2020年07月28日

最近のロンドン風景

雲が多いものの晴れている水曜日のロンドン。本日の予報は晴れたり曇ったり。最高気温は22℃です。明日から暑くなり、金曜日には32℃まで気温が上がる予報です。買い物などの汗を掻く用事は、今日中に済ませておくと後々楽かもしれません。

毎度の事ですが、体調が良くなりません。今日もベッドに懐いていたいところですが、給湯器の修理が来る…かも?と言われていて、朝から無理やり起きて家事をしています。…でも早速トイレに駆け込んで戻してしまい、現在休憩中なのでブログを書いているわけです。

先週も半日潰れたのですが、お湯が出ない原因が解明せず。今度は別のエンジニアさんも伴って再訪されるそうで、なかなかスケジュールの摺合せが上手くいかないようです。

我々も少しずつ用事が入って、いつでも在宅しているわけではありませんし。逆に夫は在宅で仕事をしている関係でZOOM会議中は来てもらうわけにもいきませんし。給湯会社とは全然電話が繋がりませんし、コミュニケーションがきちんとしておらず。

結局、不動産会社の日本人担当者の方に丸投げしてお願いしちゃっています。いつもながら本当に助かっていて、心から有り難く思っています。今日修理に来てくれて、今度こそ原因究明&修理完了すると良いのですが。
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さて、今回は最近のロンドンの街角風景をお届けします。
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ロックダウン中はスポンサーが極端に減ったのか、街角に政治的・社会的なメッセージを打ち出したポスターが多くありました。
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これは2017年6月14日に高層アパートで起こった『グレンフェル・タワー火災』を忘れないで!というメッセージ。

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命を落とされた72名の方が全て明記されていました。今年に入ってからも抗議デモが行われていましたが、未だに状況が改善される兆しが見えません。どうなってるんでしょうか…。

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ブラック・ライヴス・マター(BLM)運動は現在も非常にパワーを持っているように感じます。一時期のように通りが抗議デモで溢れているというわけではないのですが、SNS上では目にしない日がありません。そんなパワーは道を歩いていても感じます。

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ジョージ・フロイド氏の死はロンドン/イギリスでも大きく取り上げられています。そして対岸の火事だとは思われていません。

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ロンドンのプライドは6月。でも今年はCovid-19の影響でパレードやイベントが中止され、殆どプライドを感じることができませんでした。7月に入ってウエストフィールドというショッピングモールを訪れた際に、まだプライドを祝うアートがあって、嬉しくて思わず写した写真です。

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ロックダウンでロンドンにある全ての劇場が閉鎖されました。アートが死んでいく…そんな状況を危惧したアーティストがロイヤル・ナショナルシアター等の劇場をテープオフするというアートパフォーマンスを行い、BBCニュースで紹介されていました。シェパードブッシュの劇場にもそのアートがありました。どうか力強く蘇ってくれますように。

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posted by london-twosome at 23:23| Comment(0) | 公園・お散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月26日

本『One More Croissant for the Road』

昨晩の強い雨から一転、朝からカラッと晴れた日曜日のロンドン。本日の予報は晴れのち曇り。明日は早朝から1日雨になるようです。最高気温は21℃。正午前にして既に雲が多くなってきてしまいました。あんなに晴れていたのに。

昨日からちょっと風邪気味かな〜と思っていたのですが、今日は早朝に頭痛で目が覚め。体調が悪いので、ずっとベッドでグダグダしています。そんな訳で早速本題です。
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さて、今回はフードライターさんがフランスを自転車で一周しつつ、各地の名物料理を食べ歩いた旅行記/料理本『One More Croissant for the Road』の感想です。
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この本はロックダウン中に『The Times』紙の週末版レビューセクションで紹介されていました。まとまった時間があったので久し振りに文学を読んでいたのですが、少し息抜きしたい時に軽く読める本も欲しいと思っていたところだったので興味を惹かれ。

7月まで待てば少し安いペーパーバック(文庫本)が出ると理解していたのですが、ほんの数ポンドだし…と直ぐ購入。気が向いた時に少しずつ読んでいました。
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著者はイギリス人フードライターのFelicity Cloake氏。『The Guardian』紙を中心にフードコラムや批評、ご自身のレシピやおもてなし等、食事を巡るあれこれを中心に執筆され、既にレシピ本を含む本を5冊出版されています。

彼女は熱心なサイクリストでもあり、インスタグラムでは日々自転車でザ・シティーやイースト・ロンドンを走り回っている写真が紹介されていますし。自転車と共に電車でイギリス各地に赴いては、ハイキングやサイクリングを楽しみつつ、地方の風景は勿論、特産品や食事を綺麗な写真付きで披露されてます。
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そんな彼女が(多分)2018年6月頃の約1ヶ月半、シェルブール=オクトヴィル(フランスの国際フェリーターミナルがある町)から南をぐるーっと周ってパリに着くまでのほぼフランス一周の旅を敢行。所々電車を利用しているので全てサイクリングという訳ではありませんが、2,334.3キロを自転車で走破しつつ、各地で名物料理を食し。

帰国してから、現地の味を再現できるレシピを考案して一緒に紹介するという、旅行記とレシピ本、そしてサイクリング旅のガイド本を混ぜ合わせたような珍しい本でした。旅行記を想像していた私には、なんだか予想と違う内容で最初は肩透かしを喰らい。
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旅行記として読み始めるとエピソードにパンチが無いし、自転車でさ〜っと通り過ぎてしまうが故に風景や町の説明が物足りない。かと言ってガイドとして読むと、宿や食事処の情報が足りなすぎ(お店の名前も書いてない場合もままあります)。

レシピを倣って料理する気も無いので、なんだか全てが中途半端に感じて3分の1を過ぎる位まで全然入り込めずに不満だったのですが。半分を過ぎる頃から、彼女のインスタグラムの写真を見たり、その場所の写真やレストランの情報などをネットで調べるようにしたら、エピソードを楽しめるようになりました。
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好きなポッドキャストを聴いていたら「女性の一人旅の情報は、男性の一人旅に比べると凄く少ないと思う。そして女性の一人旅=失恋や離婚等のなにか良くないことが起こったから人生を変えたくて出掛けるみたいな烙印を押されている印象がある。でも実際には旅行が好きで、いつも誰かと予定を合わせるのは難しいから、気ままに行きたい場所に行くために一人旅をしている私みたいな人に旅先で度々出会うんだよね。なのに、そういう人の情報が何故か発信されていない」と言っていました。

そういった意味では、この本は一人旅に全然拘っていなくて、週末だけとか1週間の休暇中とかで一緒に行動する友達が度々登場しますし、著者のご家族が夏休みに滞在している別荘に泊まって、母親に洗濯をしてもらったりもするし。血眼で「全行程を走破するんだ!」と気負でもなくそこかしこで電車を利用して移動してますし。
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各地で名物料理を食べて、有名レストランのレポートをしたりもしてますが、薀蓄を長々述べるでもなく。ランチ等は行き当りばったりで、ゆるーいフランスの慣習に阻まれて食べ損なったり、激まずなカフェで食べる羽目に陥ったり。

スーパーマーケットで購入したパンと缶詰で即席サンドイッチを作って食べたり。朝食も開いているベーカリーを見つけられずにまま食べ損なってますし、夕食でさえも唯一開いているバーやイタリアン等でお茶を濁すことも多く。
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綿密に予習してみっちり取材するでもなく、等身大に楽しみつつ、学びつつ、地元の人と触れ合いつつ、旅行している雰囲気が伝わってきて、これはこれで今まで無かったVOICE(各著者や記者が持つ独自の表現で社会に貢献できるものの見方や感じ方)なのかも…と、最後には好ましく感じるようになりました。

彼女のようにサイクリングでフランス一周をしようと計画しているのでない限り、ガイドブックとしてはお勧めしませんし。レシピ本としては、レシピの数が少なすぎると思いますが。
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フランスの良い面も悪い面もひっくるめて、国の大きさや多様さを感じつつ、文化や国について気軽に学びたい方にはピッタリの本かもしれません。今ではそんな事もないのかもしれませんが、いつまでもフランス人と言えば、細くてオシャレな白人の男女を思い浮かべる方も多いのでは?

そんな古くて通り一遍のフランスのイメージを刷新してくれる、そんな本ではあると思います。でも、あくまでも気晴らし程度の気持ちで読むと良いかなぁ…と感じます。
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posted by london-twosome at 19:46| Comment(0) | 本/雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月25日

パリで昔ながらの製法で手作りされる食器『Alix D. Reynis』

曇天の土曜日のロンドン。朝から小雨が降ったり、止んだり。太陽が出たり、曇ったりとくるくると天候が変わっています。ムシムシしていますが、最高気温は20℃と然程高くなく、外にいる分には過ごしやすく感じました。明日は晴れるみたいなので、月曜日の雨に向けて用事を済ませておくと良いかもしれません。
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ロックダウンの始めに植えた家庭菜園が収穫の時を迎えているようで、クラスメイトがじゃがいもやズッキーニ、トマト等の作物の写真をシェアしていました。今年は5月がとっても暖かく、晴れた日が多かった影響か、薔薇が例年よりも美しく咲き誇ったり、作物もよく実ったようで。皆さんの写真を見る限り、立派な野菜や花が楽しめたようです。
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Covid-19の災厄はまだまだ終わっていませんし、起こらねばそれに越したことはありませんでしたが、全てが悪いことばかり…という訳でもなさそうです。
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さて、今回はパリで昔ながらの製法で手作りされている食器やジュエリーを制作・販売している『Alix D. Reynis』からマグカップを購入した徒然です。
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ロックダウン中、お茶やコーヒーの消費量が激増しました。1日中家にいますし、ロンドンはカラッとして涼しい日が多いので、自然と紅茶を淹れて飲もう…となります。
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そうなるとズボラな私は都度カップを洗わないので、食器洗浄機内がマグカップだらけに。ニューヨークにいた時に夫が貰ってきた、会社のロゴが入ったマグなんかを使わねばならず、『気に入らない食器でお茶するとテンションが下がるな〜』と思っていました。
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そこで思い出したのが去年パリを訪れた際に買いそびれたマグカップ。そもそも購聴している、住む場所に左右されない仕事の仕方・生き方を提案しているポッドキャスト『Postcard Academy』の中で、パリに移り住んだアメリカ人ジャーナリスト・著者のLindsey Tramutaさんがパリを紹介している回を聴いて興味を持ち。
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友人と久し振りに会うためにパリを訪れる機会があったので、リンズィーさんのHP『Lost In Cheeseland by Lindsey Tramuta』を彼女の著書『New Paris: The People, Places & Ideas Fueling a Movement』と共に参考にさせてもらいました。彼女のHPにはお勧めショッピングスポットも紹介されていて、その中の1つがこの『Alix D. Reynis』でした。
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彼女の著書内でも職人肌のシェフやクラフトを作る方達が紹介されていますが、新たなビジネスを興したり、クラフトを手作りしたりで、パリに新たな風を巻き起こす人達を紹介することをライフワークにされているリンズィーさん。そんな彼女がお薦めするショップリストを見ていたら、ちょっと歪で味があり、でもシンプルでもある食器をデザインしている若い女性のお店が目にとまり。
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あまりに好みだったので、ずっと憧れているパリの記念に食器を購入したいと、リストアップしたのですが。凄く暑かったり、バスがストライキしていたりで上手くいかず、結局マレにあるブティックを訪れることができませんでした。

どうせ買うなら、高くともずっと使える心から気に入った物を…と最近特に思っているので、ネットでお取り寄せすることに。約1週間半でパリからマグが届きました。
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アリックスさんの食器は、型にはめ込んで成形した後に焼き締める昔ながらの製法で作られているそうで。見た目は繊細ながらも、オーブン/食器洗浄機/電子レンジで利用可能なのが、ズボラな私にとっては非常にポイントが高く、購入の決め手でした。

オシャレな包装紙と説明書きに包まれて傷一つなく届いて感激でしたが、緩衝材(ロンドンではリサイクル不可)がこれでもかと入れられていて、環境を考えると罪悪感がありました…。でも、実物は持ち手が上手く設計されていてとても使いやすく、気に入って早速毎日使っています。
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こうなるとお皿も欲しいな〜なんて、欲が出てきて。次にパリを訪れる際には、今度こそお店に足を運びたいと希望しています。

Alix D. Reynis
眺めているだけでも楽しいHPはこちら
posted by london-twosome at 15:50| Comment(0) | お買い物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする