や交通機関などの情報は美術館のHPにてご確認ください。
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2019年04月12日

キューガーデン『Chihuly: Reflections on nature』展

青空が広がる金曜日のロンドン。本日の予報は晴れのち曇り。今日も雨は降らないようですが、最高気温は9℃とひんやりとした空気が続きそうです。

ボートレースを見物する人で溢れていたハマースミス・ブリッジが、突然水曜日の夕方から車両の通行を禁止しました。なんでも橋脚などが錆びて強度が足りないことが発覚したからなのだそうで、いつ再開するかは不明とのこと。修繕には巨額の費用が掛かるのですが、ハマースミス&フラム議会には十分な資金が無いため調達に時間が掛かると見られ、閉鎖は長期間に亘ることが予想されています。これからバーンズで週末を過ごすのに良い季節になりますが、バーンズを訪れにくくなりますね。オーバーグラウンドで行くか、フラム側かバーンズ橋側から回り込むのか。バス路線がどのような路線になっているのか分かりませんが、バーンズから通勤している人達にとっては頭の痛い問題になりそうです。
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さて、今回は2019年4月13日(土)~10月27日まで王立植物園『キューガーデン』(Kew Gardens)で開催される『Chihuly: Reflections on nature』展です。
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デイル・チフーリ(Dale Chihuly)氏は、アメリカ出身/在住のガラスアーティスト。ニューヨーク植物園でも去年展覧会が開かれていましたし、人気の作家さんなのだと思います。
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イタリアのムラーノで学んだ手法で手作りしたガラスのピースを組み合わせて作られた巨大ガラスのアートで有名で、フロリダの友達カップルに会いに行った際には彼の美術館があったりもしました。成功しているアーティストらしく、アートに明るくない私でも名前を憶えているくらいです。
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でも個人的には今まで彼の作品をわざわざ見たいと思いませんでした。派手でインスタ映えするんだろうけど…みたいな感じで、フロリダで友人に勧められても美術館に足を運びませんでしたし、ニューヨーク植物園もパスしました。
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今回キューガーデンで作品に触れたのも偶々花見に出掛けて、ツアーに組み込まれていたから目にしたに過ぎませんでした。ツアーの最終地点だった日本庭園内に、チフーリの作品が設置されていたのです。
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ガイドさんによると、正式な展覧会は今週の土曜日から始まるのですが、会期に間に合わせる為に既に設置が完了していたとのこと。そこで広い園内に散らばっている作品をわざわざ見には行きませんでしたが、通り道にある作品は何となく見て回りました。
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そこで驚いたのですが、チフーリ氏の作品は植物や広大な自然と相性が良いようです。今までぴんと来ないと思っていた彼の作品が、人の手によって手入れし尽された、造形美を誇る人口自然の中で見ると凄く映えるんです。
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初めて彼の作品が素敵だと感じました。全てではないにせよ、好きだと思える作品が多くて驚きました。
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トイレで偶々言葉を交わしたボランティアさんにそのことを話したら、彼女も「キューの緑が彼の作品を引き立ててるわよねー」と同じ感想を抱いたと話してくれました。
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チフーリの作品を全て見たい場合には、歩きやすい靴で数時間歩き回る覚悟で訪れた方が良さそうです。正式に展覧会が始まったら、詳細な地図が出されるのかもしれません。色んな場所に作品が散らばっているので、見逃したくない場合にはHPやインフォメーションでチェックした方が良いと思われます。
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また、夜にライトアップされた作品を見られる特別チケットも売り出される模様。写真に拘る方はチェックを。
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Temperate Houseの中には沢山の作品が展示されています。

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Temperate Houseの前にある桜並木にも作品が飾られています。

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この作品は、桜とチューリップが満開の今が一番見応えがあるのではないでしょうか?

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この一画を見るためだけでも訪れる価値十分。

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Mediterranean Garden(地中海風庭園)にも作品があります。

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ビクトリアゲート近くにある巨大な作品。

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これはチフーリの作品じゃないのかもしれません。

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パームハウス前にあった作品。

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こちらもパームハウス前に設置されている作品。

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2019年02月21日

テート・モダンの『PIERRE BONNARD: THE COLOUR OF MEMORY』展

曇りの予報が出ている金曜日のロンドン。昨日も予報は曇りだった割には晴れていたのですが、本日はどうでしょうか。所により小雨がぱらつくようですが、あまり心配はいらなそう。降水確率は5%以下の場所が多そうです。最高気温は14℃。今日も引き続き、この季節にしては暖かい1日になるようです。

10月下旬に応募したボランティアの審査がやっと終了して、今週からボランティアを始めることができました。スタッフさん達もとっても優しいですし、ボランティア仲間も親切で頭が良さそう。初めての私が浮かないように交代で話しかけてくださったりと心遣いを感じました。多くのボランティアさん達はご近所さんだったので、これから色々教えてもらえそうです。イギリスの方と結婚して永住される予定の日本人のボランティアさんもいらっしゃって、その方も非常に親切にしてくださったのでラッキーです。これから色んなことを教えてもらえそうで、楽しみにしています。

私はどうやら動物の毛に軽いアレルギーがあるようで、体調がイマイチの時にエレベーターなどで犬と一緒になると咳が止まらなくなります。でも犬や猫は大好き。密室で動物と暮らせないので自分で飼うことができないのですが、ボランティア先には飼い猫ちゃんが。広いスペースなのでアレルギーも出ないみたいで、多くの人と接することに慣れている猫ちゃんが早速後をついて歩いて挨拶してくれて、友達になれそうで嬉しい限り。これからボランティア先で毎週猫と触れ合えると思うと、それもとっても楽しみです。
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さて、今回はテート・モダンで2019年5月6日まで展示されている『PIERRE BONNARD: THE COLOUR OF MEMORY』の感想です。
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モダンアートが好きです。コンテンポラリーアートは小難しかったり、気が滅入ったりしますし。クラシカルなアートは宗教画が多くて興味が持ちにくかったりしますが、モダンアートは純粋に美しさや明るさを楽しめることが多い気がします。週末に気分転換に眺めるのにぴったり。
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無料新聞の『The Evening Standard』の文化欄で満点の評価を得ていたので興味を持ったこの展覧会。調べてみると週末のチケットは時間制になっていて、時間によっては売り切れていました。
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ロンドンに住むのは初めてでこの街のことをもっとよく知りたいですし、テート・モダンは頻繁に足を運びそう。しかもテートのメンバーになると、テート・ブリテンとテート・モダン両方の展覧会に予約なしで行き放題。メンバーズルームも使えて、2人のメンバーシップで£130(2人共メンバーというステイタスだと£170)/年。1年間で4回足を運べば元が取れそうだったので、だったら気が楽だし、美術館に足を運ぶきっかけになるしとメンバーになりました。
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その為、夜10時まで開館している土曜日の夕方大人気のピエール・ボナール展に予約なしでふらりと足を運びました。因みにメンバーシップを購入したその日に訪れたのですが、購入と同時に会員証がEメールで送信されたので、携帯でバーコードを読み込んでもらい問題なく入場できました。
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ボナール展は大混雑でゆっくり楽しむという感じではありませんでしたが、年代毎に部屋を分けて作品が展示されていて見応え十分。パパっと早めに見たのですが、それでも1時間半費やしました。作品数も多かったです。
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ボナールの住んでいた場所や女性関係なんかも説明されていて、生活状況が如実に作品に反映されているのが感じられるのも興味深かったですし。女性関係で顔をしかめていたら、お互いのペースでバラバラに展示を見ていた夫もしかめっ面をしていて面白かったりもしました。
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撮影が制限されていないので、多くの人がデジカメで写真を撮りまくっていました。あれって撮影してどうするんでしょうか?PCや携帯電話の壁紙にするのでしょうか?それとも折を見て写真を眺めるため?不思議です。
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折角メンバーになったので、これから色んな展覧会に足を運びたいと思います。

Tate Modern
Bankside London SE1 9TG
開館時間等の詳細はHPにてご確認ください。
posted by london-twosome at 15:53| Comment(0) | パブリックアート・アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする